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Yamareco

記録ID: 5493181
全員に公開
山滑走
鳥海山

鳥海山 笙ヶ岳東/北西斜面、鍋森東斜面、文殊岳西斜面

2023年05月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:28
距離
12.5km
登り
1,352m
下り
1,355m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:30
休憩
2:34
合計
10:04
8:50
92
駐車地
10:22
10:23
15
10:38
41
11:19
11:41
2
笙ヶ岳3峰東面DP準備
11:43
12:14
35
南折川 標高1420m左岸 休憩+シール準備
12:49
13:01
2
鍋森山頂西 標高1560m シール→ボードモード切替
13:03
13:18
100
蛇石流分岐でボードモード→シール+休憩
14:58
15:22
56
文殊岳山頂から西 標高1870m地点でDP準備
16:18
16:23
39
17:43
17:55
3
笙ヶ岳3峰北東面DP準備
17:58
18:27
8
吹浦口 標高1539n 標高差50m上で夕陽撮影会してるオトモダチを待つ
18:35
18:38
16
18:54
駐車地
天候 高曇り薄曇り後、晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
GPSログのスタートゴール地点に駐車
30台ほどとめれそう
その他周辺情報 大平山荘泊。日帰り入浴可だが時間はやめ
出だしからトラバースの段差あるとこでシールずれたりして しんどかった
2023年05月13日 08:58撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 8:58
出だしからトラバースの段差あるとこでシールずれたりして しんどかった
安定したとこ
2023年05月13日 09:09撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 9:09
安定したとこ
2023年05月13日 09:09撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 9:09
体型が似てた。同じ部族?
尾根に出るまでは登りにくかった
2023年05月13日 09:19撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 9:19
体型が似てた。同じ部族?
尾根に出るまでは登りにくかった
2023年05月13日 09:50撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 9:50
2023年05月13日 09:58撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 9:58
2023年05月13日 09:58撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 9:58
2023年05月13日 10:04撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 10:04
2023年05月13日 10:13撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
1
5/13 10:13
2023年05月13日 10:13撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 10:13
パラグライダーとんでた
2023年05月13日 10:15撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 10:15
パラグライダーとんでた
2023年05月13日 10:16撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 10:16
2023年05月13日 10:31撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 10:31
2023年05月13日 10:31撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 10:31
2023年05月13日 10:45撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 10:45
ハロってゆーらしい

薄曇りってゆうか ほぼ晴れ
2023年05月13日 10:47撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 10:47
ハロってゆーらしい

