記録ID: 544644
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原
君ヶ畑から御池岳 下りは錦秋のT字尾根
2014年11月08日(土) [日帰り]
onisan
その他5人
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 916m
- 下り
- 919m
コースタイム
5:30自宅―7:30君ヶ畑登山口―8:08尾根―8:30送電線鉄塔―9:20真の谷分岐―9:40土蔵岳9:50―10:10テーブルランド―10:17東ボタンブチー10:53奥の平―11:00頂上手前で昼食11:30―11:24尾池岳山頂―11:47ボタンブチ手前の崖12:00―12:05ボタンブチ―12:25青のドリーネ―12:51T字尾根下降開始―14:00T字交差点14:10―14:21林道―15:32駐車地
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰りは、今日の伐採作業は終了していて難なく通過する事が出来ました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場には登山届投函箱があります。ここから登られる際には、登山届の提出は必須と思われます。登山口は迷うことはありません。すぐに御池川支流をバチャバチャと渡ります。 「ノタノ坂・茨川」の標識に従って下ると鉄橋のかかった川があり、これを渡ります。この鉄橋は頑丈ですが、そのあと幾つか現れる小さな鉄橋は傾いていたり、壊れていたり、使い物にならず、橋の横ちょを渡ります。山肌のトラバース道は狭く、慎重に辿ります。ノタノ坂は急登、ぜいぜいゼイゼイ。尾根に登りつきひと息つきます。緩やかに尾根を登り、送電線の鉄塔をくぐってさらに尾根を進みます。真の谷への分岐には、中部電力の「鈴鹿幹線L197・R194」の標識があるだけなので、そちらへ行かれる方はこれを目印にして下さい。さらに尾根が続きますが、この尾根を右に曲がる必要があります。そのポイントには何も案内はありませんので、知らないヒトは真っ直ぐ尾根を進んでしまうでしょう。樹間から土倉岳が見えるようになります。登山口から土倉岳までは基本的に登山道ではなく中部電力の巡視路です。 土倉尾根からテーブルランドまでは急登のバリルート、草や木を掴んで登ります。テーブルランドに登りつくと、平坦な台地が広がっています。東ボタンブチでひと休みし、奥の平を目指します。こんな広々とした場所、ガスの時はとても歩けないでしょう。奥の平、今日われわれ以外に始めて会うヒト、ここから先はヒトが増えて来ます。御池岳山頂の手前で昼食を摂った後、御池岳山頂へ。山頂からボタンブチへ。ボタンブチでT字尾根を見下ろし、これから下る尾根を同定します。ボタンブチから池を巡って南下し、T字尾根の降下口を探します。 降下ポイントには何の案内もありません。暫く行ったり来たり、適当に見定めて降下開始です。道なき落ち葉の急斜面、木に掴まりながら滑り降ります。見渡すと谷です。右手の尾根にトラバースし再び急降下です。滑りやすい急降下が済んでも急斜面は続きます。フラットな尾根道となり、軽いアップダウンでT字の交差点、ひと休みします。 この交差点も曲者です。登りついたこの交差点、Tの左側(南側)の尾根を下るのですが、赤リボンが右にも左にもついています。上から見ればT字尾根でしたが、ここはY字と考えた方が良さそうです。右手の赤リボンに従って進むのが正解です。なだらかに下って978を過ぎ、踏み跡がY字に分かれ、ブナの幹に妙な印が刻んである分岐があります。右手を使うヒトが多いようですが、葛谷代表は左の尾根を下ります。 このまま真っ直ぐ尾根を下るのではありません。視界が開けたところで、何の案内もありませんが右手の道なき斜面に入ります。またまた急降下が始まります。ジグザグの踏み跡を見つけ、ここからはひと安心、ジグザグを辿ります。狭いジグザグ道、落石が多発します。林道が見えましたが、最後は崩れた斜面、滑り落ちないよう慎重に、無事、林道に降り立つことが出来ました。 ネットで調べて、面白そうだから一人で行ってみようなんて、決して思わないようにいたしましょう。 |
写真
感想
このコース、雨の日や霧の日には登ることは出来ないでしょう。曇り空ではありましたが雨はなく、晴れていればもっと紅葉が映えるのでしょうがそれは贅沢。御池岳は4回目ですがテーブルランドでは風もなく、こんな穏やかな御池は始めてでした。
君ヶ畑から御池に登るのは勿論始めて。わたし一人ではとても登ることは出来ません。鈴鹿の山を知り尽くした葛谷代表のおかげで登ることが出来ました。一度登ったからもう大丈夫、今度はひとりで登りましょう、という気分にはなりません。一歩間違えればどこへ行ってしまうのか、多くのヒトが彷徨い迷われた事でしょう。
テーブルランド、こんな山の上にこんな広い場所が、ここに上ればヒトの心も広くなると云うものです。ボタンブチの北側には多くのヒトがこの景色を楽しんでおられましたが、その南側は訪れるヒトも少なく、静かなもんでした。テーブルランドでは紅葉と云うよりも枯れ葉に近い状態でしたが、T字尾根では今が盛りの紅葉、錦糸銀糸の快適な尾根歩き、またまたニッポンの秋を堪能する事が出来ました。
汗を流した阿下喜温泉で生ビール、車の中で缶ビール、これが出来るのがクラブ岳の良いところ。当分お世話になりそうです。お連れ頂いたクラブ岳の葛谷代表に感謝するとともに、ご一緒いただいた4人の方々、よれよれの私にいやな顔一つせずお付き合い頂き、ありがとさ〜ん、でした。
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こんにちはonisan、コルセット仲間?のshige1966です。
onisanのレコを見て、御池岳に行こうと、11日早朝、バイクで開通したばかりの三重県側鞍掛峠へ向かいました。快晴で紅葉も最高のなかコグルミ谷登山口に到着して靴の紐を締め直そうとした時に「ピクッ!」と来ました。激痛は来なかったので、そっとバイクにまたがり靴紐垂らしたまま40劼鮗宅まで帰り。眠りにつきました・・・。最高の登山日和が最悪になってしまいましたが、登山口でよかったです。
最近コルセットを不要としてたのに、愛好者に逆戻りです。
ぎっくり腰を発症すると、いつも絶望的になります。単独行が多いため家族からも登山は反対されます。
しかし冬の間に克服して、春にはまた挑戦したいと思います。
登山口でぎっくり腰、悪かったのか良かったのか。
慢性的な腰痛ではありませんので、適切な治療をお受けになれば元通りに戻ると思われます。おそらく腸腰関節がヅレたのでしょう。左側を下に横になり、膝をかかえて丸くなり、誰かに尾てい骨を右手の甲で頭の方向にグイと押してもらうと一発で治ることがありますよ。自分でやるのが不安の場合、あるいは自分でやっても効果が出ない場合は理学療法士に頼むといいと思います。
早く良くなって山に復帰できることをお祈りします。
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