しれいた山〜落沢岳〜鹿岳


- GPS
- 08:35
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,033m
- 下り
- 1,030m
コースタイム
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 8:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
写真
装備
個人装備 |
ヘルメット
ハーネス
ATC
スリング
カラビナ
アルヌン
|
---|---|
共同装備 |
ダブルロープ50m
|
感想
打田さんの藪岩魂を読んでずっと気になっていたしれいた山・落沢岳。
ようやく同行者が見つかり(しかも3人も!)いざ藪岩ハイキング!
調べていたら打田さんの本の落沢岳〜しれいた山への下りが悪そうなので、逆ルートで登り鹿岳と四ッ又山経由で周回するプランにした。
スタートから落沢岳まで踏み跡は薄く、ざれた急登は歩きにくい(チェンスパ有効)。
しれいた山と落沢岳の間の核心部は想像以上に悪く、念のため持参したロープが役に立った。
鹿岳が近づくと痩せた岩稜帯となり、このあたりが今回のルートでいちばん面白かった。
今回、天狗峠から鍾乳洞への道も楽しみにしていたルートではあったが、時間も押しているので四ッ又山を省略してマメガタ峠から下山した。
西上州好きのsnowkissさんに誘われ、snowkissさんのお知り合いで初めましてのお2人の計4人で、西上州はしれいた〜落沢岳〜鹿岳〜四ツ又山周回へ。鹿岳のふたこぶとその横のにある四つの頂が並ぶ四ツ又山は、離れた所から見るととても印象的な景観で、てっきりそちらがメインかと思っていたが、一般登山道の鹿岳〜四ツ又山の方ではなくて、バリルートのしれいた山〜落沢岳の方がメインだと。
踏み跡なし・細尾根・急勾配の、普通のバリハイと思いきや、一か所しれいた〜落沢間でロープ使用。ロープあってほんとに良かった。まさに備えあれば憂いなしだった。しかしあまりにも悪過ぎる。脆過ぎる。浮石、浮岩だらけ。どれも信用ならない。待っている間にも上からごろんごろんと大きな落石が、何度も落ちてきて生きた心地がしなかった。私めがけて飛んできたソフトボール大の石は、目の前の木に当たって反れた。ふうっ。浮石もろとも剥がされたくない。手で確かめ、祈るように足を乗せた。ここをリードしたsnowkissさんは、あっぱれだ。。
急な斜面の途中にある木に残置ロープがあったので(下からは見えないその先の終了点にも残置あり)、そこを目掛けて登ってみたのだか、落沢からしれいた方向に歩く人が、その残置で懸垂するのと、その逆方向に進んでその懸垂ポイントを登るのとでは、まるで危険度が異なってくる。登攀グレードは全然大したことないが、今までで一番リスキーな一か所だったように思う。たった一か所。されどその一か所。西上州の藪山、侮るべからず。よい経験になりました。しかしロープあっても、もう2度と登りたくないわ。
急勾配のアップダウンの繰り返しで、終始スピードがでない、と誰かのレポで読んだが、本当にその通りで四ツ又山は時間切れでエスケープ。天気が良くて新緑眩しく心洗われ、健脚の初めましての方とも知り合えて、楽しかったです。またよろしくお願いします。
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