霊山 歴史&景勝地
- GPS
- 03:01
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 456m
- 下り
- 446m
コースタイム
- 山行
- 2:10
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 3:01
午前中 花塚山へ
11:00 花塚山登山口発
11:50 霊山登山口駐車場
<復路>
15:10 霊山発
17:00 飯坂温泉 宿着(翌日 半田山へ)
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
霊山登山者用駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備され、注意して歩けば全く問題ない |
その他周辺情報 | りょうぜん虹彩館 日帰り温泉・レストラン有 |
写真
感想
2023年(令和5年)5月25日(木)
霊山 歴史&景勝地
駐車場から見る限り険しそう、そして案内板も岩だらけの図柄に緊張。
「日本の山1000」の400座目、不安を抱きながら登り始めた。
安山岩、玄武岩の砂礫をたくさん含む岩壁が続く。
宝寿台は後回しにしてまずは山頂を目指し先を急ぐ。
見下し岩、国司沢と展望の良い所からは安達太良山、吾妻連峰が見渡せた。
眼の前には厳つい岩の壁、崖下にはすでに小さく駐車場、こども村の建物が見られた。
山頂を急ぐならば霊山城跡へと思っていたが、「護摩壇でのスリルを」などと書かれたものが目に入り、迷うが時間的にも余裕があり護摩壇方面へと向かうことにした。
一旦下ると目の前に岩の壁が出現。
これぞ岩の景勝地と言わんばかりの岩場、護摩壇に。
危険ではあるが良く整備され全く問題なく奇岩、覆い被さる岩の屋根、岩のトンネルを楽しむことができた。
次は霊山城跡へ向かうが、護摩壇からの最初の登りだけは十分な注意が必要だった。
鎖のある岩場と鉄の梯子を渡る。
ところがその後は樹林帯の中を進む普通の登山道となり快適そのもの。
霊山の歴史は比叡山とも関連し、南北朝の争いでの悲劇が。
城跡、寺跡と歴史を積み重ね山全体が歴史に彩られている。
廃墟とはなっているが、歴史文化を長い年月受け継いできた山だ。
城跡からなだらかな稜線をわずかばかり進むと東物見岩。
霊山の最高地点となる。
展望は東側に開けるが阿武隈山系のすそ野になって行くのだろうか低山が連なるのが分かる。
蟻の戸渡が気になり出す下山。
最後に恐怖の道が待っているのかドキドキして進んでゆくが、拍子抜け。
山頂の東物見岩と同じような岩稜の展望台だった。
岩の上に登ってみると確かに岩の連なりだが通過する必要も無かった。
下山で恐怖、スリルを弁天岩で味わうことができた。
岩と岩の間に梯子がかかり、下は絶壁で落差がある。
弁天岩へ行く必要は無かったが、展望は優れ勇気は報われた。
最後、登りでは敬遠した宝寿台へと梯子を登り岩の先端へと立った。
登山道だけを歩けば全く問題なく快適な景勝地を巡れるコース。
ちょっと岩を楽しむのにはいくつかの梯子を登ることもできる。
歴史文化を受け継ぐ山、そして迫力の奇岩を巡る最適な山だった。
「日本の山1000」の記念すべき400座目となった霊山。
あと400座は登りたいと決めている。
無理はせずに自分に見合った全国の山を巡り続けたい。
ふるちゃん
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