旗立岩中央陵(乾徳山)
- GPS
- 09:15
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 812m
- 下り
- 796m
コースタイム
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 9:13
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
半年ぶりの乾徳山。
前回は旗立岩の視察目的で一般登山道を登ったが、今回はいよいよ旗立岩アルパインクライミングに挑戦。
山頂への直登ルートではなく国師ケ原経由で山頂手前をトラバースした。私達が登山道から右折したもう少し上に正解のトラバースルートがあったのかもしれない(不明)。トラバースは短く程なく人で賑わった取り付き点へ。ルート本に載っている懸垂下降ルートより時短で到着できたと思う。
登山口手前の細い林道運転に苦戦しながら、8時半前に大平牧場駐車場へ到着。この時間でも駐車場はすでに8割方埋まっていた。まずは登攀取り付きポイントを目指す。ルート本だと扇平から山頂へ向かう山頂手前で懸垂下降をしてポイントを目指すが、今回は6人パーティーと人数が多かったため、国師ヶ原経由の一般登山道から山頂手前で登山道を外れてアプローチした。踏み跡が薄くわかりにくかったが、ロープが1箇所ありまっすぐ進むとほどなく旗立岩が現れる。ゴジラの背のような威圧的な出で立ちでとても入門ルートとは思えない。既に1組が取り付いており、2組4名が順番待ちの状態だったのでその後ろに順番をとる。やはり人気ルートのようで、我々の到着後すぐに懸垂下降ルートからの4人組パーティーも到着。
6人パーティーの我々は2人3組に分かれ、リーダーと私が1組目。前のパーティーの一手一手を眺めながら自分の番を待つ間に緊張感が高まり胃がキリキリする。口の中が乾く。なんで来ちゃったんだろうと後悔しているうちに自分たちの順番に。
全3ピッチの本ルートは1ピッチ目5.6が核心。途中でルンゼからリッジに上がる箇所で霧が晴れ、すっぱりと切れ落ちた景色は高度感が半端なく、足が竦みそうになる。そのあとの小ハングに苦戦してなんとか乗り越えたらリーダーの姿が見えて一安心。その後2ピッチ目Ⅲ、3ピッチ目Ⅲは高度感こそあるものの傾斜は緩いリッジで写真を撮る余裕も出てきた。終了点から少し離れたところに旗立岩全体がよく見えるスポットがあり、後続2パーティーが軽快に登っている雄姿を写真に収めた。
全員登攀が完了したところで時間はすでに16時。すぐ近くの山頂に立ち寄り記念撮影をして下山。本ルートは参加者全員が初めてだったこともあり、3ピッチの入門ルートながら本格的な登攀気分が味わえて非常に満足感のある山行となった。
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