9歳児とゆく大水と涼風と絶景の大栃山【山梨百名山】
- GPS
- 03:04
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 336m
- 下り
- 332m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から数分のところ、登山道が沢と化して水没。 |
その他周辺情報 | 桃の里温泉 |
写真
感想
夕方、勝沼のワイナリーでワイン試飲会のイベントがある。お肉も食べ放題でたくさん出るので、息子は朝から鼻息が荒い。
だから、それまでにお腹を減らす意味もこめて、ちょいと気軽にハイキングに行きたい。
そんなときに我が家が選ぶのは、大栃山。山奥にあって、さくっと登れて、いい景色。そしてなにより、あんまり人が来ない。ふもとには銘水まである。そこそこ高度がある森なので、涼しい。
もうよく知っている山だから、今回は余裕をもって出発。コーヒーミルと豆をもって、山頂で飲もう。とうもろこしをゆでて食べよう。
そうしてのんびり檜峯神社までやってきた。冬に来た時バキバキに凍っていた銘水・薬王水も今回は豊かに湧き出ている。これを汲ませてもらい、コーヒーの水とする。
と、ひと組のハイカーさんがおりてきた。登山道がジャバジャバです、と教えてくれた。ルートが一部分かりづらいから気をつけて、と。
この前の日まで、かなり強く雨が降っていた。梅雨の合間の晴れを狙ってハイキングに来たわけだけれど、山肌の水については考えていなかった。薬王水は確かにジャバジャバと豊かに出ていた。
神社の横からあがっていくと、確かに! 登山道が、網目のように広がった沢に寸断されている。いつもなら明瞭なトレースがあるので迷うことなどありえないというのに、この日はルートがなかなか見つからない。大まかには方向がわかるので、道はこのへんかな?と思う方向に進んでみる。ヤブを突っ切るように進んでみて、違うほうに道を見つけたりしてなかなかアドベンチャー。
とはいえそんなのも10分程度のこと、沢から離れるといつもどおりの気持ちのいい登山道。トビス峠までぶっとばして登る息子さん。
トビス峠からの道はいつもどおり、いろいろな花が咲いていた。ヤマツツジはもちろんランや名前のわからない白い花など、バラエティ豊か。そして横を見れば南アルプスの山々……は甲斐駒くらいだけど甲府盆地、逆サイドには釈迦ヶ岳が見える。やはりここは気持ちがいい。
峠から少しのあいだ急な坂を登って、そのあとはごくのんびりした散歩道に。ツツジのトンネルを通り、ほどなくして山頂に到着。
この山の素敵ポイントのひとつは、山頂からよい富士山が見えること。この日はちょっと雲がかかっていたけどなんとか姿を見せてくれた。甲府盆地のほうは茅ヶ岳&曲岳、その奥に八ヶ岳までしっかりと見える。
お湯を沸かして、とうもろこしを茹でていただきます。ここで食べるお昼ごはんはいつだっておいしい。そのお湯でカップ麺を作って、最後は豆をミルでひいて淹れたコーヒー。うーん、いい休日!
最後、おりようっていうときに富士山がもう少し出てきてくれて、ツツジとあわせてとてもとてもよい光景になった。花と合わせるととんでもなく絵になる山、富士山。
さて下山。山頂からのなだらかな道をぶっ飛ばし、急坂を駆け降りてトビス峠も通過する息子さん。ついていくのがやっとである。
登山口に近くなると、道に沢が流れ込む。さらに幾条にも分かれて道がわかりにくくなっている、けれどくだりで道を追うぶんには見失うことはない。おっこちないようにだけ気をつけて、登山口到着。おつかれさまでした。薬王水をたっぷり汲んでから、近くの桃の里温泉へ。
夕方になってワイナリーに移動、妻はワインを、僕と息子は肉をたらふくいただいた。山登りのあとの肉は格別だ。久しぶりの晴れた週末ゆえ帰りの中央道は混雑したけれど、充実の週末になった。
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