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Yamareco

記録ID: 5421275
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ハイキング
甲信越

信州塩田平の奇峰・宮沢コースから独鈷山往復

2023年04月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
02:31
距離
4.1km
登り
707m
下り
701m

コースタイム

日帰り
山行
2:11
休憩
0:20
合計
2:31
距離 4.1km 登り 707m 下り 714m
12:02
7
12:09
14
山之神
12:23
27
「午」
12:50
17
「酉」
13:07
7
「戌」
13:14
1
沢山湖コース分岐
13:15
3
稜線十字路
13:18
13:38
3
13:41
1
13:42
5
沢山湖コース分岐
13:47
14
「戌」
14:01
17
「酉」
14:18
10
「午」
14:28
5
山之神
14:33
千本桜の里
天候 晴れ後時々曇り
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
宮沢登山口の駐車場に駐車。
『キャラメルハウス』(自宅)から宮沢登山口まで、安房トンネル─松本トンネル─三才山トンネル経由で、片道約170 km。
コース状況/
危険箇所等
十二支登山道の「酉」と「戌」の間は地面が脆い、急坂、道幅が狭い…という悪条件が揃ってる。特に下りは慎重さが必要。
駐車場近くのトイレです。ちゃんと水が流れました。
2023年04月29日 11:55撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 11:55
駐車場近くのトイレです。ちゃんと水が流れました。
駐車場を出発します。登山バッジを扱う現金屋商店の前を帰りに通りましたが、今日は(も?)閉まってました。
2023年04月29日 12:02撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 12:02
駐車場を出発します。登山バッジを扱う現金屋商店の前を帰りに通りましたが、今日は(も?)閉まってました。
防獣ゲートをくぐりました。
2023年04月29日 12:03撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 12:03
防獣ゲートをくぐりました。
十二支登山道の「寅」で林道は終わり、登山道になります。
2023年04月29日 12:07撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 12:07
十二支登山道の「寅」で林道は終わり、登山道になります。
ナメ滝の横に道が付いてます
2023年04月29日 12:08撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 12:08
ナメ滝の横に道が付いてます
山之神。登山道は右側を進みます。
2023年04月29日 12:09撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 12:09
山之神。登山道は右側を進みます。
さっそく対岸に渡ります
2023年04月29日 12:09撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 12:09
さっそく対岸に渡ります
また、みえて来ました。
2023年04月29日 12:12撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 12:12
また、みえて来ました。
「卯」ですね
2023年04月29日 12:13撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 12:13
「卯」ですね
「辰」です
2023年04月29日 12:16撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 12:16
「辰」です
「巳」です
2023年04月29日 12:19撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 12:19
「巳」です
「午」の手前で、渡渉。
2023年04月29日 14:18撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 14:18
「午」の手前で、渡渉。
「午」です
2023年04月29日 12:23撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 12:23
「午」です
「未」です。このペースだと、頂上に着くかなり手前で「亥」まで行きそうでしたが、ここから間隔が開きます(苦笑)。
2023年04月29日 12:27撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 12:27
「未」です。このペースだと、頂上に着くかなり手前で「亥」まで行きそうでしたが、ここから間隔が開きます(苦笑)。
「申」です。「未」から10分近くかかってます。
2023年04月29日 12:36撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 12:36
「申」です。「未」から10分近くかかってます。
