安達太良山(沼尻登山口より)


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 846m
- 下り
- 840m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 6:42
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
安達太良山に登るのは3回だが、ここから登るのは初めてである。沼尻登山口には湯ノ華採取場の野湯に入るために2回ほど訪れたことがある。
登山口から数分登ると白糸ノ滝展望台に着いた。紅葉が鮮やかな渓谷の中に白糸ノ滝が見える。ちょっと登るとすぐに緩やかな道になる。
湯ノ華採取場へ降りる道との分岐を過ぎると、ぬかった急傾斜になる。しかしきつい登りは長くは続かない。傾斜が緩くなると左は切れ落ちた断崖、右は緩やかな斜面の道がなる。倒木で歩き難いところが一部あるが、楽ちんな道が続く。
このまま尾根上を行くと思っていたら、右に曲がり下りなる。水平トラバースから少し登ると、すぐ近くに小さな池が見えてきた。登山道はその池の横を通り、正面の岩の壁に向かう。ここは右に回り込み、大きな岩の間をよじ登ると壁の上部に出た。眼下に先ほど通り過ぎた池が見える。左右展望が開けた道を先に進む。
岩の小ピーク上に祠があるところに到着。ここが船明短海と思ったが、地図で調べたらさらに先の方だとわかる。帰宅後ネットで調べたら、この祠は船大明神とのこと。
火口の縁をたどる。安達太良山−鉄山間の道と合流して右に曲がり、正面の岩のピーク(安達太良山)に向かった。山頂付近には平日にもかかわらず沢山の人がいた。岩をよじ登って三角点と祠のある安達太良山頂上に立った。
風が強いので、写真を撮ってそこそこに次の目的地の鉄山に向けて出発した。矢筈森をスルーして少し下ると、鉄山の岩の壁が立ちふさがる。ペンキのマークを頼りに登ると5分ぐらいで登り切った。意外に大したことはなかった。回り込むようにして鉄山に到着。山頂から続く稜線はほとんど平らなので、ケルンと三角点がなければどこが山頂だかわからない。
強風を避けて鉄山避難小屋で休憩することにした。小屋の中には6人先客がいた。バナーでおでんを温めて食べた。
下山は胎内岩を経由で湯ノ花採取場を通るコースである。小屋を出発して、しょくなげの塔の横を通り、広く緩やかな尾根を行くと、柱状節理の岩場が切れ落ちている横を通る。眺望によい尾根道は低木が覆い被さる。ここは短パン、半袖は止めた方がよい。
しばらく行くと道が途切れているように見えた。その手前に溝があり、ここを下るようだ。溝の先にある岩の下の穴をくぐり向こう側に出る。ここから谷に向かって一気に下っていく。谷にたどり着くとそこは沼ノ平分岐だ。注意書きの立て札があり、平成9年に有毒な火山ガスによる遭難事故があり、立ち入り禁止になった旨の掲示がある。
細い沢を対岸に渡り、しばらく行くとさらに徒渉して右岸にもどる。さらに進むと湯ノ華採取場に到着した。沢は乳白色で35度ぐらいの泉温だ。以前2回ここに入湯したことがある。天然の露天風呂である。前日、磐梯山で転んだ時、腕に擦り傷をできてしまったので、入湯はあきらめた。上流で夫婦で来ていた旦那さんだけが川の湯に入っていた。
ここから作業道を使って駐車場まで行く。紅葉がとてもきれいだ。ザックから一眼レフを取り出し撮影しながら歩く。途中、白糸ノ滝の絶好な撮影ポイントがある。午後2時頃沼尻登山口に到着した。
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