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Yamareco

記録ID: 556968
全員に公開
山滑走
蔵王・面白山・船形山

蔵王山(刈田岳)

2011年12月31日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:51
距離
7.6km
登り
379m
下り
375m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:22
休憩
0:30
合計
2:52
11:49
28
すみかわスノーパークゲレンデトップ
12:17
12:18
46
13:04
13:07
8
13:15
13:16
7
13:23
13:48
39
14:27
14:27
14
14:41
すみかわスノーパークゲレンデトップ
11:49 すみかわスノーパークゲレンデトップ:シール登行
13:23-13:48 刈田岳:スキー滑降
14:16 蔵王エコーライン合流:車道上をスキー滑降
14:41 すみかわスノーパークゲレンデトップ:ゲレンデ滑降(コースタイム外)
14:59 すみかわスノーパーク駐車場
天候 曇り(ガス)
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
宮城蔵王すみかわスノーパークより
 リフト×3 計\1,500
その他周辺情報 【風呂】遠刈田温泉 神の湯 \300
すみかわ第3ペアリフトトップより入山。しばらく雪上車のルート(車道)上をシール登行
2011年12月31日 11:49撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/31 11:49
すみかわ第3ペアリフトトップより入山。しばらく雪上車のルート(車道)上をシール登行
大黒天登山口。この先で雪上車のルートを外れ、登山道南側の尾根を登る
2011年12月31日 12:17撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/31 12:17
大黒天登山口。この先で雪上車のルートを外れ、登山道南側の尾根を登る
登山道合流。稜線上は風が強く地表が露出しているが、面倒になってそのままシール登行を続けた
2011年12月31日 12:35撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/31 12:35
登山道合流。稜線上は風が強く地表が露出しているが、面倒になってそのままシール登行を続けた
一瞬晴れ間が。この後写真だけみるとそこそこ視界はありそうだが、ガスの切れ間を狙って写真を撮ってるだけで、基本は真っ白で風雪も酷い
2011年12月31日 12:45撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/31 12:45
一瞬晴れ間が。この後写真だけみるとそこそこ視界はありそうだが、ガスの切れ間を狙って写真を撮ってるだけで、基本は真っ白で風雪も酷い
南斜面はいちおう樹氷もできつつある
2011年12月31日 12:51撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/31 12:51
南斜面はいちおう樹氷もできつつある
山頂近くまで登ると稜線上も露岩がなくなり、歩きやすくなる
2011年12月31日 12:54撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/31 12:54
山頂近くまで登ると稜線上も露岩がなくなり、歩きやすくなる
刈田岳避難小屋
2011年12月31日 13:15撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/31 13:15
刈田岳避難小屋
刈田岳山頂
2011年12月31日 13:25撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/31 13:25
刈田岳山頂
東南尾根の滑降。上部はクラストだが、この下辺りからパウダーが味わえる
2011年12月31日 13:59撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/31 13:59
東南尾根の滑降。上部はクラストだが、この下辺りからパウダーが味わえる
道路に落ちた後、体のあちこちが痛むの我慢して東南尾根を滑り続ける。
2011年12月31日 14:15撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/31 14:15
道路に落ちた後、体のあちこちが痛むの我慢して東南尾根を滑り続ける。
雪上車のルート(エコーライン)に合流し、そのまま道路上を滑る
2011年12月31日 14:22撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/31 14:22
雪上車のルート(エコーライン)に合流し、そのまま道路上を滑る
エコーラインを左に分け、スキー場へ向かう車道を滑る。この辺りはショートカット可能だった
2011年12月31日 14:29撮影 by  DSC-TX5, SONY
12/31 14:29
エコーラインを左に分け、スキー場へ向かう車道を滑る。この辺りはショートカット可能だった

装備

個人装備
[スキー板/ビンディング/靴] K2:BACKUP('12)/Voile:Switchback X2/Scarpa: T2('05)

感想

[b]■総括[/b]
買ったばかりの板とビンディングを早く試したく、今シーズン初滑りとして帰省途中に宮城蔵王の刈田岳に登りました。登山口となるスキー場の積雪が120cmあったので、山もそこそこ楽しめると思ったのですが・・・。
下部はブッシュが埋まりきらず、上部は強風で雪が飛ばされていたりと、コンディションはまだまだ。
さらに視界が悪く、除雪された道路に落ちるというおまけ付き。まあちょっとだけでもパウダーを滑ることができましたし、何もしないでいるよりはマシと思いましょう。

