なかばトレイル小辺路2014
- GPS
- 10:27
- 距離
- 66.8km
- 登り
- 4,304m
- 下り
- 5,032m
コースタイム
- 山行
- 10:03
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 10:27
天候 | 曇のち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:ゴール地点熊野本宮から龍神バスで紀伊田辺駅、そこからJR |
コース状況/ 危険箇所等 |
世界遺産熊野古道小辺路は標識豊富で整備されており危険な個所は有りません。 |
その他周辺情報 | 大股バス停に自販機有り、三浦口に商店、橋の下に自販機有り。西中バス停から昴の郷までは自販機豊富。その他水場多し。 |
写真
装備
個人装備 |
ランキャップ
ファイントラック上下
コンプレTシャツ
アームスリーブ
モンベルJ
指切りグローブ
マルチポケットトランクス
ゲイター
Vテープ×5(腰
膝
脹脛)
Xテープ×2.大腿直筋キネシオ
内腿キネシオ
HAYASA2
クロスランナーパック15
エマージェンシーシート
GENTOS
固定テープ
薬一式
ツムラ
食糧
水
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感想
初参加のなかばトレイル小辺路だったが、今回は最初から余り気合入ってなかった。未体験の75kmのトレイル、ガツンと行って途中で潰れてしまうと回収も無いので帰れなくなる。又、福知山、加古川とフルマラソンが控えてるのも有り、ここで目いっぱい行くと秋冬のマラソンが終わってしまう。来年のトレイルラン大峯奥駈の予選も兼ねているレース。2回に分けた試走のタイムを合計すると11時間23分(水ヶ峰までのロードは試走してないので予想タイム)。奥駈の予選は13時間でクリアなのでこれは余裕。ゴール地点熊野本宮アクセス悪く16:45の最終バスに乗り遅れると家に帰れない。温泉入りたいから1時間余裕見て11時間45分が最低目標。1本前のバスが15:25だからあわよくば10時間25分とした。なんちゅう目標の立て方や。
トレランブームか今回は過去最多の60名の参加。大丈夫かな?ジョグノ繋がりのMさんや早駆5位のYさんとエールを交わし、Yさんに有名な生駒の山賊ことOさんを紹介して貰った。東山何度も年代別優勝されており今年もハセツネ年代別優勝されている凄い60代の方だそうです。この2人が優勝候補と見た。
朝4時に高野山、中の橋駐車場をスタート。雨あがりのせいか高度約1000mの高野山にしては気温15℃前後と寒くない。先頭集団で下り基調の国道371号線をキロ5前後で走る。このFunrundeさん主催の「なかばトレイル小辺路」だが、本来の小辺路ルートとは異なるルートが最初と最後。それは和歌山県が小辺路走るのを禁止してるかららしい。コースの約半分がロード又は林道、だから「なかばトレイル」だそうな。水ヶ峰分岐までの約9.6kmまで国道。朝4時の真っ暗闇の中、高野龍神スカイラインとも呼ばれる国道をヘッドライトの異様な集団が走る。夜空の星が無茶苦茶綺麗でした。曇だったと思ったが晴れてきたのか?
