【東京周辺の山350】岩山【関東100】石裂山

2023年05月21日(日) [日帰り]

• GPS: 08:26
• 距離: 10.6km
• 登り: 913m
• 下り: 909m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:52
• 休憩: 2:45
• 合計: 9:37

7:11 富士山公園駐車場
7:27 7:28 日吉神社
7:29 7:29 岩山ハイキングコース入口
7:43 7:45 Ｃ峰
7:48 7:57 ３番岩
8:12 8:14 ２のタルミ
8:40 8:41 ２番岩
8:55 9:07 岩山
9:13 9:40 猿岩
9:48 9:50 西鹿沼町登山ポスト
10:22 10:22 富士山公園駐車場
10:22 11:33 この間に昼食、買物、車で移動
11:33 11:33 加蘇山神社駐車場
12:06 12:07 竜ヶ滝休憩舎
12:35 12:35 中ノ宮休憩舎
12:53 12:53 奥ノ宮
13:36 13:36 稜線上
13:45 13:45 東剣ノ峰
14:02 14:25 西剣ノ峰
14:44 14:54 石裂山
15:10 15:11 月山
16:23 16:24 竜ヶ滝休憩舎
16:45 16:47 加蘇山神社
16:48 加蘇山神社駐車場

【岩山】
■所要時間：3時間11分
■歩行時間：191分（小休止を含む。）
■距離：6.0km
■累積標高差：+-290m
■行程量：12.0+5.8+2.9=20.7P（10.35EK）（★）
■ラップタイム：9.23分/P, +244m/h（マイペース登高能力：ランク�検�
■脚力：3.25EK/h, 6.50P/h
■エネルギー（ルート、コース）定数：191x0.03+0.29x10+0.29x0.6+6.0x0.3=10.504
■山のグレーディング：2C+（富士山公園駐車場からの往復）
■消費カロリー：10.504x(78+(6.4+5.5)/2)=882kcal

【石裂山】
■所要時間：5時間15分
■歩行時間：315分（小休止を含む。）
■距離：4.6km
■累積標高差：+-710m
■行程量：9.2+14.2+7.1=30.5P（15.25EK）（★★）
■ラップタイム：10.33分/P, +218m/h（マイペース登高能力：ランク�検�
■脚力：2.90EK/h, 5.81P/h
■エネルギー（ルート、コース）定数：315x0.03+0.71x10+0.71x0.6+4.6x0.3=18.356
■山のグレーディング：2C+
■消費カロリー：18.356x(78+(7.0+6.0)/2)=1,551kcal
※各指標の詳細は、個人プロフィールで説明。

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

（岩山）公園駐車場に駐車
（石裂山）加蘇神社下の駐車場に駐車

コース状況／危険箇所等

■岩山も石裂山も、鎖場や梯子の多い難易度Cクラス以上の山です。一昨日の雨で岩がまだ濡れていました。

【岩山】
■岩山は、三番岩から一番岩の岩山まで、岩稜帯のアップダウンを繰り返し、最後に猿岩の70mの鎖場の下降が待ち構えています。鎖場を下りない迂回ルートもあります。猿岩の鎖場は鎖またはロープで3段に構成されています。今回、最初の鎖を下りた後は、鎖場の横の急斜面を立木に掴まりながら下りました。
■岩山への経路上には、詳しい緯度、経度を記した標識が立っていました。110や119に緊急通報する事案が多いのでしょう。前後のポイントの緯度、経度が黒色で書かれているのに、当該ポイントの緯度、経度が書かれていなかったので、赤色で書いてあったのが長年の間に消えた可能性があります。

【石裂山】
■石裂山を時計回りで周回しましたが、奥ノ宮から先のトラバース道から尾根への取付き場所が不明瞭で、道を間違えて谷筋を登ってから正規のルートに復帰しました。
■石裂山手前の西剣ヶ峰から鞍部に下りる正規のルートには梯子がかかっており、下り口には標識もありましたが、標識を見落として道を間違えて第一展望台方面に向かい、踏み跡を辿って下に下りて行きました。下が急斜面の崖になっていたので、無理して下りずに、西剣ヶ峰まで登り返して正規ルートを発見し、事なきを得ました。正規ルートを外れると急斜面の崖地に遭遇する怖い山です。
■月山から先の下山は、道が明瞭だったことと、道が九十九折になっていたことで下りやすかったです。
■時計回りと反時計回りを比べると、時計回りの方がルートを見失いやすく、反時計回りの方が下山時に激下りとなります。石裂山の山頂を踏むだけで良ければ、反時計回りで登って、登ってきた道を引き返すのが良いです。