ロープが出て来ました
2023年04月29日 12:46撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 12:46
ロープが出て来ました
「酉」です。「申」から15分近くかかってます(苦笑)。
2023年04月29日 12:50撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 12:50
「酉」です。「申」から15分近くかかってます(苦笑)。
「酉」の前から、蓼科山がよくみえました。
2023年04月29日 12:51撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 12:51
「酉」の前から、蓼科山がよくみえました。
「戌」です。「酉」と「戌」の間が一番足許が不安定で危険!
祠のなかのイヌの像を真正面から撮ろうとすると、登山道を外れた不安定な箇所に足を置くことになるトラップが…(汗)。
2023年04月29日 13:07撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 13:07
「戌」です。「酉」と「戌」の間が一番足許が不安定で危険!
祠のなかのイヌの像を真正面から撮ろうとすると、登山道を外れた不安定な箇所に足を置くことになるトラップが…(汗)。
沢山湖からのコースが合流して来ました
2023年04月29日 13:42撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 13:42
沢山湖からのコースが合流して来ました
頂上まであと3分
2023年04月29日 13:15撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 13:15
頂上まであと3分
独鈷山頂上に到着。背後は、蓼科山です。
2023年04月29日 13:18撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
4/29 13:18
独鈷山頂上に到着。背後は、蓼科山です。
信州百名山独鈷山。背後は、浅間山です。
2023年04月29日 13:19撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
4/29 13:19
信州百名山独鈷山。背後は、浅間山です。
頂上に鎮座する「亥」
2023年04月29日 13:19撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 13:19
頂上に鎮座する「亥」
妙高山・火打山方面と塩田平の広がり
2023年04月29日 13:19撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 13:19
妙高山・火打山方面と塩田平の広がり
北アルプス方面
2023年04月29日 13:20撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 13:20
北アルプス方面
美ヶ原
2023年04月29日 13:20撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 13:20
美ヶ原
浅間山方面
2023年04月29日 13:21撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 13:21
浅間山方面
四阿山方面
2023年04月29日 13:21撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 13:21
四阿山方面
槍穂連峰。こっちは雲が出て来ました。
2023年04月29日 13:23撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 13:23
槍穂連峰。こっちは雲が出て来ました。
御座山から奥秩父、蓼科山にかけて
2023年04月29日 13:37撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 13:37
御座山から奥秩父、蓼科山にかけて
下山開始します
2023年04月29日 13:38撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 13:38
下山開始します
赤字が滲んでて読みづらいですが、「滑落死亡現場」でしょうか…(汗)。
2023年04月29日 13:46撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 13:46
赤字が滲んでて読みづらいですが、「滑落死亡現場」でしょうか…(汗)。
「寅」(林道終点)まで戻って来ました。
2023年04月29日 14:30撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 14:30
「寅」(林道終点)まで戻って来ました。
駐車場の傍に「丑」が居ました。
2023年04月29日 14:33撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 14:33
駐車場の傍に「丑」が居ました。
クルマで帰る途中に撮った「子」(苦笑)。
2023年04月29日 14:42撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
4/29 14:42
クルマで帰る途中に撮った「子」(苦笑)。

