安達太良山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 762m
- 下り
- 762m
コースタイム
10:50あだたら高原スキー場-13:15くろがね小屋
1月15日8:00-9:43安達太良山-10:55くろがね小屋12:00-13:10あだたら高原スキー場
天候 | 1月14日曇り(強風) 1月15日曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況は、くろがね小屋でお会いして「岳人」をお貸しいただいた shus725さんの記録 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-162508.html が、大変参考になります。手抜きでスイマセン。 登山ポストは登山道に向かうスキー場内にあります。 温泉は「岳の湯」 http://www.dakeonsen.or.jp/higaeri.stm 300円。シャワーと石けん、ドライヤー完備。 シャンプー無しなので注意。 番台の方が素晴らしい! 食事は岳の湯の前のでかいソースかつ丼が有名。 |
ファイル |
非公開
5449.xls
計画書
(更新時刻:2012/01/07 05:00) |
写真
感想
新人さん2名も交えて安達太良山に行ってきました。
今回は車所有者がいなかったので、楽々新幹線での往復も考えましたが、
結局は直前での中止や人数変更に対応しやすいレンタカーで行くことに。
朝6:30に東京駅に集合して出発。
強い西高東低の気圧配置と寒気の南下で当初よりPHへの期待感は低く、
くろがね小屋の温泉&宴会をメインに据えつつ、PHのチャンスを狙う
そんな心持ち。もちろん新人さん2名が一緒で初の冬CLなので、緊張感は
ある。
最初は晴れていたが、途中左手に見えてくる那須岳には雲がベッタリ。
風もかなり強そう。さらに白河の関を越えたあたりから、雪が舞い始め、
更に温泉&宴会へのモチベーションが高まった。
行きの車中から、カブーの適当トークをhirtk(以下「ヒロシ」)がバッサリ斬りおとす
という展開で、車内爆笑の連続。で、あんまりヒロシにその抑揚のないバッサリトークを
突っ込むものだから、ヒロシも負けじとアニメの声優みたいな女性声を出してみる。
...その声に思わずドキっとした。女性って怖い。
でも、ヒロシはそれを一発目では出せない。しかも2拍以上置かないと出せない。
それで「この山行中、1回くらい最初からその声で頼むよ」とお願いしたが、帰るまで
1度もそれを見ることはなかった。
なんやかんやで安達太良高原スキー場の駐車場に到着。
スキー場にはとんでもない風が吹き下ろしていた。車も揺れるし、雪煙が吹きすさぶ。
おかげで猛烈に寒い。
装備を万端にしてほぼフル装備で出発。
スキー場の脇を抜けるとそこから先は樹林帯。風が収まる。と、途端に暑い。
ここですぐにフル装備解除。
道は旧道と馬車道が交錯する。最初は旧道にトレースなく馬車道を歩いたが、
途中からは近道となる旧道を選択(翌日の下山時には旧道にバッチリトレースが)。
雪は少ないと言っても、さすがに東北。やや埋まるので、練習もかねてワカンを
装着。すると、新人2名は水を得た魚のようにトレースを外して前にズンズン
歩き出しました。楽しそうです。頼もしいです。ほほえましいです。
趣味ラッセルと言わんばかりです。
が、子どもたちは興味を示すのも早ければ、飽きるもの早いようです。
ものの5分程度で、ペースが落ちて顔も不機嫌そうです。今にもワカンを
投げ出しそうな勢い。余りの早い飽きにこれまた笑えました。
勢至平付近は、結構樹林が出ているので、完全なふきっさらしとは言えませんが、
それでも相当の風が吹いているので、ここで装備を固めて、小屋を目指します。
道中は基本ガスガス真っ白けっけでした。
硫黄の臭いがしてくると、小屋も近いです。
くろがね小屋に到着して、荷物を整理した後、すぐに入浴。
脱衣場が強烈に寒い。心臓が弱い人は十分気を付けるべき、極寒の脱衣場です。
お湯は冷えた体にはとんでもなく暑いが、徐々に身体に慣れてくると、ちょうど良い
湯加減に。窓を開けてカブーとザッパに雪をぶん投げたりして来る宴会に向けて
モチベーションアップに勤しみました。
風呂から出た後、小屋の奥をお借りして宴会。この時間(15時くらい)は
小屋内は結構寒い。ヒロシを除いてみんな上下ダウン&テントシューズの体制。
今回は、勝沼醸造の御坂、田酒(純大吟)、酔って候(八海山)などを瓶ごと
持ち上げ、つまみも各自持ち寄り。
私は、登戸の名肉屋「伊勢屋」の各種ソーセージと前から食べてみたかった100g1,400円の
ビーフジャーキーを持参。さすがに美味い。
が、一番はカブーが持ってきたあわびの何某。醤油漬け?御祖母からのいただきもの。
日本酒に合いまくり。カブーまたよろしくね。
で、17時からは小屋食の方のために、場所を入口付近に移動。これが結構大変で、
既に陣取っている方々の間に入れていただいて、結構手狭な感じ。
あ、有名な話ですが、ガスはテーブル使用不可。床のみです。
夕ご飯はharuさん。常夜鍋と2種のピザと大根サラダ。
私が作る常夜鍋の汁はすべて酒ですが、今回は水が入ってました。
で、合わせるのは、「御坂」。さすがに美味しいし、鍋に合う!
