玉原湿原と尼ヶ禿山
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 04:33
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 578m
- 下り
- 587m
コースタイム
- 山行
- 3:41
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 4:29
天候 | 曇り時々晴れ 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは良く整備されているが、尼ヶ禿山の登山口まで道標が少なくて、ダム湖沿いを歩いていると心配になるくらいだった。また長沢に入る地点を誤り30分ほど時間をロスした。入口の道標が倒れていて分かり難い。 |
写真
感想
センターハウスの駐車場には4:44に到着。先客なし、気温8℃。風が全くないので数字ほど寒さは感じない。準備を終えて4:58に行動開始。今日はこの後天候が崩れるのでなるべく早い時間に下山したい。まずは林道を歩いて玉原湿原を目指す。昨年同時期にも訪問していて、その時は水芭蕉が多く咲いていた。今年はどうか。10分ほど歩いて湿原の入口に到着。木道で奥に入り湿原に至る。水芭蕉は、、、少し咲いていたが、昨年と比べるとかなり少なめ。ほとんど咲いていない。これからなのか、それとももう終わりなのかは不明。念のため木道を一周して他に咲いている箇所がないか見たが、結局最初に見たところに咲いていただけだった。ちょっとがっかり。早朝でまだ誰もいない、貸し切りの湿原をあとにする。林道に戻ってダム湖沿いを歩く。天気は曇っていて、かなりガスが濃い。ダム湖の湖面は見えるものの、先の景色は全く見えない。しばらくダム湖沿いに歩くが道標等が少なくなかなか登山口が出てこない。心配になって地図とGPSを見比べたところでようやく登山口を発見し安心する。既に駐車場を出てから1時間以上経過していた。これからようやく本格的な山登りだが、標高差は300メートル程度なので大したことはない。でもスキーシーズンが終わり最初の夏山登山なので、まだ体が夏仕様になっておらず、緩い傾斜の斜面でも歩きに難儀する。ペースが一向に上がらないが、シーズン初めなので焦らずに登る。ぶなの森は風が全くないので、登りになると暑くなり、最後は長袖シャツ一枚でちょうどよいくらいに。6:58に無事尼ヶ禿山の山頂に到着。山頂付近はぶなもなく天気が良ければ展望が得られそうだが、今日に限ってはガスが濃くて何も見えなかった。それでもここまで何も食べずに歩いてきたので、山頂標付近に座って大休止する。我々以外誰もいない山頂で休憩。休んだ後行動を再開しようとすると、少しガスが取れてダム湖の湖面が見えるようになってきた。
尼ヶ禿山から下ってぶな平方面を目指す。下りだが大きくは下らない。どこもアップダウンがそれほどきつくないので、シーズン最初の体作りには適当なエリアかもしれない。この先はルートが若干入り組んでいるので、地図をよく見ながら進むが、玉原越付近で道間違えをしてしまった。「長沢」方面に進むことに気を取られ、誤って「長沢橋」の方向へ進んでしまった。この方向へ進むと標高が下り始め、途中でニリンソウも見られたが、あまりにも下るのでおかしいと思い地図をよく見て間違いに気付く。取りあえず道標のところまで10分ほどかけて登り返して、進んだ方角が「長沢橋」で間違いだったことを確認。別の方角は行き止まりになっているが、自分の地図だとここから長沢へ行けるとある。しかし実際に行ってみるとやはり行き止まりで、登山道らしきものはなかった。みたび分岐に戻りあたりをよく見ながら歩くと、踏み跡と倒れた道標を発見。これを見落としていた。地図をよく見ていれば長沢方面は左折ではなく右折なので、本来左に折れて進むことはあり得ないのだが、地図をよく見ておらず、また道標にも気付かなかったので、誤った方角に進んでしまった。でもこれでようやく正しいルートに復帰できた。結局30分ほどのロス。でもまだ時間が早いので、致命的な状況には至らなかった。正規のルートに戻ればあとは安心。新緑が美しいぶなの森を歩く。今日は歩けど歩けどだれもいなくて、ずっと貸し切り。天候が崩れる予報なので、ハイキング等を止めた人が多かったのかもしれない。少し登って無事に「長沢」の三角点を通過。もし「長沢橋」まで行っていたら大変なことになっていたと思う。更に進んでぶな平を目指す。このあたりの新緑はほんとうにきれい。秋の紅葉や、新雪の時期にきても素晴らしいだろうと思う。ぶな平付近も自分の持っている古い地図とは一部ルートが変わっていて少し心配になったが、無事に分岐に到着。あとは南に下ればセンターハウスの駐車場へ戻れる。ここでぶなの林浴をしながら今日二度目の大休止。休憩後緩い下り坂を歩いて駐車場へ戻る。蜘蛛の巣があちこち多くて閉口した。まだ虫が大量発生する時期ではないが、そろそろ虫対策が要る時期になってきた。Zさんは蜘蛛の巣対策でネットを頭から被っていた。案外快適だったらしい。蜘蛛の巣を散らしながら進み林道に至る。ここまでくれば駐車場まであと数分。9:25に駐車場着。天候が心配だったが、雨にはあたらずに下山できた。朝は誰もいない駐車場だったが、この時間には10台以上駐まっていて、さらにこれからハイキングへ出掛ける人も見られた。
後片付けを終えて10時前に駐車場を出発。行きに看板で水芭蕉群生地、とあったのでそちらに向かう。沢沿いに水芭蕉が見られたが、ここもまだ小さいように見えた。今年の水芭蕉はこれからがシーズンなのだろうと思う。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する