札幌近郊の低名山巡り:藻岩山(RW山頂駅より往復+プチ尾根歩き…)
- GPS
- 01:33
- 距離
- 3.2km
- 登り
- 305m
- 下り
- 298m
コースタイム
天候 | 快晴微風(視界良好!) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・全コース、しっかり整備され案内道標も多数 ・RW山頂駅から藻岩山頂上までは、ミニケーブルカーの真横を登る登山路、回り道の自然観察路の2コースあり ・広い山頂広場の一角に、馬ノ背〜旭山公園方面へのハイキング路入口あり |
写真
感想
北海道ツアー第4幕、日高エリアから再び長駆約200km移動、札幌近郊の低名山2座に挑みます。まずは足馴らし兼ね、札幌市民や夜景見物の観光客に人気のスポット、藻岩山(新日本百名山/日本百低山)へ。当初は宿を早立ちして麓の旭山公園からしっかり登降の予定でしたが、浦河の宿で充実したメニューの朝食を諦めるのが余りに惜しくなり、ダッシュでバイキング朝食を済ませた上、行程短縮のため片道のみロープウェイ使いズルすることに…。この日も朝から雲一つない上天気、勇んで日高道の無料区間から道央道へと疾駆、首尾良く藻岩山RW山麓駅にちょうど営業開始時間の午前10時半直前に到着。我ながらよく練られた計画だ、と自画自賛しつつ、小さなリュックを背負ってRW乗り場へ向かうと、何と強風でRWは運休中、運転再開の見込み立たず…との悲報…。
途方に暮れつつ、当初計画に立ち戻り旭山公園から往復する作戦に切り替えるべく検討するも、これだとタイムオーバーとなり、明日にかけ登る予定の空沼岳の小屋着が暗い時間となってしまい、クマ遭遇のリスクが増すことが判明…。RWで楽して登っちゃおうと安易に考えた小生が甘く、自業自得…とカーナビを虚しく眺め、半ば諦めかけた刹那、RW山頂駅まで有料観光道路で辿り着けることが判明。これだと山頂までの片道僅か10分ほどでハイキングが終わってしまう体たらくとなりますが、当初予定していた尾根歩きを少しプラスし、何とか格好を付けよう、と取りあえず出発。往復通行料1,200円の御利益にて、思惑通り午前11時過ぎにはRW山頂駅前に到着。ここから本当の山頂までは、更に小型のケーブルカーで移動できますが、さすがにこれでは自力で一歩も歩かず1座踏破となり、名山巡礼者の名がすたる、とケーブル横の遊歩道を登っていきます。
約10分弱であっという間に、平日にも関わらず多くの地元市民ハイカーやシニア層観光客、そして外人旅行者など多様な来訪者でごった返す藻岩山頂到着。この日は素晴らしい天気で視界も良好、山頂展望台からはこれからチャレンジする空沼岳はじめ、札幌近郊の残雪の山々、エニー(恵庭岳)に代表される、支笏湖周辺の個性豊かな峰々と噴火湾、そして彼方にはうっすらと大雪・日高の重畳たる山並み…とほぼ360度の大パノラマが楽しめました。ほぼ他力で登頂してしまった後ろめたさもあり、折角なので当初計画していたプチ尾根歩きの触りだけでもこなそう、と馬ノ背分岐点まで往復することに。こちらも老若男女の市民ハイカーにトレランの方、犬連れのお散歩!?の方など多種多彩な方々とスライドしますが、皆さん当方が少々くたびれるほど挨拶をしっかりされること、多くのハイカーの方がクマ鈴を携行されていることには大いに感心。新緑の中、歴史を感じさせる古い山頂登拝路の雰囲気を味わいながら、短い藻岩山ハイキングを終え、ロープウェイ山頂駅に戻りました。
時刻は午後1時前、さすがにお腹も減ってきたので、車で走っていて見つけた山麓のイオンショッピングセンターへ。ここでお弁当と次のツアー分の食料を仕入れ、駐車場の片隅で場違いなヤマラーの格好のままで簡素なランチを済ませて、この時間なら明るいうちに宿泊地の万計沼に着けそうだ、と少し安堵しながら、そそくさと次なるターゲット・空沼岳登山口へと車を飛ばす小生でありました。この後、大きな波乱が待ち受けていることも、この時は知る由もなく…。
[※空沼岳編へ続きます…]
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