湯ノ丸山
- GPS
- 03:52
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 551m
- 下り
- 547m
コースタイム
天候 | 晴時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
旧鹿沢温泉登山口駐車場。 本来10台以上駐車可能だが、部分的にしか除雪されておらず、5台分ほどのスペースしかない。 |
写真
感想
[b]■総括[/b]
簡単に周遊できるお気楽コースなのですが、酷いモナカ雪でともかく転びまくりました。特に旧鹿沢スキー場のゲレンデ跡は今ではブッシュが生い茂っており、細かいコントロールができずに苦労しました。
[b]■記録[/b]
8:17 1533m 旧鹿沢温泉登山口駐車場発。昨日は暖かくてこの辺りも雨だったようで、それが今朝の冷え込みでガチガチに凍っている。
登山の団体さんが通ったらしくスノーシューのトレースができているが、その跡がツルツルに凍って滑りまくる。角間峠までは全般的に緩斜面なのでいいのだが、ちょっと傾斜が増すとシールが利かなくなり一苦労。雪はよく締まっているのでトレースを外して歩いたほうが楽だった。
角間峠が近づくと右斜面はシラカバの疎林帯となるが、昨日の雨が凍りついて一面の霧氷となっている。真っ青な空に白い化粧をまとった木々がたいそう美しい。
9:15 1802m 角間峠。団体さんのトレースは角間山に向かっており、湯ノ丸山へはかすかなトレースが付いているのみ。しかし今日の雪質だとトレースは邪魔になるので、むしろ助かった。
ここから湯ノ丸山へは細い稜線歩き。木が濃いうえに起伏が激しく、風も強くて極めて歩きにくい。さらにガスも湧いてきて、辺りの山々、そして正面の湯ノ丸山も時折ガスに包まれ見えなくなる。これ以上酷くならなければ良いのだが・・・
10:16 2092m 湯ノ丸山(北峰)。さいわい我々が山頂に着くのと同時にガスは晴れ、北アルプスが端から端までくっきり見渡せるようになる。空気も澄んでおり、気のせいか富士山もいつもより大きく見える。
10:51 滑降開始。南峰とのコルまで稜線上を少々滑り、東斜面へドロップ。
風の強い稜線上はカリカリだが、ちょっと下ればいつものように滑りやすいフカフカ雪になるだろう。・・・しかし甘かった。しばらく滑っても全然変わらず。しかもカリカリ雪ならまだ多少は滑れるのだが、標高が下がると完全なモナカ雪になる。こうなるともう細いステップソール板では太刀打ちできない。先週の四阿山以上に転びまくる。中はフカフカなので、転ぶとなかなか起きあがれず、体力をえらく消耗する。
上部の疎林帯を過ぎるとやがて樹林帯に突入。木は多少濃いが傾斜は緩く、雪質さえ良ければ快適な林間滑降が楽しめるところだ。しかしこの雪ではさすがに無理。相変わらず転びまくる。
そのまま旧鹿沢スキー場の西側ゲレンデ跡地へ合流。10年以上前、初めて訪れた頃は快適なバーンだったのだが、もはやブッシュが生えまくって樹林帯より滑りにくい。もちろん苦戦し、転んで木の枝で顔を傷つけないようにするのが精一杯である。
11:43 1651m 林道合流。そのまま東屋のある場所(鹿沢スキー場出合)まで林道上を滑る。ターンする必要ないので雪質に苦しめられることはないが、最後は登り気味になるため、逆ハの字で登ることになる。たいした距離ではないが、割りと面倒なところだ。
東屋を過ぎたら牧場のバラ線を越え、駐車場まで最後の滑降。ここもゲレンデ跡なのでブッシュが邪魔でろくに滑れない。最後の最後まで転びまくりの1日となった。
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