堂津岳(奥裾花観光センター)
- GPS
- 12:18
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,034m
- 下り
- 1,034m
コースタイム
05:07奥裾花観光センター駐車場
05:38 戸隠西岳連峰看板 05:40
05:44 自然園入口休憩舎
05:00 登山口
06:50 稜線分岐
08:12 奥西山 08:14
09:01 奥西山/堂津岳コル
11:04 堂津岳 11:59
---ショートカットを狙うが竹藪から抜け出せず30分以上格闘---
14:34 奥西山
15:55 稜線分岐
16:45 登山口
17:25 奥裾花観光センター駐車場
天候 | 9時頃まで曇り、その後急速に快復して快晴・青空 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(松本ー奥裾花観光センター:104.6km) ▇復路:奥裾花観光センター駐車場ーブナと水芭蕉ラインー県道435号ー国道406号ー<東和田>ー県道375号ー<南長池>ー県道58号ー<須坂長野東IC>ー上信越自動車道ー<更埴JCT>ー長野自動車道ー<松本IC>ー松本市内 ▇駐車場:観光センターの駐車場は300台駐車できる無料の駐車場で24時間出入りできますが、料金所で入園料410円(6月から200円)を徴収されるようです。きれいな水洗トイレが2ヶ所に併設され、登山届けもここで出せるようです。 マップコード:535 419 220*33 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▇駐車場ー稜線分岐 駐車場から自然園に向かって林道を歩きます。終盤ですが路肩の桜がきれいです。45分ほど歩くと休憩舎がありトイレがあります。休憩舎から5分ほど歩くと右側に「こうみ平・吉池」の標柱があり、左側には「中西山登山道」の標柱があります。堂津岳の標記はありませんが、ここが堂津岳の登山口です。 登山口から雪はありません。中盤辺りまでは夏道を歩きますので登山道は明確ですが、雪がでると登山道は不鮮明になります。昨晩の雨は、ここは雪だったようです。 稜線には雪庇がありますが、右側に少し移動すると容易に這い上がれます。 ▇稜線分岐ー奥西山 稜線に這い上がると夏道の登山道から始まります。雪もときどき出ますが大半は藪の夏道です。笹や竹だけの藪なら押し分けて進めますが、ツル系が伸びて竹に絡みつき行く手を阻みます。この山域で有効なアイテムは鎌(カマ)のような気がします。 ▇奥西山−堂津岳 奥西山から堂津岳へのコルに下ります。最初は藪の夏道ですが、コルが近づくと雪がでてコルにはまだ十分な雪が残っています。コルからはしばらく快適な雪道ですが、雪が切れて藪と雪の交互になるとルートが不鮮明になります。帰路、短い雪道は歩かず夏道をたどりましたが、笹などの藪はありますがネマガリダケは処理されているのか夏道上にはありませんでした。 目の前に堂津岳が迫ると、露岩のヤセ尾根です。両サイドは切れ落ちていて、手がかりの少ない場所もあるのでストックを使って慎重に通過します。ザレている場所もあるので、雪があった方がいいのか微妙ですが、落ちたらただではすまないでしょう。 ヤセ尾根を過ぎると雪がでます。雪は山頂まで(もっと先まで)繋がっています。 雪が出始めるとともに、真新しい熊の足跡もでました。熊の姿が見られるかもしれないと足跡を追いましたが、山頂手前で谷側に下っていました。 山頂には十分な雪があり、文句ない360度の展望を満喫できました。 |
写真
感想
毎年3月末に年度末を迎えるこの時期はいつも忙しいが、今年10月から導入されるインボイス制度の関係で、早めに準備を始めたおかげで決算関係や総会の準備が整いGW休暇は9連休となった。
ところがコロナ禍で県を跨ぐ移動は極力避けてきたことで処理ができていないことが多々あり、信州のお役所からお叱りのお呼び出しがあった。
お役所といえば平日業務、GW中日の1日と2日がつぶれてしまう。そこでお役所関連は1日で片付けるべく29、30日の休日に準備をして、4月30日深夜に信州に入った。
コロナ禍がだいぶ緩和されたGW、信州の観光地はどこも激混みだろう。「ゆっくり・のんびりの北アテン泊」も中断しているので考えたが、いまはテン場も制限されているので、果たしてのんびりできるか...
そこで駐車場は広いが、訪れる人は少ないと思われる奥裾花から堂津岳と東山へテントを担いで行くことにした。
例年、林道大川線は冬期通行止めで、GW直前に開通することが多い。このため、YAMAPの活動日記をみても直近のレコがなく雪や藪の状況が得られなかった。
そこでテン泊装備(70L)と日帰り装備(45L)の2つをパッキングして奥裾花の観光センターへ向かった。ここで得られた情報では、稜線の雪庇は小さくなっているものの稜線には全く雪がなく夏道が出ていて、藪が起き上がりテントを張る場所がないというものだった。
広い駐車場には4台ほどの駐車しかなかったので、静かな山中が期待できた。4時に起きた。気温は2℃と結構寒い。ゆっくりと朝食を摂り、テン泊ザックはあきらめ日帰りザックで初日は堂津岳に向かった。
稜線直下でソロのヤマッパーさんに追いつき、前後して山頂に向かった。藪漕ぎはそれほど嫌いではないが、藪に竹が多いのはまいった。さらにツル系が絡みつき行く手を阻み苦労したが、山頂では好天に恵まれ360度の展望を満喫できた。
翌日は東山に登る予定だったが、前日の藪漕ぎの疲れか車中泊で目覚めたのは6時を過ぎていた。二日続けての稜線までの激登り、昨日は気温も低く朝はガチガチの登山道だったが、帰路は雪質も緩み泥濘の登山道だった。稜線まで登るのが一番シンドイように思えた。カメラの予備バッテリーと充電器を車に積み込むのを忘れた。東山はまたの機会にしよう。シュラフにまた潜り込んだ...
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