薄曇りってゆうか ほぼ晴れ
SE
2023年05月13日 10:54撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 10:54
SE
わお
2023年05月13日 11:14撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 11:14
わお
雪庇
2023年05月13日 11:14撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 11:14
雪庇
2023年05月13日 11:15撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 11:15
2023年05月13日 11:19撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 11:19
2023年05月13日 11:20撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 11:20
2023年05月13日 11:20撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 11:20
クラック
2023年05月13日 11:21撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 11:21
クラック
2023年05月13日 11:44撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 11:44
2023年05月13日 11:58撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 11:58
2023年05月13日 12:14撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 12:14
2023年05月13日 12:15撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 12:15
2023年05月13日 12:15撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 12:15
2023年05月13日 12:15撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 12:15
2023年05月13日 12:15撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 12:15
2023年05月13日 12:29撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 12:29
2023年05月13日 12:32撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 12:32
2023年05月13日 12:41撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 12:41
2023年05月13日 12:45撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 12:45
2023年05月13日 12:48撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 12:48
2023年05月13日 12:48撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 12:48
2023年05月13日 12:49撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 12:49
2023年05月13日 13:04撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 13:04
2023年05月13日 13:04撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 13:04
俺らのトラック
2023年05月13日 13:19撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 13:19
俺らのトラック
鮎氏
2023年05月13日 13:19撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 13:19
鮎氏
2023年05月13日 13:38撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 13:38
W
左、しょーがたけ
2023年05月13日 13:48撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 13:48
W
左、しょーがたけ
2023年05月13日 13:56撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 13:56
2023年05月13日 13:58撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 13:58
2023年05月13日 14:02撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 14:02
2023年05月13日 14:02撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 14:02
2023年05月13日 14:03撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 14:03
2023年05月13日 14:03撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 14:03
2023年05月13日 14:03撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 14:03
第3ドロップポイントから見える風景
2023年05月13日 15:00撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 15:00
第3ドロップポイントから見える風景
2023年05月13日 15:30撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 15:30
2023年05月13日 15:42撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 15:42
2023年05月13日 15:43撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 15:43
りあるザラメが形成されとる
2023年05月13日 15:58撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 15:58
りあるザラメが形成されとる
2023年05月13日 16:04撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 16:04
2023年05月13日 16:04撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
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俺のトラックが視える
2023年05月13日 16:04撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
2
5/13 16:04
俺のトラックが視える
2023年05月13日 16:04撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 16:04
NW
2023年05月13日 16:19撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 16:19
NW
2023年05月13日 16:19撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 16:19
鳥海湖
2023年05月13日 16:22撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 16:22
鳥海湖
2023年05月13日 17:01撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 17:01
2023年05月13日 17:01撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 17:01
嫌なトラバース区間おわった
2023年05月13日 17:01撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 17:01
嫌なトラバース区間おわった
2023年05月13日 17:06撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 17:06
2023年05月13日 17:32撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 17:32
2023年05月13日 17:32撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
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2023年05月13日 17:33撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 17:33
2023年05月13日 17:33撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
1
5/13 17:33
2023年05月13日 17:33撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
1
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2023年05月13日 17:44撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
1
5/13 17:44
2023年05月13日 17:57撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
5/13 17:57
2023年05月13日 17:57撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
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2023年05月13日 17:59撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
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2023年05月13日 17:59撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
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2023年05月13日 18:04撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
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2023年05月13日 18:18撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
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2023年05月13日 18:21撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
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2023年05月13日 18:24撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
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2023年05月13日 18:25撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
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2023年05月13日 18:34撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
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2023年05月13日 18:36撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
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2023年05月13日 18:42撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
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2023年05月13日 18:43撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
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2023年05月13日 18:43撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
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2023年05月13日 18:44撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
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2023年05月13日 18:44撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
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2023年05月13日 18:44撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
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2023年05月13日 18:55撮影 by  2212ARNC4L, Xiaomi
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5/13 18:55
撮影機器:

装備

個人装備
割れ板用工具 シールワックス ブラシ ジオライン薄手長袖 イージースキンセーバー タイツ 結束バンド 化繊パンツ 靴下 菓子パン 汗とりパッド 中近眼鏡 ロンぺ 温度計 薄手フリース ワークマンアスレパンツ ストームクルーザー長袖 モバイルバッテリー ココヘリ バラクラバ 使い捨てカイロ ヘルメット 前腕ウォーマー アクションカメラ コンパス 3mm厚ネオプレーン手袋 高度計付時計 ビンディング ハイドレーション水1l オーバー3フィンガーミトン ヘッドライト ソフトブーツ ウィペット ストック ポケットティッシュ 割板 呼子笛 シール アクションカメラの電池 長袖ダウン ダウン短ズボン コムレケア ゴーグル 度付グラサン 毛糸手袋 ビーコン 救急キット 乾き易いタオル ツェルト スノーソー ゾンデ レッドパッド アイゼン スプリットのクランポン アイスアックス スリング+カラビナ ルベルソ+安環カラビナ スマホ 6mm10m 青ストラップ USBケーブル

