甲武信ヶ岳(近丸新道↑、徳ちゃん新道↓)
- GPS
- 10:57
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,648m
- 下り
- 1,648m
コースタイム
- 山行
- 9:07
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 10:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
近丸新道↑徳ちゃん新道↓で行ってきました。
樹林帯を黙々と登る感じなので、体力より精神力が試される気がします。
ソロだと辛いかも笑
2018年9月に毛木平から登ったときは山頂はガッスガスで何も見えずでしたが、今回は一日中天気が良くリベンジ大成功です♪
●甲武信ヶ岳
山頂からは百名山のうち43座が見えるらしい。
そんな山なのに、西沢渓谷側からは木賊山に隠されてしまい、終盤にならないと見えない山。
●西沢渓谷から周回するなら
徳ちゃん新道と近丸新道がありますが、総じて徳ちゃん新道の方が歩きやすいです。
近丸新道は荒れてます。歩く人も少ないです。周回するなら登りを近丸新道、降りを徳ちゃん新道の方が安全かと思います。
ちなみに徳ちゃん新道は甲武信小屋の山中徳治さんが拓いたことが名前の由来のようです。
近丸新道の方は由来は分かりませんでした。ダメ元でChat-GPTに聞いてみました。
「甲武信ヶ岳の登山道である近丸新道は、戦国時代の武将、武田信玄の家臣であった近丸信正が開いたとされています。信正は信玄の命を受け、甲斐国から信濃国へと兵を進めるために、甲武信ヶ岳の山麓から山頂へと続く道を開拓したとされています。その功績をたたえ、その道は「近丸新道」と名付けられたといわれています。」
ファクトチェックで近丸信正をGoogle検索しましたが、ヒットせず。もっともらしい大嘘な回答でした笑
●近丸新道のトロッコ軌道跡
近丸新道の下半分くらいはトロッコ軌道跡を利用しています。
ヌク沢採石軌道というらしいです。詳しいサイトがありました。
https://www.hotetu.net/haisen/HokurikuShinetu/170429nukusawakidou.html
近丸新道は所々に石英が散乱しています。
このあたりは石英が産出するらしく、前述のトロッコ軌道もその運搬のためだったようです。
リンク先は昭和28年とだいぶ前ですが、地質調査結果です。
https://www.gsj.jp/data/bull-gsj/05-04_03.pdf
●木賊山は何と読む?
難読。初見ではまず読めない。「とくさやま」と読みます。
由来について調べてみました。
そもそもトクサとは・・・
トクサ科の植物で、物をみがくのに使うらしいです。そのため、砥ぐ草→砥草(とくさ)。
おそらく木賊山はトクサがたくさん生えていたことから名づけられたのではないかと思います。
では、なぜトクサは「木賊」と書くのか。
どうやら中国語ではトクサのことを「木賊」と書くようです。発音はムゥヅェィ。
そこからトクサの日本語読みと中国語の漢字が融合して、木賊を「とくさ」と読むようになったと思われます。こういう当て字を熟字訓というらしいです。
今の朝ドラがお花がテーマなんですが、そこにも出てきたー(〃▽〃)
バイカオウレン!
調べてみたら葉っぱの感じとかも同じですね!
ありがとー😊
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