湖南アルプス 堂山リハビリ山行
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 416m
- 下り
- 422m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス | 自宅から徒歩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
新名神高速道路の工事で通れないルートが何本かあり、踏みあとだったところも藪になっている。 メインのルートから不用心に外れてしまい、藪こぎの連続となったことを反省! |
写真
感想
股関節と右ひざの神経に骨が触れて痛みが出るという症状のために半年ほど山に入れなかった。
先生が言うには、手術をして治すほどのものでなければ、周囲の筋肉をつけてカバーしながら痛みが出にくい動きなど、体で覚えて付き合っていくしかないとのこと。
むしろ痛いからじっとしているのではなく、積極的に動いて可動範囲を広げたり、できることを増やしてくださいとアドバイスをいただいた。
ならばと思い立ち、昼から裏山を散歩することに。
木漏れ日を浴びて林道を歩くだけでも満足するつもりでシューズだけ履いて登山口へ。
山に入ってしまうと、どこかのピークには立ちたいと欲が出てしまい、堂山の周回ルートだけ歩こうと思い始めたところで道連れができた。
ゆっくり歩いていた自分を追い抜いた女性、しばらく後から男性。
抜かれ際に挨拶して言葉を交わすと草津市のご夫婦で、山は初心者でここへも初めてとのこと。
太神山に登られるものと思い、先に行ってもらったが、堂山への分岐で立ち止まっていたので声をかけると、堂山へ行きたいと言う。
歩くのは堂山ルートが絶対面白いが、分岐も多くて迷いやすい道でもあるのでご一緒することにした。
山の経験が浅いといわれるがスノボをされていて、体力の問題はなさそうな二人、息も乱さず頼もしく歩いている。
こちらも体力が落ちているのを忘れて感覚だけはいつもの山行のつもりになってしまっていた。
沢沿いのルートから尾根に上がれるポイントに出て、いつもの悪い癖が出た。
当たり前のルートを外れて面白そうな地形を追って尾根を上りだす。
当然そこは道じゃないので藪に足止めされるが、無理やり稜線まであがる。
地形の中でさまようのを楽しんでいるが、いつもと時間帯も違うのであまりのんびりもしてはいられない。鎧ダムの手前で再び沢に降りて渡渉し、正規のルートに戻る。
堂山の3つのピークをたどる岩場は標高384mの山には見えない、湖南アルプスの生意気な末っ子の顔だ。
同行のご夫婦(特に奥さん)も、このワイルド(?)なルートを楽しんでくれたようでやれやれ。
天神川の堰堤に向けて下るルート、今度は途中で尾根を取り違えて名神の工事現場に突き当たってしまい、また登り返すシーンも。
足の痛みは出ないが筋力が落ちている分、動きと反応が鈍くなってきている。
沢沿いの岩が特に滑るわけでもないのに足が柔軟に動かないので重心がずれる。
靴が滑るのはソールの良し悪しではないことを痛感する。
林道に出て、無事の下山を3人で喜んだのは、途中の緊張を感じていたから。
一人なら遊びの範疇でも、初めての人を案内するルートではなかったとあらためて反省。
仙丈ケ岳の予定を教えてくれたお二人、ぜひ無事に楽しまれますように。
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