感想

●YAMAP(より高解像度の写真50枚あり、他はヤマレコのほうが情報量多い)
 https://yamap.com/activities/24328722

●発端と自宅から出発するまで
 秀氏とは2回、鳥海山で滑ったことがあった。祓川in新山経由千蛇谷滑降中島台outと、湯の台から宮様コースで伏拝岳ピストン。で、多分その後、数年前からサンセットクルージングやりたいな、ってゆってて、1回か2回、計画してたが温度や天候条件が悪く中止にしていた。
 今年3/20に「そういや、鳥海山サンセットクルージングまだ出来てないな」とツイートすると、秀氏ritzさんtriptripさんが一緒に行こう、となり、その後、komahisa57さんと岡氏にも声かけて、皆一緒に行くことになった。
 が、日程は俺とkomahisa57さんは土日のみ、他は金土日の二泊三日となったので、2泊3日チームと1泊2日チームは別々に計画を立てることにしてた。
 GWの関西帰省中に妻から「5/13は次女の参観日」である旨、ゆわれて、その時の5/13-14の予報は「土曜夕焼け見れるかな?日曜雨?」みたいな感じやったこともあり、楽しみにはしていたが、鳥海山をとるか授業参観をとるか随分まよった。komahisa57さんが随分たのしみにしてるっぽいことも決断に影響を与えた。
 一週間前に秀氏から「大平山荘 泊まれるけど?」とLINEが来て、もともと車中泊のつもりやったけど、たまにはええかと、大平山荘泊に。
 木曜の仕事おわってから ある程度 準備しておくつもりやったが、諸事情で準備不可で、金曜の仕事をmeetingも途中で抜けたりして無理やり早じまいにして準備し、19:00には自宅を出発したかったが、いつも通り探し物に時間がかかり20分遅れ。金曜はtriptripさんは月山で、岡律秀は鳥海山、と別々だったことをツイートで知る。

●自宅→現地
 金曜19:19自宅発→19:21-19:27給油→20:18-20:26 komahisa57さんと某所で俺の車1台に乗り合わせ→俺運転(komahisa57さん寝る)→22:43-22:53小布施PAでkomahisa57さんと運転交代→komahisa57さん運転(俺寝る)→土曜0:55-1:08日東道豊栄SAで運転交代(komahisa57さん寝る)→2:46-2:53鶴岡で給油→3:13-3:26酒田のセブン寄って最後の買い出し→3:57道の駅鳥海で車中泊→7:50頃 鳥海ブルーラインの山形側ゲート開き待ち列に並んだ
 道の駅鳥海で7時に起きて色々準備してると、恰幅のいい東北弁の高齢男性が声をかけてくれて、東北弁リスニング能力に難のある俺は半分も聞き取れてなかったかもしれんが、端折ってまとめると「山スキーに行くのかー、あーそれはスノボなのかー、スノボやったことあるけど あんまあれやったわー。あんたら住んでるとこには雪がなくて、こっちには雪があるから こんな遠くまで来たのかー、ご苦労さーん。がんばれやー」みたいな感じで応援してもらえてよかったが、最初 声をかけてくれた時は5mくらい離れてたのが いつの間にか至近距離に詰めてきてくれてたのもオモロかった。triptripさんとは道の駅で挨拶し、ゲート&登山口まで並んで運転してった。

●駐車地
 先に20台ほどとまってたかな。まぁでも駐車は出来て、一応、後から来る、岡秀律トリオの車の場所も確保。狭すぎたみたい。
 もう少しで登り始められるという時に秀号到着。ritzさんいわく「宮様コースより まだ向こうの行者岳の南東面を滑る」と。そんなとこまで行ったら夕暮れまでに帰ってこられへんわ、少なくとも俺は。湯の台に車で拾いに行こけ?と訊くがスルー。
 まぁ、ええか、と、「足遅いので先に出発します」と鮎komahisa57さんと3人で登り始めた。

