富良野岳(原始ヶ原〜南面ハーフパイプ滑走)
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- GPS
- 05:19
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,286m
- 下り
- 1,270m
コースタイム
天候 | 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
原始ヶ原の駐車場は手前の吹き溜まりのためたどり着けず。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆駐車地点〜原始ヶ原登山口 ・普通に林道歩き。 ◆原始ヶ原登山口〜三ノ沢 ・積雪はあるが切れ切れなので担いだ方が楽。 ・天使の泉で水の補給可。 ◆三ノ沢〜富良野岳 ・三ノ沢出合からシールハイク開始。 ・原始ヶ原は勾配が緩やかな樹林帯でどこでも歩ける。 ・原始ヶ原を抜けたら南面ハーフパイプ右岸の雪渓をひたすら登れば山頂に到着する。 ・上部はかなり急斜面なので雪質に合わせてシールorシートラを選ぶべし。 ・今回は緩んでいたので終始スキーで行動できた。 ◆スキー滑走 ・南面&ハーフパイプは最高のザラメだった。 ・原始ヶ原はストップ気味だが三ノ沢まで滑走可能。 ・林道はシートラで歩いて下山。 |
その他周辺情報 | 拠点は吹上温泉白銀荘。入館料700円。 休憩室にはコンセントもあるのでホスピタリティ高し。 昼食はやまべドライブインが良かった。十勝名物豚丼もあるしラーメン、そば、カツ丼など何でもある。 |
写真
感想
北海道遠征4日目はソロで富良野岳を滑ることにした。
2日前のオプタテシケで山スキーヤーにとっての十勝連峰のすばらしさを知った。
もう一度十勝で滑りたい。ならば未踏の富良野岳に登りつつ滑ってみようという試みだ。
スキーヤーのオアシスである白銀荘から見た十勝連峰は雪が少なく見えた。日本全国西面は雪が早く消える傾向がある。
本当なら北面か東面が良いのだろうが富良野岳の場合南面のハーフパイプが良さそう。
スタート地点となる原始ヶ原に向かうと2台の車が林道をふさいでいる。どうやらその先に雪があって駐車場まで入れなさそうだ。
延々とバックで戻って何とか路肩に駐車してスタート。
さっきの車からあと100mで原始ヶ原登山口といったところだった。残念。
わかってはいたが最初は雪がないのでシートラでガシガシ歩いていく。途中で雪が出てきたので板を履いてみたもののその先も切れまくり。
大人しく三ノ沢まで担げばよかった。
原始ヶ原は素晴らしい針葉樹の森だった。2月に登った斜里や二日前のオプタテシケのアプローチにも似ていて自分好みなロケーションだった。
森を抜けると目の前に富良野岳がドン!オプタテシケの再来だ。一見藪が多めだが山頂に向かって真っすぐ一本のゲレンデが延びている。ここを登って滑ってくださいと言わんばかりの光景だった。
おまけにクライマーズライトにはしっかりハーフパイプまで用意されている。パークですか。
しかも前にも後ろにも人がいない。ゴールデンウィーク中日でまさかの貸し切りとか。
上部はかなり急なので最悪担ぐことになるかも…と覚悟していたがいい感じのザラメでピークまでシールでいけた。念のためクトーは着けたけど。
山頂では360度の絶景が…なかった。晴れ予報だったのに意外と霞んでいた。かすかに旭岳とか昨日登った芦別岳が目視できる程度。
その代わり十勝岳や下ホロカメットクはしっかり目に焼き付けることができたのでよしとしよう。
メインイベントは滑走だ。この大斜面を独り占めとかありえないがアリエール。
高曇りだったおかげで緩み過ぎず板も走って最高の滑走タイムとなった。
原始ヶ原もストップ気味だったが何とか滑って無事三ノ沢まで到着。
あとは3km頑張って担いでゴール。
青空に恵まれなかったのは誤算(いや、むしろ必然か)だったがそれ以外は完璧なスキー山行となった。
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