途中から登り基調になり先頭集団に付いていけなくなる。気にせずキロ7前後(感覚)で走る。水ヶ峰分岐で主催者の方から6番目ですよと声掛けられる。水ヶ峰分岐通過は57分。予想よりも8〜10分早い。
水ヶ峰分岐からはトレイルと林道を交互に走るが、暗くてトレイルの分岐解りにくく試走しといて良かったと思った。試走したお蔭か下りが得意なのか次々とパスし、大股手前でOさんYさんを含むトップ3名にも追いつき、大股バス停には1:46とまさかのトップ通過。しかし自販機でペット買ってザックからストック出してるロスタイムであっという間にトップ3名は前に行かれた。
今回は出来るだけ次の日にダメージを残さないことを課題とした。マラソンシーズンでもあるし出来るだけダメージは残したくはない。トレイルラン大峯奥駈は2日間で160kmのトレイルを走る。1日目で消耗し過ぎると2日目制限時間内でゴール出来ない。1日目の80kmを余裕持って走ることが時間内完走の条件と見た。トレイルラン大峯奥駈の1日目の積りで走る。その出来るだけダメージを残さない作戦として今回初めてストックを使用した。使い慣れてないので登りだけ使用。下りとロードはザックに仕舞う。今回のコース、ロードが延々と続いて山の登りが延々と続いて山の下りが延々と続いてまたロード、この繰り返し。メリハリが効いているコースなのでストック出し入れした方が速いだろう。山の下でストック取り出し、山の上でストック仕舞う。出し入れのロスタイムが気になるが下りとロード持って走るよりは早いだろう。
大股のペット購入とストック出し入れのロスタイムは多分4分程だったが、この後痛恨の道迷い!ていうか合ってたのに何故か違うような気がして住宅の中を一度戻ってしまった。このロスタイム約5分。暫くして後続ランナーに1人抜かれたと思う。桧峠までの坂をストックを使い快調に登ってゆく。しかしこの後桧峠過ぎて伯母子峠に向かうのにどんどん下って行くので分岐見逃したがと思いザックから地図取り出してコース確認する。試走した意味無いやん。ここでガーミンのベルトが切れてしまう。このトラブルで2分程ロスか。でも後続まだ来なく一人旅。
3:04に伯母子岳山小屋に到着。ロスタイム込で区間1:14。ロス無ければ多分区間1:07なのでまずまずストックの効果出てるみたい。ここで休憩してるといきなり4人程に抜かれる。流石に11分のロスは響いたか。先は長いのでゆっくり焦らず3分程休憩後出発する。上西家跡辺りで登り返しあったはずなのでここはストック仕舞わない。
下ってすぐに水場が有ったはずだが見落としたか枯れてたか?ガーミンのベルト切れたので手に持って走るがストックも持ってるので走りにくい。何度かラップボタンやストップボタンに触れてしまう。ポケット入れてもし落としたら勿体無いのでやっぱり持って走る。三浦口までの下りは石が滑って飛ばせなかった。やっぱりシングルトラックHAYASA兇任榔の時はダメみたい。全然グリップしなかった。恐々下って伯母子岳登山口通過は4:11。
三浦集落のトンネル辺りで道迷いしてるMさん発見。どうやらまた足首やられたようだ。橋の前で自販機に向かわれたMさんと別れると、また橋の辺りで先行者発見。橋で写真撮ってる間に姿見えなくなった。今回は結構写真撮った。この辺りも気合の無さを物語る。橋を渡ってから家の前で休憩されているランナーを1人パス。それからはまた一人旅だった。
三十丁の水到着は4:59と区間40分。ストック無の方がタイムはむしろ速いかも。出し入れのロスタイムを考えると無い方が絶対速いな。でも楽さが全然違う感じ。今回脚攣らなかった。追い込んでないのもあるがストックの使用も大きいと思う。今回はダメージ残さないのが目的なのでこれで良かったと思う。
給水タイム約4分後出発。ここでガーミンのラップボタン押す積りが何故かボケてストップボタン押してしまう。後でガーミン見たら時計止まって何でと思ってもう1回スタート押す。この間約2分位か(携帯の時計とガーミンタイムの時差から)。疲れているのか?