●駐車地→笙ヶ岳3峰
komahisa57さんと俺は一応 この駐車地から新山までのピストンで所属山岳会に計画書を出していた。triptripさんは どうするつもりかよく分からなかった。標高1250mあたりで、後から出発した岡秀律トリオに追い抜かれる。が、長距離運転の疲れも残ってるし、無理せずノンビリいくことにした。それにしても暑い。
 予報では曇るはずだったが、高曇りで薄曇りで、日陰も出来るぐらい。お日様に傘がかかっていた。こんなに日射の影響があり風が弱いのであれば、北面の雪面もガリっておらず気持ちよく滑れるのかもと一瞬おもったり。
 標高1300mあたりでだいぶ白いとこがいっぱい見えてきて、triptripさんkomahisa57さんと相談。笙ヶ岳東面滑降を提案し、とりまDPまで行くことに。ritzさんにも無線で その旨を伝えた。メジャールートの赤竿のあるクライマーズレフトルートと、比較的荒れてないフラットに見えるクライマーズライトルートとあり、サンセットクルージングで滑りたい斜面のチェックも兼ねてライト側ルートで登る。登ってみてもライト側のほうが斜度があり荒れておらず気持ちよく滑れそうやな、ということで帰りはココ滑って降りることにした。

●笙ヶ岳東面滑降
 笙ヶ岳東面は雪庇が出来ているので、北側の雪庇がなくなってるところ、つまり3峰のピーク付近からドロップすることにした。笙ヶ岳1峰山頂付近の雪庇の切れ目からドロッピンしてる他グループも居た。そっちのほうが雪面は比較的 荒れてなかったみたい。
 ドロップしてみると、スプーンカットの出来損ないのような雪面で かなりボコボコで俺の脚前では なんとかコケずにターンするのが精いっぱいで滑りを楽しめるような斜面ではなかった。南側のほうが少しボコボコがマシに見えたので だいぶトラバースしてから縦に落とした。だだっ広い雪面でロケーションは良かったが。せやし、あまりにもボコボコで一回 尻もちついた。まぁでもなんとかターンしてフラットな面まで。






5/3御嶽山や5/4乗鞍岳高天ヶ原の斜面のほうはフラットでスピード出せたが、5/13の御嶽山や乗鞍岳も もぉこんなにぼこぼこなんやろうかとか思いを馳せたりwww

●笙ヶ岳東面滑降後→鍋森東斜面滑降→蛇石流分岐
 triptripさんはなかなか降りてこなかった。結局おりてきたが、俺やkomahisa57さんのほうには来なくて、ドロップポイントからトラバースはせずにフォールラインを滑降していた。あとから合流して聞くと、「滑ってる時は見ていたが、その後、他グループの人たちと見分けがつかなくなった」とのことやった。
 シールに切り替え、沢を詰め上がる。最初、komahisa57さんtriptripさんは他グループの人らと同じように御浜・鳥海湖分岐付近にジグ切りながら登ろうとしていたが、鍋森の向こう側の斜面を滑ってみまへんかと提案して沢を詰め上がった。
 で、シールからボードモードにし、鍋森東側の緩斜面を滑ったが、後から考えると、すぐにドロップせず南に降りてから斜度のある斜面を滑降したほうがオトクやった。



とはいえ、この緩斜面、笙ヶ岳東面と比較すると断然にフラットで、気持ちよく滑れた。よく斜面を観察して(遠目で見ても分からないことが多い)選ぶ必要を実感した。

●蛇石流分岐
 ここは巨大なスキー場のような場所。どこもかしこも滑れる。
 triptripさんは止まった場所からすぐ西側をアイゼンで登って見えてる急斜面を滑る、という。komahisa57さんもまぁ適当に緩斜面を滑っとくと。俺は文殊岳方面に向かって まぁでも遅くとも15:30頃にはドロップすると。
 往きで笙ヶ岳まで登ってドロップした地点に18:00までには戻って落ち合って、3人で、サンセットクルージングしよう、と約束した。まぁ17:00迄に この今の場所(蛇石流分岐)まで戻れば18時にサンセット地点まで戻れるだろう、とも話していた。で、後で落ち合おうと、一旦、解散。

