晩秋の冬型のときは七つ森:(旧)七薬師掛け
- GPS
- 07:43
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,307m
- 下り
- 1,307m
コースタイム
天候 | 曇り時々雨時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし。雨の時は岩も泥も滑りやすいので注意 |
写真
感想
この連休はその前から高圧帯に入っていたので、11月1日までが良い天気だと思っていたのだが、高気圧の背面になって雨、2日は天気図的には低圧帯なので、いかにも良くはないのだが、一部の天気予報では一時的に晴の予報。近くの山なら行けるかな?でも日本海に低気圧、その後ろには寒気を伴う高気圧ですぐに強い冬型になり、そうなると山は雨、低温、強風が予想される。2日の一時的晴れも、冬に良くある擬似好天で、長くは持たない、なんて考えていた。一応5時過ぎに起きてみたら濃霧、やっぱりだめかとまた寝たら8時にはすっかり晴れていた。13時にはすっかり曇りで山も見えなくなっていたので、擬似好天ではあったのだが、数時間あれば行ってこられたか。考え過ぎで機会を逸してしまった。もう3日しかないじゃない。今年初めての本格的冬型、1000m以上では脊稜の山は勿論、太平洋側でも悪天、強風間違いなし。天気の話で長くなったが、とにかく歩いてきたいので、天気は平地と近い七つ森に行ってみることにした。七つ森は登山を再開するにあたって、手始めに行って、文字通り痛い目(膝)にあった所なので、十分な運動ができそう。
信楽寺跡前駐車場は20台可。7:20到着で他の車はなし。今は晴れている。すぐに分岐を七薬師掛けコース−松倉山方面へ。最初は草地、次いで杉林の中の緩い登りだか、すぐに急登が始まる。標高差200m程度なのだが、直登でなかなかきつい。ロープが張られている。東のピークとの間の稜線上に出て、左にさらに上り、少し左に出て、三角点に到着。少し戻り、北上し、松倉山山頂の標識のある所を通って、急な下りにかかる。杉林の中の鞍部の分岐に出て、左へ撫倉山方面へ。しばらく緩い登りのトラバースが続くが、林に入って、右へ急登が始まる。稜線上に出ると登りは緩くなり、撫倉山山頂へ出る。山頂は今日は仙台方面の展望が良いが、山の方は当然雲が押し寄せていて見えない。大倉山方面へ下りにかかるが、しばらくは狭い岩稜の道が続く。梯子のある下りを後ろ向きで下るところもあり。その後、樹林帯の土の急な下りで、ロープにすがり下る。鞍部から直進で大倉山方面へ向かう。石と泥の多い急な登りで、登り着くとすぐ右が大倉山山頂だが、戻って直進で三角点へ。そのまま直進して急な下りとなる。ロープはなし。平坦になると自然歩道に合流する。少し行くと蜂倉山の分岐ですぐ急な登りとなり、蜂倉山に着く。歩いている時は時々雨が降るようになってきた。大した事はないし、山頂に着いたら雨具を用意しようかと思うが、着くと止んでいたりで、結局今日1日雨具は出さなかった。
蜂倉山から鎌倉山の間は少し長い。最初は緩いが、急な下りとなり、岩の多い所をトラバースする所もある。下り着くと自然歩道に合流するが、緩い登りで鎌倉山に近づく。鎌倉山方面の道標から急登が始まる。鎌倉山は湖畔から登る人が多いのか、山頂の周りも柵で整備されている。薬師如来もここだけ屋根付である。鎌倉山も山頂付近の下りは緩いが、急な下りとなり鞍部に着く。直進で遂倉山へ向かう。遂倉山は、山容は最も尖っているのだが、道はジグザクを切ってあって登りやすい。時間も掛からず遂倉山山頂へ。今日は風が強いし、周囲も見えないので鉄塔には登らなかった。元の道を戻り、山頂から少し下った所からたがら森に向かう道に入る。他と同じような急な下りとなるが、段々両側が切り立った稜線上を行くようになる。たがら森への道標がある所が下り口である。そこを通過して暫く登るとたがら森山頂に至る。
