終バス時間との闘い！尾瀬の景鶴山

2023年05月04日(木) [日帰り]

• GPS: 10:21
• 距離: 28.0km
• 登り: 1,036m
• 下り: 1,047m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:57
• 休憩: 0:22
• 合計: 10:19

距離 28.0km 登り 1,056m 下り 1,047m

6:13 鳩待峠
7:00 至仏山荘
7:31 7:32 牛首分岐
8:01 ヨッピ吊橋
8:06 ヨシッ堀田代
10:24 10:25 与作岳
11:21 11:35 景鶴山
12:21 12:22 与作岳
13:44 13:45 笹山
14:03 14:05 東電小屋
14:19 東電分岐
14:30 14:31 尾瀬小屋
14:50 14:51 龍宮小屋
15:17 牛首分岐
15:40 尾瀬ロッジ
16:31 鳩待峠
16:32 ゴール地点

鳩待峠→取り付き2時間、東電小屋→鳩待峠2時間半、山行時間は約6時間でした。

天候

快晴！

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

戸倉駐車場：1日1,000円
GWは鳩待峠の駐車場まで入れますが、前夜10時の時点ですでに満車でした。
戸倉〜鳩待峠へのバスは始発が6時、帰りの終バスが16時40分です。
バス代は片道1000円です。もちろん終バスに乗り遅れてもタクシーを呼ぶことはできます。

ちなみに鳩待峠駐車場は1日2,500円です。5月1日は0時の時点で残り2台の空きがあったようです。戸倉から鳩待峠へ向かう道の入り口に鳩待峠駐車場の空き状況を示す看板が設置されていますが、ずっと「満車」と表示されているので見に行かないと空いてるかどうかわかりません。

コース状況／危険箇所等

今年は異常に雪が少なく東電小屋からしばらく登山道の無いガチ藪漕ぎです。雪原に出ると藪の無い所を歩きたくなりますが、ダウンロードしたログに従い、方向を見定めて躊躇なく藪に突っ込むことが必要です。
山ではチェーンスパイクで通して歩きました。藪でもチェーンスパイク履いてたほうが滑らないので歩きやすいです。

その他周辺情報

沼田IC近くの花の駅片品「花咲の湯」に浸かって帰りました。
https://oze-katashina.info/hanasakunoyu/

写真

5/4 6:08

乗合タクシーで鳩待峠までやってきました。

5/4 6:11

5/4 6:12

ちょうど日が昇ってきました。長い一日の始まりです。

5/4 6:16

鳩待峠から湿原まではずっと下り。ところどころ雪が凍っているのでチェーンスパイク着けて下りました。

5/4 6:43

木道が出てるところの方が多いです。

5/4 6:57

山の鼻に着きました〜。色とりどりのテントが並んでます。

5/4 7:02

湿原にでました。木道は全部出てます！

5/4 7:07

水芭蕉が咲き始めてました！

5/4 7:11

5/4 7:14

これから何枚も同じような写真が続きますが尾瀬あるあるですのでご了承ください。

5/4 7:16

振り返ると至仏山。

5/4 7:20

逆さ燧ヶ岳

5/4 7:29

池塘の向こうに見えるのが景鶴山です！

5/4 7:43

床板がはずされた橋。手すりも無いので慎重に渡りました。

5/4 7:51

また逆さ燧ヶ岳

5/4 7:58

また床板が外されたヨッピ吊橋。ここは手すりがあるのでスイスイです。

5/4 8:02

水芭蕉の芽と景鶴山

5/4 8:33

湿原を離れて山に取り付きました。雪が全くないので、完全藪漕ぎですw

5/4 8:52

雪原にでました。でも雪があるのはここだけでまた激藪に突入しました。

5/4 9:22

雪のあるところは歩きやすいですが、それだと方向が逸れてしまうので適宜藪漕ぎしながら進んでます。

5/4 10:08

振り返ると燧ヶ岳が見えました！

5/4 10:17

与作岳への最後の登りです。連れは激藪漕ぎと急登で体力消耗し、一緒に行ったら間に合わないから待ってるって言ってたけどここ登ったらあとはほとんど平行移動だと何とか励まして進みました。