酒池肉林。
そしてヒロシ撃沈。ストーブ脇で爆睡。
そんなヒロシに悪魔の笑いを浮かべ踏みつけようとするザッパ。
ツィートのようには悪態つかず、思いのほか「ちゃんとしている」かぶー
せっせと料理に励みつつ、飲み続けるharuさん
ちなみに、ピザはMSRのニューフライパンで上手く焼けましたが、切るのが
難しい。最初は美しい姿をしていたピザが、手元のおぼつかない私のカットによって、
見るも無残な姿に。。。スイマセン。
デザートはリンゴジャムを載せたピザ(パイ?)美味しかった。
しかも私がカット担当を解任されたこともあって、綺麗に切れた。
食後、再度、温泉で体を温めて、明日の天候回復を願って就寝。
(入浴時間は20:30まで。消灯は21:00)
1月15日(日)
朝食はヒロシのおでん&うどん。たくさん飲んだ翌日の胃腸に優しい朝ごはん。
ナイスセレクト!
天気予報は午前午後ともに曇り時々雪(恐らく会津地方)。雪崩注意報。
外に出ると時折強風吹くも昨日よりは弱く、気温も強烈に低いとは感じない。
視界回復気味。
8:00出発。殆どのパーティがこの時間の出発となったため、結構混んでいる。
他パーティは多くがスノーシュー、又は先頭のみわかんだった。私たちはアイゼンのみとした。
先行パーティのおかげで埋まるのは足首から脛程度だったが、途中先行パーティを抜くと
途端にズブっと埋まる。が、結局休憩を挟んでいる内に抜かれて、このトレースを拝借することに。
ルート上危険個所はないが、右斜面は特に雪が増えると雪崩の危険度が上がりそうだ。
風は相変わらずだが、時折ガスの切れ間から安達太良の山頂部(乳首)が見えると、
登頂意欲も上がってくる。何しろ、雪山1年生のかぶー、ここまでガスガスの雪山しか
登っておらず、もはや第二の寒波男だと思うが、青空登頂への期待感が強い様子。
岩が露出した斜面を登りきると、山頂直下。風がかなり強いが、雲海とその切れ間から
麓が見えて、感動。
最後、1段上がるとそこは山頂。
風はモーレツだが、空は青い。
私も嬉しかったが皆も笑顔。よかったー。
下山は途中から、わかんで。縦横無尽に歩きまくって、転びまくって、
良いトレーニングになりました。
今回、わかんを使用してよかったこと。
つけ方を忘れそうになるくらい久々だったこと。
そして何より、留め具がつぶれ気味でストラップが通せなくなっていたことが分かったこと。
普段使わないからこそ、メンテ、重要です。
くろがね小屋に戻ってきたところで埋没体験。
怖い。声が聞こえない。
やってみるものです。
但し、ザッパのプロープには先端にピックが付いているので、みなさん気を付けてください。
小屋の方から「もっと遊んでいけば」とのお声をいただき、惜しまれつつでしたが、下山。
帰宅して写真を見返しましたが、ホントみんな良い笑顔でした。
また、大人数で行きたいところです。
それと、今回、震災後初めての東北、福島でした。
小屋には地元客も多く、お話しする機会もあり、その点においても非常に有意義な
時間となりました。ありがとうございました。
東北の山デビューしてきました。
くろがね小屋での温泉宴会山行。
なんか最近、宴会山行か小屋泊のんびり山行しかしていない気がする。。
好天は期待できなかったので登頂はほぼ諦め、完全に宴会山行のつもりでした。
スキー場についたときもかなりの強風だったし。
さすがに東北?積雪は思ったよりありました。
(あだたら高原スキー場の積雪量が50cmとあったので、たいしたことないと思ってた)
踏み跡を外すとズボッとはまってしまうし、わかんで新雪を歩くのもしんどかったです。
くろがね小屋は思ったより広く、設備がよかった。
部屋は大部屋ではなくて、5〜10人部屋くらいに仕切られている感じ。
5人部屋に5人だったけど、割とゆったり寝れたと思う。
各部屋に電気のスイッチもあったし、衣類干すところもたくさんあったし。
何よりお風呂が最高でした。お湯が抜群にいい!!
