阿蘇山
- GPS
- 07:49
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 773m
- 下り
- 770m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から火口登山路側道を料金所まで歩いたあとに右に折れ、登山道に入るが、その一帯はすでに硫黄臭が結構する。下山時にはアナウンスで、喘息等疾患のある方の登山禁止が放送されていた。 |
その他周辺情報 | 駐車場付近には新しいショップもある。温泉は南登山道路(南阿蘇)の瑠璃温泉が一番近いが北側南側にいくらでもある。 |
写真
感想
稜線からの朝日を撮りたくて来たが出遅れ諦める。
それでもスタートからミヤマキリシマの海を見られてラッキーだった。
一山越えると下りになり、砂千里ヶ浜だ。小学生の頃、仮面ライダーやアクションドラマなどのテレビで見た記憶があり、こんな荒涼とした場所が九州にあることに驚きを覚えた。途中で中岳付近から朝日が顔を出した。左側が砂千里ヶ浜になる。
急登を越えると南岳だ。今度は左に中岳、そして高岳が見えてくる。もう一息だ。
見下ろした火口からは噴煙を勢いよく上げている。
中岳に到着すると後続が次々に登ってきた。百名山登山の方もいた。朝のご褒美の雲海も見ることができた。また、以前冬に単独で登った楢尾岳も眼下にはっきりと見ることができた。
高岳へ向けてスタートしたが、ほどなくして到着した。東正面には根子岳も見える。 ここでまたさっきの登山者一行と一緒になり話に花が咲いた。埼玉、栃木、千葉からの方々でそのうち2名は百名山挑戦中とのことだ。さらに一人は行き当たりばったりの日程が羨ましかった。参考にさせていただこう。すっかり長居してしまった。
東峰へ進んだ。右に南阿蘇の町、左に阿蘇・一宮の町などを眺めながら空中散歩は楽しい。
仙水尾根分岐を過ぎると眼下に鷲ヶ峰が見える。昔クライミングで登った岩稜だ。九州でも屈指のアルパインクライミングを味わえる岩稜ではないかと思う。ただ落石が多いのが怖い。
東峰で花を撮影し根子岳を十分に眺めてまた周回で下っていった。
東峰からは火口ルートへ下り、小屋の観察をしたあとに、また外周へ復帰した。中岳を経由してた後、スカイライン上で昼食休憩とした。昼食後、砂千里へ下っていった。途中で何組も外国人登山者(ドイツ、アメリカ、オランダなど)がバラエティに富んでいる。コロナが明けて観光が復活しているのが登山でも分かるようになった。 すれ違った人の情報では今年のミヤマキリシマはハダニにやられていて例年より咲いていないらしい。そう思えないくらい美しかったが。
結局7時間もかかり、のんびり散歩的なハイキングになった。
阿蘇はスケールの大きいカルデラであり、しかも五岳すべてに登ることができる。(根子岳は一般には東峰のみ) 外国人も言っていたが、日本が誇る世界レベルの雄大な風景であることは間違いない。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する