揖斐から伊吹へ赤線をつなげる


- GPS
- 11:31
- 距離
- 34.6km
- 登り
- 2,416m
- 下り
- 2,238m
コースタイム
- 山行
- 11:26
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 11:44
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北尾根から伊吹山山頂は自動車専用道路になっていますし、路肩は殆どありません。 歩きは自己責任にてお願いします。 |
写真
感想
赤線をいよいよ能郷白山と伊吹山の間につなげたく出かけました。
2日行程で考えていたのですが、天気の悪化に伴い、一日で駆け抜ける為に、トンデモナイ時間の出発になりました。
それでも、終日雨となり、辛い山行となりましたが、無事、赤線は繋がりました。
ちなみに、雨の為に写真は殆どありません。
以下、詳細の記録です。
当初、揖斐駅から池田山に登り尾根上の林道を経て、古屋の集落に下るという2日行程だった。
ところが天気がどんどん悪くなって行く。最後に考え着いたのが、古屋まで歩きさざれ石コースを登り伊吹山を経て近江長岡に行くナイトハイクコースだった(笑)。
こうして、限りなく雨を避けて望んだ山行だが、深夜の揖斐駅に着いた時は雨が降っていた(涙)。
もうどうする事も出来ず覚悟を決めて、雨具を着て歩き出す。しばらくは揖斐の街並みが続くが段々暗くなる。怖いので、ラジオをつけて、動物避け兼気晴しとする。やがて、両側から山が迫り、川が激しく流れる。
幸い、春日は比較的集落が点在しており、灯りを見てホッとする。自分が決めた結果とはいえ、夜明けが待ち遠しい(笑)。一方で眠気が襲ってくる。雨がしとしと降っていたが、ちょうどいい感じの屋根付きのバス停の待合室があり、その長椅子の上で横にならせてもらう。
30分ほど仮眠して、寒さで目が覚めた。でもおかげで元気になった。
やがて、春日川合を通過。ここで道は双方向に別れる。
国見岳スキー場への道を見送って古屋に向かう。突然、道が寂しくなる。暗闇の中に光る二つの目!
動物がこちらを見てる。一瞬、ギョッとするが大きさ的には小動物らしい。ホッとするが怖いので、ヘッデンで前を隈無く注視しながら歩く。
古屋近くなってきてようやく空が白みだした。相変わらず、雨は降り続いている。
ここから、さざれ石公園に向かう。
さざれ石公園より登山道となるのだが、しばらくは林道をぬう様に道がつけられている。鹿避けの柵を過ぎるといよいよ登山道。ジグザグに高度を上げて行く。道自身はよく踏まれた良い道だ。高度があがるにつれて風が出てくる。
風雨で当然視界はほとんどない。稜線に出たかなという感じのところにようやく出てからしばらく歩くと北尾根への分岐に到着。そこから少し歩いて、自動車専用道路に突然飛び出して、登山道はそこで終わっていた。
天気が悪いのに車が時折通る。自動車専用道路は全く人の歩く路肩の余地はなさそうだ。
仕方なく、谷側のガードレールの外側を歩くが、ところによっては余地がほとんどない。また場所によっては植生保護とかグリーンのネットをガードレールの外側にかけている。そもそも自動車専用道路なのだから、何故、ガードレールの外側にグリーンのネットを張る必要があるのか!
どう考えても登山者に対する嫌がらせ的な感じがする。
もともとあった登山道を潰してしまったからこんな結果になっている。そして、仕方なくガードレールの外側を歩く登山者でところどころ踏み後が出来ていた。約2キロぐらいの車道脇歩きを経て駐車場に着いた。
風雨は激しさを増しつつある。駐車場から山頂までもう一登りであった。山頂に近くなると風がいよいよ強くなってくる。
見覚えのある日本武尊の像が出て来た。
やっと山頂に到着したが、休むような状態ではない。寒くて山頂小屋に入りたいがずぶ濡れで入れない。やっと見つけた雨が凌げるところがトイレの前。ここで立ったまま、おにぎりを頬張り、すぐに下山開始とした。
近江長岡の上野登山口に下山し始めたが、風が強く寒い。下まで降りるときっと風はおさまるはずと考えて下り続ける。
こんな生憎の天気なのに、下から登ってくる人がいるのには驚く。
ある程度、降りたら、ゴンドラ山頂駅が見えた。やっと、ホッとした。ゴンドラ山頂駅が三合目なので後少しだ。ゴンドラが動いていたら、ここで終わりにしても良いのだが。しかし、生憎休止中。
三合目からは後少しと思ったが結構ある。途中で登山道がわからなくなり、強引にスキー場を斜め下りしたりしながら、なんとか上野登山口に到着。
これで赤線が一気に大峰山から荒島岳まで繋がった!
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