装備

個人装備
長袖シャツ 半袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック ザックカバー 行動食 飲料 ライター 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 日焼け止め ロールペーパー 保険証 時計 携帯 タオル スパッツ サングラス

感想

 独鈷山といえば、「独古 勇」を想い出す(爆笑〜!!!)。

 独鈷山は、『信州の鎌倉』と称される塩田平のシンボルともいえる奇峰で、上田電鉄別所線に乗ればそれがよく分かる。私が信州大学に在籍してた頃、当時購読してた『山と溪谷』に独鈷山を紹介する記事が載ってたことがあり、行く気マンマンで1:25,000地形図『武石』を購入し、地図に無いルートを『山と溪谷』の地図をみながら書き写してたものである。「国鉄上田山岳会ピーク」とか(苦笑)。しかし、貧乏学生にしてみると、三才山トンネルの通行料金がネックだったんだろう、実際に登りに行く機会もないまま卒業してしまい、そのまま省みられることも無かった。改めて独鈷山に登りに行こう!と思ったのは、2021年の秋に塩田平の夫神山に登りに行った時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3730507.html)に、別所線の車窓からその姿をみた影響が大きい。本来であれば、塩田平側から登るべきなんだろうけど、クルマでのアクセスの便利さ(ネックだった三才山トンネルも無料開放された!)と駐車場の問題で、今回は、塩田平からみると裏側に当たる宮沢コースからの往復を企画した。
 日記(https://www.yamareco.com/modules/diary/225464-detail-298172)にあるように、4月29日は『北陸おでかけtabiwaパス』を使って糸魚川の山に行くつもりだった。しかし、アプリのサーバの問題とかでチケットが表示されないトラブルが発生。糸魚川ゆきは断念し、急遽、独鈷山に行くことにした。もともと弟子(妻)との月例ハイクの5月分の行き先として独鈷山を計画してたので、簡単に往き先を変更出来た。弟子は付いてこなかったケド…(苦笑)。
 一旦電車で出発して『キャラメルハウス』(自宅)に戻って来てからの出発になったため、『キャラメルハウス』をクルマで出たのは8時半、宮沢登山口に着いたのは12時前だった。この時間になると、すでに登頂を終えてクルマに戻られる登山者の姿もあった(苦笑)。登山口の駐車場の近くには簡易トイレがあり、ここで用を足してから12:02に出発。すぐに防獣ゲートがあり、ここでゲートを開閉して先に進む。車道なのは最初の3分ほど。「滑落事故多発」の警告看板から先は登山道となる。この警告看板と道を挟んだ反対側に祠があり、「十二支登山道 寅」と横に立札が立ってる。そういや、登山口の駐車場の傍にも似たようなモノがあったな。あれが「丑」だったのか…。意識し出すと目に付くもので、全部の干支を確認してしまった(苦笑)。
 登山道に入るとすぐに沢沿いになり、山之神の傍で一旦渡渉し、再び右岸に戻ったところで「卯」が登場。「十二支登山道」と言うからには、全コースを12等分して、1/12ごとに干支の祠があるのだな。頂上には「亥」の祠が居るのか…と早合点したけど、頂上に「亥」が鎮座する以外はハズレ(苦笑)。というのは、「卯」から「未」までは3〜4分ごとに現れたから。このベースだと頂上行く前に「亥」になるな(苦笑)…と思ってたら、「未」から先は間隔が開く。「申」をみるまで10分くらいかかった。しつこいくらいに掲示してあった「きのこ山なので立入禁止!」という警告表示をみなくなり、ずっと沢沿いを歩いてたのに水音がしなくなってくると、沢を離れてジグザグに斜面を登ってく。足場が脆くロープも出始めた。木々の間から蓼科山がみえるようになってくると、尾根の上に乗り、そこに「酉」が鎮座していた。
 一旦尾根に乗るも、反対側の沢筋に道が付いてる。「酉」から「戌」までの間は地面が脆く、道じたいも細い急斜面。登山道が整備されステップが切られてるからどうにか登れるけど、これが無かったらかなり難渋するだろう。難所を通過し、「戌」の祠が登場する。すでに登山口から60分以上経過してるけど、ここまで来たら頂上までノンストップでしょ。この「戌」の祠、祠のなかのイヌの像を真正面から撮ろうとすると不安定な箇所に足を置くことになるので、撮影時には注意が必要。「戌」を過ぎると傾斜は幾分緩くなり、沢山湖からのコースを合流するとすぐに稜線十字路に到達。ここには「頂上まであと3分」の看板があり、これをみて俄然元気になった(苦笑)。ひと登りで、「亥」の待つ独鈷山の頂上に13:18に到着。
 頂上からは、蓼科山、浅間山、四阿山、妙高山、北ア、美ヶ原…と、360度の展望を欲しいままにした。時間が遅いせいか、他の登山者の姿をみなかった。みんなもう下山してしまったんだろう。20分頂上に居て、13:38に下山開始。「戌」から「酉」の間は上りからは想像つかないほど歩きづらい。滑落しないように慎重に通過。「酉」を過ぎればそこまで酷い箇所も無いので、緊張も解けた。14:33に、「丑」の待つ駐車場に戻った。
 「酉」─「戌」間の険しさにその片鱗はあったものの、「塩田平の奇峰」に登りに行ったハズなのに、あまり奇峰らしさを感じなかった。奇峰らしさを感じたかったら、やっぱ、塩田平側から登らないとダメなのかなぁ〜?

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