5/4 10:20

会津駒ヶ岳も見えてます！

5/4 10:20

与作岳の頂上に着きました〜。あとは景鶴山までほぼ平行移動かな。

5/4 10:34

と思ったけどやっぱり鞍部まで下ってますw

5/4 10:45

最後の登りです！

5/4 10:51

登りきるとまた燧ヶ岳と湿原がよく見えました！

5/4 10:55

最後の稜線はところどころ雪が抜けていて歩きづらいです。

5/4 10:56

レコでよく見てた核心部の岩場です。

5/4 11:00

ここは情報通り正面突破。特に問題なく通過できました。

5/4 11:02

核心部を通過してからも頂上はまだもう少し先です。

5/4 11:09

景鶴山に着きました〜！　下山開始のリミットとしていた11時半より20分前に着きました。

5/4 11:23

山頂からの至仏山

5/4 11:25

谷川岳方面

5/4 11:26

5/4 11:25

尾瀬の湿原

5/4 11:28

目立つ山は日光白根山ですね。

5/4 11:29

平ヶ岳とその右奥には荒沢岳

5/4 11:31

5/4 11:35

下山開始しました。

5/4 11:38

再び核心部を通過

5/4 11:46

景鶴山はこの眺めが一番です。

5/4 12:20

行きは見落としていた与作岳の山頂標

5/4 12:21

会津駒ヶ岳アップ！

5/4 13:30

藪に突入しました。

5/4 13:34

鞍部の雪原にでました。笹山を登って東電小屋へ向かいます。

5/4 13:45

笹山からはまた激藪漕ぎでしたが、下りで順目なのでスイスイ進めます。

5/4 14:00

東電小屋に着きました〜。タイムリミットとしていた14時ちょうどです。

5/4 14:09

時間がない中でも湿原を満喫すべく遠回りで帰りますw

5/4 14:29

見晴らしに着きました〜。

5/4 14:33

見晴らしからは長い長い湿原の横断です。

5/4 14:37

振り返って燧ヶ岳と見晴小屋

5/4 14:49

竜宮小屋を通過

5/4 14:50

竜宮小屋から鳩待までのコースタイムは2時間ちょっと。終バスの時間までは1時間50分なので急ぎます。

5/4 14:53

また水芭蕉と燧ヶ岳

5/4 15:04

ここを見るため遠回りしてきましたが、ちょっと期待してた水芭蕉はまったく無くて残念でした。

5/4 15:07

さっきまで登っていた景鶴山

5/4 15:22

5/4 15:23

だいぶ至仏山が大きく見えてきました。

5/4 15:24

5/4 15:29

また水芭蕉

5/4 15:37

山の鼻まで戻ってきました。

5/4 15:41

ここから鳩待までのコースタイムは1時間ちょっと。終バスの時間まであと1時間。これで間違いなく間に合いますね。

5/4 15:52

行きには無かった水芭蕉の芽が出てました。

5/4 16:14

ここにきて辛い階段の登りです。

5/4 16:30

鳩待峠に着きました〜。終バス10分前でした。

5/4 16:35

さすがにこの時間は鳩待峠駐車場も空いてます。

5/4 17:43

鳩待峠の駐車場満車を表示する看板。全く意味ないですね。

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

iPhone 14 Apple

感想

take1104

今年300名山を完登するためにはGWに登っておかねばならない景鶴山に登ってきました。
景鶴山は湿原との標高差はわずか600mほどだけど、横移動が長くて他のレコ見てると山行時間は12時間以上かかる感じ。
GW期間中は鳩待峠の駐車場まで入れるので、当初は鳩待峠に前夜入りして4時ごろ出発する予定でしたが、鳩待峠の駐車場が満車になるのが早くて停めることができず、戸倉駐車場から朝6時のバスに乗って行かざるを得なくなりました。
バスで行くということは帰りもバスで帰る必要があり、終バスの16時40分までに鳩待峠に戻ってこないといけないという厳しい制約で出発しました。
景鶴山頂上11時半、東電小屋14時というタイムリミットを設定して、「俺をおいて先に行ってくれ」という財布を家に忘れた友人を励ましながら、なんとか終バス10分前に鳩待峠に戻ってくることができました。

あと昨年から藪漕ぎ結構やりましたが、本当に道のない藪漕ぎはここが初めてで一番歩きづらかったです。他は藪は濃くても足元に道のある藪ばかりでした。
（独自調査）300名山藪漕ぎランキング
1位：景鶴山（雪があれば回避可能）
2位：黒法師岳（バラ谷の頭からの縦走路）
3位：神威岳（標高差1000mの藪漕ぎ）
4位：笈ヶ岳（夏道、藪が濃いのは山頂直下のみ）
5位：安平路山（藪が濃いのは山頂直下のみ。背丈の低い笹のみで歩きやすい）
6位：箱根山（藪区間短い）