これでピークは7つ登ったけど、帰りはどうしようかな。時間は掛かるし登りもあるけど、やっぱり、山の中の自然歩道を通って信楽寺跡まで戻ろうか。先程の道標のある下り口に戻って、本当に急な所を沢に向かって下るが、ここは、ロープがあって助かる。直ぐに緩くなって沢沿いを下るようになる。しばらく下ると左に鎌倉−遂倉鞍部への道が分かれるが、わかりにくい。別の沢沿いに登っていくが、沢から離れ、一度急になってから緩い登りで鞍部に着く。鞍部を直進で湯名沢方面へ向かうが、暗い杉林の中を緩く下っていく。途中浅い沢を渡渉する所がある。さらに進むと自然歩道に出るが、ここは左に向かう。しばらく下ると道標があり、右に大倉山方面への登り道に入る。ずっと杉林の中であるが、途中巨石がゴロゴロしている所がある。緩くなると大倉−蜂倉の道に合流する。左へ向かい大倉−撫倉鞍部に着く。ここからは撫倉山を回る様に梅ノ木平、おどろき展望台を経て七ツ森遊歩道入口に到着する。写真では天気良さそうに見えますが、今日は、一日小雨が降ったり晴れたりだった。冬型の気圧配置なので仕方がない。今日出会った人は高校か中学のワンゲルらしいパーティーが2組、他は2組3名だけだった。
コメント
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今年は冬の訪れが早いようで、本格的な積雪で登山道が埋まるまでのこの時期は何処に行くのか難しいところ。そんなときはkyenさんのレコを覗くのが相場となっております。七つ森でしたか。
笹倉山は登ったことがあるのですが、七つ森は未踏なのでいつか訪れようとは思っているのですが、そう思っているうちに2年が経ちました。そんな山は意外と多いのかもしれないですね。
赤ん坊もクビがすわってきたのでそろそろ連れ出したいのですが、小雨があるとなると赤ん坊を連れて行きにくく、自分の体調不良もあって三連休は機会を逃してしまいました。本格的な冬が来る前に、一度は下界と違う空気を経験させたいものです。
derakkumaさん、こんばんわ。
この連休、天気が良かったら大滝から船形山−後白髪山往復を考えていたんですよ。今年は小荒沢林道が結構通れるようだし、今まで大滝から行ったことないので。後白髪山は大滝からが最短みたいですよ。でも、この天候だし、七つ森は苦肉の策でした。
koderakkumaさん、もう山に、ですか。まだ早いような。将来が楽しみですけどね。
kyenさん、こんばんは。
仙台周辺の数百mの低山、意外に山 深い感じが味わえ、低山歩きの楽しさを覚えました。中でも七ツ森、標高は低いけど意外に急登、急降下の連続でしごかれますよね 。小さいけど小癪にもっこりのもあるし、岩場もあるし、とっても懐かしいです 。
遂倉山登り途中の、写真45のタガラ森山頂への標識、しっかり覚えています。小生、この標識の前で、しばし逡巡しました。が、そこはビビり のodax、結局最後の、「廃道 注意」が、赤信号に見えて、七ツ森コンプリートをあきらめました。
kyenさん今度歩かれたら、あの標識に一字付け加えて、おいてください 。最下行真ん中に「ゾ」と。仙台方面に行ったら、リベンジ に行きますので。
「廃道ゾ(はいどうぞ)注意」なら、黄信号程度の感じで、注意して行けそうですから 。
odaxさん、こんばんわ。
あの「たがら森」への標識、よく見ると「頂上よりの下りは廃道注意」なので、たがら森から里へ下る道のことみたいですよ。(これも行けるようですが)たがら森までは結構踏まれていました。でも鞍部からの下りはすごい急、下りはロープにすがって降りました。
今回、七つ森に行ったのは気象条件の為でした。それに時々雨に降られても樹林帯なので楽でした。低山でも、なかなか厳しい山ですが、ほぼ平地なので、まだ紅葉が楽しめたのは良い点でした。
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