[b]■記録[/b]
11:49 1374m 第3ペアリフトトップ発。このスキー場は雪上車で刈田岳山頂直下まで登るツアーを開催しており、そのルートはきれいに圧雪されている。コース外はまだブッシュが埋まりきらずに歩きにくいし、雪上車のルートもそれほど遠回りしている訳でもない。ということでしばらく雪上車のルートをシールで進む。
途中、エコーラインと合流する手前はショートカットしたほうが効率的だったのだが、なんとなくそのまま道路上を歩いてしまった。

12:18 1459m 大黒天。この先で雪上車のルートを離れ、刈田岳東尾根に取り付く。このまま雪上車のルート(エコーライン)を歩くことも可能なのだが、エコーラインはこの先で大きく南に迂回するため、非常に遠回りになるのだ。

尾根は登り出しこそ問題なかったが、風が非常に強く、大黒天登山道と合流する辺りは雪が飛ばされ岩だらけの地表が露出している。
普通なら遠回りして風下の雪の多いところを歩くなり、板を担ぐなりするところだが、ガスで視界が悪く、風雪も酷いのでそうしたアクションを起こす気力がなくなっている。えーいもう面倒だ、このまま歩いてしまおう。おろし立ての板だが、どうせ1年も経てば傷だらけになるのだ。

散々な尾根歩きだが、時折ガスが切れ、素晴らしい樹氷群が見渡せるようになる。あっという間に隠れてしまうが、この時ばかりはモチベーションが上がる。

13:24 1754m  刈田嶺神社(山頂)。もちろん中には入れないが、風が完全に遮られるのでゆっくり休憩できる。
昼食の間に2名のスプリットボーダーがやってくる。御釜まで下ろうと考えていたが、シールを忘れ、スノボシューズでは登り返しが厳しいのでやめるらしい。御釜に滑り降りるなんて考えたこともなかった。今度機会があったら試してみよう。

13:49 滑降開始。過去2回刈田岳から滑ったことがあるが、その時はいずれも登ってきた東尾根を滑り、積雪は十分でもカリカリにクラストしていてあまり面白くはなかった。ましてや今日は地表が露出している箇所もあるため、否応なく南斜面を滑ることになる。
避難小屋までクラストバーンを滑り、そこから南斜面にドロップ。こちらは風下のため雪は十分。滑り出しこそシュカブラでデゴボコしていたが、すぐに快適なパウダーとなる。ガスで視界が利かないのが残念。

GPSでコースを確認しながら慎重に滑っていくと、やがて下方に人影を発見。ルートは正しいようだ、もうルート確認は必要ないとスピードに乗って滑っていくと、、、ん?地面がない。なんか飛んでるぞ・・・?
除雪車のルートに落ちたのだと気づいた瞬間、地面に叩きつけられる。胸を強く打ちしばらく呼吸ができない。肩にも激痛。道路までの落差は2mもないが、なにしろスピードにのったまま突っ込んだので衝撃は大きい。ましてや下は雪が付いているとはいえ雪上車で踏み固められたアスファルトの道路。単に雪の上で転ぶのとは訳が違うのだ。
しばらく動けないが、それでもしかし骨は折れていなさそう。よし、問題なし。
といってもすぐに動き出せる訳ではなく、しばし休憩。

その間に下から雪上車がやってくる。13時のツアー便だ。3台もいて大勢のツアー客が乗っているが、山頂までまだしばらくかかるのでかち合うことはあるまい。
・・・と思っていると、ちょうど私のいるところで停車。次々とスキーヤーが降りて来る。視界が悪いので上まで行かずにここを終着とするようだ。
これはノンビリしていられない。幸い雪上車のツアー客は写真を撮ったりとまだ滑り始める様子はない。その間にさっさと消えることにしましょう。

14:12 1630m 滑降再開。九十九折りの雪上車ルートをショートカットする形で東南尾根を滑る。
雪はフカフカ、視界もだいぶ効くようになり実に快適。右肩は上がらないが、まあ滑る分にはそう問題ない。
このままどこまでも滑り続けたいところだが、あっという間にエコーライン(雪上車ルート)に合流。今度はさすがに落ちない。
新雪の快適な滑降はここまで。このまま井戸沢右岸を滑ってゲレンデ中間部に出るルートもあるようだが、まだブッシュだらけだろう。このまま圧雪されたエコーラインを滑って戻ることにする。
あとは車道を一直線。ターンも何も必要とせず、突っ立ったままあっという間にゲレンデトップに到着する。

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