●蛇石流分岐→文殊岳西尾根 標高1870mDP
 komahisa57さんは先いきますわー、とさっさと登っていって姿を消した。なるべく斜度の緩いとこを選んで北方向に登っていったようやった。triptripさんはまだアイゼン段取り中だったが、俺もシール準備できたので ほなあとで、と登り始めた。
 komahisa57さんが消えた方向よりも、もう少し東方向に気になる斜面があったので そっちを目指した。笙ヶ岳東面で荒れた斜面に懲りていたので、なるべく近くで観察したかった。結構 斜度があるが そんなに荒れてない斜面、ただ、藪がありアプローチはしにくい。荒れてる緩斜面から回り込んで上からアプローチするのもありかな、とか。最後、笹薮と笹薮の間の糞詰まりで雪がなくなるとこまで登り、そこをドロップポイントとした。ドロップ準備中に ふと思い出し、ritzさん宛でグループCHATに「笙ヶ岳山頂から五百m北尾根にkomahisa57さん鮎俺集合して夕焼けライドするけど来れる?」と送ってみた。

●文殊岳西尾根 標高1870mDP→笙ヶ岳3峰
 気持ちよく滑る、で、登ってきたところとは違うルートに入り、お目当ての急斜面に向かう。

が、どうも想定していたとこと違うところに入ってしまい、やたらと細い雪面幅のとこに入ってしまう。しかも 真ん中に直径2〜3mの穴が開いてたり。おそろしい。が、まぁなんとかクリアし、その笹薮ゴルジュを抜けると気持ちいいフラットかつ斜度のある雪面。ここは良かった。ヤマレコアプリの地形図で位置を時々確認しながら降りたが、途中からはスキーのトレースもあった。で、トラバって、最後、板を持ってツボ足で標高差20〜30m登って、もっかいわりかし斜度のある斜面で板乗る。

と、一人、ぽつねんとスキーヤーが立っていて、やたらとこっちのほうを見ている。小一時間前までは他に2グループほどスキーヤーやボーダーを見かけたのだが、もぉ誰も居ない。なんで一人だけ?山中泊の人?きもいな、とか思いつつ挨拶すると、それはkomahisa57さんだった。。。
 「合流できてよかった」「ほなゆうてた場所に18時に着くようにいこか」と。「まぁこの時間ならちょうどええやろ」と。で、目指す。komahisa57さんは既にシール貼ってたみたいで「ぼちぼちいっときますわー」と さっさと登ってしまった。で、俺はボードを脱いで、ひっつかなくなってきたシールは使わずツボ足で板はシュリンゲで引きずって緩斜面をけりこみながら登った。で、雪でフラットになった鳥海湖に出て平らなとこを歩く。夏道だとは思うが雪面が笹薮で細くなってるとこで、ズボって落とし穴にハマった。その後、緩い下りでも板に乗って降りる。で、次やねんけど、御浜・鳥海湖分岐までトラバースせなあかんかって、夏道でてたらありがたかってんけど、シール+クトーで慎重にクリア。ココが俺的核心部やった。シールもほとんどひっついてなかったしね。ツボ足アイゼンでトラバったほうが気が楽やったかも。
 で、御浜・鳥海湖分岐で後ろから賑やかな声がして、スキーヤー三人組がおるなぁと思ったら、それが岡秀律トリオやった。そこから10分弱あるいて笙ヶ岳3峰の北東の緩いコルにkomahisa57さんtriptripさんペアが居て、まぁなんとか皆合流できて「大団円やーん」と一人はしゃぐ。
 合流後、ritzさんがサッサと先に行ってしまい、他の人もそっちについて行ってしまい、標高1570mあたりの台地で止まってる。俺は往きで登った斜面を滑りたかったこともあるし、ちょっとでも上からドロップしたいということもあって、途中から やっぱりコッチやんと、笙ヶ岳3峰山頂を目指し、他の人らは背にして暫く登る。が、ちょっともう疲れてきてることもあり、往きで目をつけてた斜面でサンセットライドするのは諦めて、山頂よりは少し下で、ritz軍団がおる方向に滑れるところをドロップポイントとし準備を始める。