その他周辺情報

■下山後に立寄った日帰り温泉
栃木天然温泉いきいき夢ロマン　大人850円
http://www.yumeroman.net/

写真

【岩山】登山口の最寄りの日吉神社の駐車場は参拝客用のため、富士山公園の駐車場に停めました。

【岩山】標識を辿って登山口に向かいます。

【岩山】日吉神社の石段が見えてきました。

【岩山】日吉神社に参拝。

【岩山】登山口の標識

【岩山】最初は緩やかな道

【岩山】岩が出てきました。

【岩山】足を引っ掛ける穴が掘られていたので、手足を使って登りました。

【岩山】岩の隙間をよじ登るのが順路になっています。

【岩山】よじ登った先のピークからの眺め。

【岩山】3番岩に到着。

【岩山】3番岩の上

【岩山】3番岩からは眺望がありません。

【岩山】大きな岩

【岩山】大きな岩の後ろの隙間を抜けます。

【岩山】ベンチが設置されています。

【岩山】梯子の上に岩がせり出しているため、頭上注意。

【岩山】岩を梯子で乗り越えます。

【岩山】梯子で登った岩の上からの眺め。2番岩のピークが見えています。この後、一旦下ってから登り返します。

【岩山】岩の隙間を抜けます。

【岩山】滑落注意の看板

【岩山】2番岩に登ってきました。

【岩山】岩を越えて行きます。

【岩山】危険、立入要注意の看板。

【岩山】ヤマアジサイ？

【岩山】一番岩の岩山に到着。

【岩山】岩山の三角点

【岩山】岩山の山頂からの景色

【岩山】狭い岩の隙間。隙間を抜けて行く人もいます。

【岩山】緩い岩を登ります。

【岩山】迂回路の表示。

【岩山】猿岩の上に来ました。

【岩山】鎖場。下が見えません。

【岩山】最初の鎖を下りた所。このあと、横の林地の立木を伝って急斜面を下りました。

【岩山】3番目の鎖の下まで下りてきました。

【岩山】西鹿沼方面の表示

【岩山】右折して日吉神社方面に戻ります。

【岩山】林の中の道をトラハパースします。

【岩山】ゴルフ場の横の道に下りました。

【岩山】ゴルフ場のプレーヤーの進み具合に合わせて進みました。

【岩山】綺麗な池のあるコースです。

【岩山】ゴルフ場の横の道から脇道に入ります。

【岩山】道端のお花

【岩山】道端のお花

【岩山】さらに進みます。

【岩山】お花

【岩山】駐車場に戻ってきました。

【石裂山】加蘇山神社前に駐車。

【石裂山】しばらく谷沿いの道を登ります。

【石裂山】竜ヶ滝。オオカメノキも咲いていました。

【石裂山】竜ヶ滝休憩舎

【石裂山】この先のコースの注意書き看板

【石裂山】時計回りコースと反時計回りコースの分岐

【石裂山】千本桂の木

【石裂山】中ノ宮に到着。

【石裂山】中ノ宮休憩舎

【石裂山】梯子や鎖場が続きます。

【石裂山】奥ノ宮に登る梯子

【石裂山】奥ノ宮

【石裂山】奥ノ宮の梯子の下まで戻った後、道をトラバースしましたが、尾根への取り付きを見落としてしまったため、谷を遡り、正規コースに復帰した場所です。

【石裂山】谷を遡った場所から見える階段。

【石裂山】稜線に登ってきました。

【石裂山】稜線の1つ目のピーク。キロ表示の標識があるだけ。

【石裂山】2つ目のピークが東剣ノ峰

【石裂山】東剣ノ峰から梯子で下降します。

【石裂山】下ってきた梯子を見上げます。

【石裂山】西剣ノ峰への登り。

【石裂山】西剣ノ峰にある標識。こちらの道が正規ルート。その前に、今日2回目のルートミスをしました。この標識を見落として、第一展望台30mと書かれた標識の横を通り過ぎて、踏み跡を下降しました。下が急斜面の崖になっていたので、これ以上無理に下らずにもう一度登り返して標識を発見しました。

【石裂山】第一展望台30mの矢印の標識の先に踏み跡がついていたため、下りて行ったのが間違いの元でした。

【石裂山】西剣ノ峰から鞍部に下りる梯子。

【石裂山】西剣ノ峰と石裂山の鞍部に下りてきました。

【石裂山】登り返して石裂山の山頂（879m）に到着。

【石裂山】三角点と山頂の広場

【石裂山】石裂山を出発して、月山に向かいます。

【石裂山】月山への登り道

【石裂山】月山の山頂（890m）に到着。

【石裂山】谷に下りる下降点まで下りてきました。

【石裂山】時計回りコースと反時計回りコースの分岐点に戻ってきました。

【石裂山】行きにも立ち寄った休憩所

【石裂山】加蘇山神社の石段下まで下りてきました。この後、無事に下山できたことのお礼のために、神社に参拝しました。

装備

個人装備

ザック ザックカバー ヘッドライト 携帯ラジオ 予備電池（単３単４） 替えメガネ 細引き3mmX10m 折り畳み傘 スパッツ タオル 手袋 雨具上下 ツエルト 洗濯ハサミ4本 敷物用シート 携帯トイレ サムスプリント 三角巾 レスキューシート ガーゼ ハサミ 付箋 テーピングテープ バンドエイド 消毒薬 綿棒 救急用手袋 カロリーメイト 武器セット 財布 保険カード 携帯電話 モバイルバッテリー マスク 消毒用ジェル 飲料1L 非常用水0.5L ヘルメット お湯0.2L（石裂山） テルモス（石裂山）

感想

shokunpapa

関東100名山で登り残している石裂山と、その前に、近くにある岩山に登りに行きました。いずれの山も、今回が初見の山です。どちらの山も鎖や梯子だらけでした。

特に岩山の猿岩の下降については、足がかりが少なく、傾斜も60〜70度はあるため、足を岩に突っ張っても、鎖をつかむ手に負担がかかって難儀しました。2番目、3番目の鎖については、岩場を下りずに、横の林の中の急斜面を木につかまりながら下りました。

また、石裂山では、正規ルートから外れる痛恨のミスを2度も犯して、大幅な時間ロスとなりました。ルートファインディングをもう一度やり直さなければなりません。正規ルートを外れると、周りは急斜面の崖で、正規ルートのように梯子や鎖が整備されていないため、相当危険な場所になっていました。西剣ノ峰からの間違えた下りでは、石裂山との鞍部の標識が横方向に見えていましたが、急な崖に阻まれてトラバースもできず、下も急な崖だったため、このまま無理して下りずに、登り返して命拾いをしました。全般的に、昨年9月に登った長野県の有明山のようにアップダウンや岩場の多い山でした。