源泉ということで湯の花浮きまくりで、とろっとしたお湯。
芯から暖まりました。脱衣所は極寒ですが。。温度差に注意。。
自炊室は早くも多くの人に陣取られ、
我々は小屋食の時間まではテーブルにつけたものの、それ以降は床にて宴会。
ビール→赤ワイン→日本酒→白ワイン…
と弱いくせにガンガン飲んでしまったので、案の定途中で撃沈。
おかげでharuさんのお鍋があんまり食べられなかった!!残念…
いろんなお酒、つまみ、すべてが美味でした!わっしょいメタボ!
酔っ払った状態でまた温泉に浸かり(危険)、就寝。
翌日、夜中も風が荒れている音がしていたのでやっぱり登頂は無理だろうな〜と思いつつ
行けるトコまで行こうと出発。
これが、思いがけず青空覗く中でピークハントでき、かなり嬉しかったです!
小屋〜山頂までは、トレース外れるとほんとにラッセル状態で、アイゼンではキツそうだった。(先頭のtyakuさんだけ)
スノーシューの団体が通った跡はとても歩きやすく、トレースってすばらしい!!としみじみ思いました。
そしてやっぱりスノーシューって威力抜群なんですね。。高いだけあって…
山頂は人が多くて、人気の山なんだなぁと感じました。
くろがね小屋に帰っていくパーティは我々だけでしたが…。
小屋前についたら「やってみよう!埋没体験」コーナーが。
怖いので逃げていたのですが逃げ切れず、、最後にわたしも体験することに…。。
埋められ始め(変な日本語…)は余裕があるのですが、
だんだんと雪の重みがかかり、顔の前の空間が狭くなり、周囲の声が聞こえなくなってくると
一気に恐怖心が増します。
「もうこれ以上埋めないで!」とドキドキしてきて、我慢できなくなってくる。。
自分の呼吸が浅くなってくるのがはっきり意識できて、それがまた怖い。
片手だけ出していたので「ギブアップ!!」とばかりにタップして掘り起こしてもらいました。
いやー、ホントに怖かった。雪崩には遭いたくない…。
そんな貴重な体験をして、下山。
相変わらずharuさんが悪ガキザッパ(略してワッパ)の奇襲に遭っていました。
山頂〜くろがね小屋間でもかなりの被害を被っていたのに、さらに攻撃をくらっていてキレ気味。
先鋒・ザッパが仕掛け、瞬時にCLが続き、悪ノリしたカブーが止めを刺す。
三位一体の攻撃、ジェットストリームアタック。
おそろしいです。
とばっちりをくらわないように距離をとって傍観してましたが、それをharuさんに責められ…
結局、最後はおとなしく洗礼を受けました。。
下山後は岳温泉で温まり、宇都宮で餃子を食べて帰京!
いやー今回も楽しかったです。
また紅葉の季節に、というのもいいですね!
企画・手配してくださったCL、ありがとうございました〜。
第二弾はいつあるのよ!
すげー楽しそう!!
ひろしの女声?キイテミタイ!!
やりましょう!第二弾。
この手の企画、年に1、2回やりたいです。
もっと大人数でやれれば、さらなるカオスが
生まれること間違いなし。
宜しくお願いします!
ヒロシの女声、是非!
動画にとっておけばよかった
いっつも女声でしゃべってますが〜
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