●笙ヶ岳3峰→駐車地
 「今おるとこからドロップして、アンタら居るとこ通り過ぎて少し下までいくわ」とritzさんに無線を入れ、滑降してるとこを動画で撮ってもらってritzさんたちがギリギリ視野に入るあたりで停止。

ritzさんたちが降りてくるシーンを撮ろうとスマホをかまえて いつでも動画とれるようにスタンバるが なかなか降りてこない。
 「今 何ちゅう?」と無線で聞くと「夕日鑑賞中」との返事。なるほど、と。俺も夕焼けをのんびり眺め、写真を撮ったりする。半時間しても降りてこないので、無線で「寒なってきたんで降りるでー」と入れるが返事がない。4〜5回 無線を入れたが返事がない。身体は冷え切ってしまったし、これより遅くなるとヘッドライト点けんとあかんようになったら嫌なので、のんびりと一人で帰ることにする。途中、往路と違うところを滑ってみたら、3mほど笹藪漕ぎが必須となり、「サンセット藪漕ぎ」、で、笹薮から抜けたところで、雪が薄いところでズボってしまい、「サンセット落とし穴」。そこには より だだっ広い雪面が広がっていた。LINEのグループチャットに「寒いのでドロップしました」と送り、スマホ動画とりながら滑ったり。

最後の最後の灌木地帯は板を持って5分弱あるいて駐車地着。
 ritzさん軍団も15分以内に駐車地にヤってきたが、やはり一部ヘッドライトを点けていた模様。1人ずつ 夕日に向かって ちょっと滑るシーンを動画や写真で撮る をヤってたみたいで そら5人もおったら登り返したりしてたら半時間では済まんわw

●下山後
 大平山荘で宴。ritzさん秀氏komahisa57さんがグッズやら食材やら酒やら色々段取りしてきてくれてたのに、自分は出刃包丁と鶏もも肉1パックしか持ってきておらず、少し申し訳ない気もしたが、色々楽しませてもらった。秀氏持参の花邑?やったか銘柄わすれたけどフルーティなお酒が効いたのか、生中ジョッキ二杯が効いたのか、運転疲れと山での行動疲れが出たのか なんだか分からんが、とにかくあっという間に寝てしもて、敷布団なしで畳の上に寝てしもた。

●日曜、交通費
 朝飯は秀氏からもろたカップラーメン。
 雨降ってなければ半日すべってもいいかなとは思ってたけど、まぁ結局、朝8時過ぎの時点で大平山荘では小雨がパラついていた。
 秀号鮎号とバイバイし、komahisa57さんと帰途で鶴岡水族館に数時間よって、村上のサーモンハウス(はらこ茶屋)で鮭やイクラを堪能した後、中津川のインド料理屋で1500円食べ放題で ほんまに腹いっぱい食ってから解散。GSやメガドンキよったあと、岡崎出稼ぎ宅には21:15着。
 komahisa57さんとは長い付き合いだが、たがいの共通点として本多勝一著作にハマってた時期があったということが 今回初めてわかった。往復1260km運転の副産物? 自宅→komahisa57さんとのランデブーポイントまでは片道70kmなので一人運転区間を足すと往復1400kmのロードトリップ。同乗区間の往復高速+ガソリン代が一人あたり14650円、一人運転区間は往復3200円ほど。合計往復交通費17850円。

●振り返り
 オッサン二人のロードトリップとしては楽しめた。往復交通費も安いもんやと思う。
 Sunset Rideの結果については、ritz軍団を半時間 待ってから結局一人で滑ることになったので、それだったら休み休みでもいいので ゆっくり3峰を越えて、当初予定してた斜面を一人でもいいので滑れば良かったやんと、後知恵だが思った。まぁこの時は結構 疲れてたこと以外に、ritz軍団を あんまし待たせたらアカンわ という気持ちも働いてたので しゃぁないか。…というように山ボードとしては若干モヤモヤ感が残った。なぜ そうなったかを突き詰めると、現場で流されてしまった自分に行き着く。もし、山ボードのためだけにカネと時間を費やしたのに、思ったように遊べなかった、と考えるとネガティブな印象のみ残るが、この山ボードも二泊三日ロードトリップの一部分と考えればコレはコレでありなのかも。怪我なく皆たのしめたようやし。

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