三浦峠は5:25到着(以下携帯時計にて計測)。ザックにストック仕舞い、ザックのポケットに入ってた薬一式をザックに仕舞い、ザックのポケットにガーミンを仕舞う。5:31出発。三浦峠出る時ランナー1人後ろから来たが休憩された。
西中バス停通過は6:18(区間47分)。まだ水あるので休憩せずそのまま昴の郷へ向かう。
ここから昴の郷までの約8kmの区間またロード。前のランナーはまだ見えない。ハムと臀筋が痛くて走れない。ハムと臀筋のテーピングをしてくれば良かった。昴の郷通過は7:13(区間55分)。キロ7分半位。LSDやな。
トンネル越えて落ちそうな怖い吊橋渡ると果無峠の登山口が有り、そこで給水しザックからストック出す。ここからは激坂の連続なので気合を入れ直す。約4分後出発。
一度激坂やり過ごすと一旦果無集落に入る。ここで民家の中を通る(小辺路は民家の中を通るルートが多い)が住民の方に先行ランナーどの位前に通過したかを聞く。10〜15分前と聞き、それは追いつくのは無理だろうと思った。
しかし最後の激坂と言い聞かせストックのお蔭もありガツガツ登って行くうちに観音堂手前で先行ランナーをついに捉える。観音堂到着は8:23(区間70分)。最後の給水して8:24出発。
だがやはり疲れたか果無峠到着は8:43(区間19分)。この辺から雨が降ってきたか。ここで又ストック仕舞い8:48頃(多分、時計見るの忘れた)出発する。
ここからの下りが平たい石が多く滑って思うように走れない。観音堂手前で抜いたランナーにも抜き返された。七色分岐通過は9:10(区間22分)
その後雨が激しくなりウインドブレーカーを出す別の先行者を1人抜く。七色集落まで一気に下るがここも滑って殆ど走れない。最後の集落を横切るコンクリートの階段でもズルズル滑る始末。多分苔でもソールに付いてしまったんだろうか?七色バス停通過は9:24(区間14分)
その後はひたすら国道168号線約8kmをゴールまで走る。あと1時間で走れば10:25でゴールで温泉入って15:25のバスで帰れるはずだが脚が持つかどうか。
ハムとお尻は終わってる。腸腰筋はまだそんなに疲れてないので腸腰筋を効かすように走ってみると何とか脚もってくれた。10:22:10位でゴール。区間57分と最後の区間平均キロ7'07。
15:25のバスまであと1時間しかなく、ゴール後慌てて風呂に行ったので順位聞くの忘れた。多分6位とか言ってたような。でも他の人の話聞くと1人人数合わないような気がするので7位かもしれない。1位はやっぱりYさんで9時間12分とのこと、風邪引きなのに流石です。2位もやっぱりOさん(だったと思う)で道迷い無ければ1位だったかもらしいです。
作戦としてトレランポール(BD社のディスタンスFL)を使用したが、これはダメージ削減に役立ったと思う。2日経った現在も前腿が酷い筋肉痛でふくらはぎが普通の筋肉痛で、ハム、お尻の筋肉痛は無い。登りで使うハム、お尻の筋肉のダメージはやわらいだように思う。タイムは出し入れする手間を考えると無いほうが速いかもしれないが。
シューズの選択をアディゼロジャパン1かアディゼロマナ7かシングルトラックHAYASA兇砲垢襪で迷ったが結局HAYASA兇砲靴拭1を計算に入れてなかったので下り思うように走れなかったが結果的には今持ってるシューズではベストの選択だったと思う。ジャパンならソール薄すぎて長いトレイルの下りで岩踏んで足裏の骨痛めていただろう。マナなら硬すぎて着地衝撃きつすぎて走れず今よりもっと酷い前腿の筋肉痛になっていただろう。
今回は脚攣り無かった。ツムラ持参したが要らなかった。マグマバーリーとアスリートソルトを採っていたのとあまり追い込んでないからだろう。内腿のキネシオも効いたかも知れない。追い込めば10時間は切れたかもしれない。あと雨でも滑らないトレランシューズが有れば。
補給はジェル×8(1ヶ余る)、アミノバイタル顆粒×4、L-グルタミン×1、スーパーヴァーム×1、ここでジョミ×1、お握り持参したが食べずに行けた。
水はペット500ml×1持参(アミノダイレクトを溶かす)、大股でダカラ1本購入(マグマバーリーを溶かす)、三十丁の水で約900ml(アミノダイレクト、マグマバーリーを溶かす)、果無峠登山口で1本半位か(忘れた)、観音堂で300ml位か(ここも忘れた)、最後の国道に出てから多すぎて少し捨てたので観音堂の給水は余計だったかもしれない。国道に出れば最悪自販機も有るし。
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