玄岳 八の字周りのスミレ花盛り

2022年04月12日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.9km
• 登り: 567m
• 下り: 567m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:05
• 休憩: 0:52
• 合計: 4:57

7:04 丹那断層公園
7:24 熱函道路横断
8:44 8:55 氷ヶ池
8:59 9:05 スカイライン横断
9:15 9:25 玄岳展望台
9:41 熱海市街分岐
9:53 10:12 玄岳
10:34 10:40 スカイライン
10:49 地図にない分岐を右に
10:49 熱函道路横断
12:01 丹那断層公園

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

丹那断層公園の駐車場

コース状況／危険箇所等

今日スカイラインを横切ってしまいましたが、自動車専用道路なので、ご注意ください。

写真

4/12 7:06

以前冬にスカイライン駐車場から玄岳を往復したんですが、それではつまらないので今日は丹那断層駐車場から八の字周遊しました。小さな公園です。見学は最後にしましょう。

4/12 7:08

道路に出た所からは、早くも畑地からの富士山。快晴に近いので気分は盛り上がります。

4/12 7:24

熱函道路に出るまでの坂道は軽い足慣らしで。古い用水池が左にありました。二百五十戸区民の飲料水と防火、灌漑用水の貴重な用水池です。

4/12 7:26

タチツボスミレがお出迎え。これはタチツボスミレ（酔白）と呼びぶそうですが、スミレの花ではあまりこの表現は使わないそうです。

4/12 7:29

熱函道路を横切って正面の舗装道に入ります。

4/12 7:30

標識があります。

4/12 7:30

民家の中を行くと…

4/12 7:30

ヒイラギナンテンが咲いていました。葉がヒイラギそのものですね。痛そう。

4/12 7:34

林道を登って行くと、満開のサクラとミニ休憩所の趣のある場所に出ます。陽光がまぶしー。

4/12 7:34

クサノオウ。

4/12 7:36

草原ごしの富士山が見ることができます。

4/12 7:47

ナツトウダイ。

4/12 7:48

林道分岐を左に。

4/12 7:49

陽光が入り込むと元気が湧いてきます。楽しいなー。

4/12 7:50

林床には一面のヤブレガサ。和名の通り、破れた傘を連想します。山菜として食すにはちょっと遅いかな。苦味がありますがお浸しでどうぞ。

4/12 7:57

セントウソウも早春の顔です。

4/12 7:51

エイザンスミレ。

4/12 7:54

タチツボスミレ。今日はスミレ三昧の一日になりそうだ。ワクワク。

4/12 7:55

クロモジ。

4/12 8:00

ナガバノスミレサイシン。もう四種類目のスミレ。

4/12 8:08

植林体ではスミレも一休み。

4/12 8:27

背の高い笹の中を行きます。刈払いがあって助かります。

4/12 8:34

玄岳が見えた。

4/12 8:38

濃い色と斑紋が鮮やかなニオイタチツボスミレ。

4/12 8:41

池近し。

4/12 8:44

左手に氷ヶ池現る。

4/12 8:46

池の水際になんだー！。細長い蛇かと思いきや、カエルの卵でした。それにしても長々と生んでるなー。

4/12 8:53

池のほとりにでました。

明治時代には冬に凍った氷を切り出して氷室に保管し、熱海の旅館に氷菓子材料として売りに行ったそうです。

4/12 8:56

アセビ満開。

4/12 8:57

富士山の撮影ポイントですね。

4/12 8:59

マメザクラも開花期でした。

4/12 9:09

スカイラインに出て、周囲を確認して横断しました。すると近くで作業をしてた人が「すいませーん」と駆け寄ってきます。「ここ、車専用道路なので立ち入りできないんですよー」と注意を受けました（すいません。重々承知はしてました）。その後に玄岳への尾根入口を丁寧に教えてくれて、とても親切な人でした。

4/12 9:10

玄岳料金所方向へ歩き、出入り口の手前の空地にコケリンドウ発見。フデリンドウかと思いますが、萼片が反り返っていたのでコケリンドウでよいでしょう。

4/12 9:11

同じ場所にニオイタチツボスミレがたくさん。

4/12 9:12

教えてもらった道路下を・・・

4/12 9:13

くぐったところが・・・。

4/12 9:18

尾根末端付近。右へ。

4/12 9:20

尾根からのコースはあまり歩かれてないのか、少し荒れ気味です。そんな中、忘れられたような古い展望台があったので登ってみると・・・

4/12 9:22

初島が見えた。

振り返ると玄岳の下にスカイライン、富士山の絶景。

4/12 9:24

コンクリ建てでしっかりしてました。是非登ってみましょう。

4/12 9:25

背の高い竹がかぶさり気味ですが、道は判然。

4/12 9:32

時々マメザクラを見上げながら。

4/12 9:32

この辺で右袖になんか小虫が動き回っている。ダニでした。動きが早い。デコピンで飛ばします。首まで這い上がってくる前でよかった。

4/12 9:34

竹藪にナガバノスミレサイシン。

4/12 9:38

急登ではトラロープ。この辺りが一番苦しいところ。笹がうるさいしね。

4/12 9:46

熱海市街の分岐。

4/12 9:49

ここからは富士山をお供に。

4/12 9:51

4/12 9:55

山頂近し。

4/12 10:07

玄岳到着。雲一つない。今日は大当たりだ。

4/12 10:01

広くて清々しい山頂です。

4/12 9:59

山頂ではラジコンを調整中のオジサン。何かの作業かと思いましたが、趣味でやっているそうです。「いいご趣味ですねー」と言うと嬉しそうなお顔をしてました。

4/12 10:15

沼津アルプスから奥沼津アルプスが一望です。

駿河湾の広がり。

山頂の展望を堪能して、玄岳駐車場への別ルートで下ります。

4/12 10:21

膝丈の笹原を下って行くと、熟年の団体さんとすれ違い。先頭の方が「あと、25人登って来ます」と。最後尾から撮影。

4/12 10:26

ん？、あの池にも行ってみたいな。右手には廃ロープウェイの建物が見えます。

4/12 10:32

こんな低山にもバイカオウレンが咲いていました。

4/12 10:37

なーんか、距の長いスミレがあるなあ、とよくよく見たら、なんと、ナガハシスミレでした。日本では主に日本海に生育するのですが、太平洋側にも所々に飛んで分布することもあるそうで、本日貴重なスミレに出会いました。

4/12 10:37

見てください、この長い距といったら！この株はピンク色をしてました。

4/12 10:38

スカイラインに出た所に駐車場。こっそり横切ります。

4/12 10:44

第二展望台からも愛鷹山塊を従える富士山。

4/12 10:47

玄岳を振り返って。

4/12 10:55

クサボケ。

4/12 10:56

氷ヶ池を見ずに分岐を右に。地図にないルートで下ります。

4/12 11:02

オニシバリ。

4/12 11:06

ミヤマシキミ。

4/12 11:29

ホコリタケ。

4/12 11:29

やがて簡易舗装道を歩きます。

4/12 11:38

熱函道路に戻りました。

4/12 11:38

対面を下る。

4/12 11:41

トウダイグサ。

4/12 11:45

往路で見た用水路の先で合流。

4/12 11:49

クサイチゴ。

4/12 11:54

オオヤマザクラが迎えてくれます。

4/12 12:11

丹那断層を見学。

4/12 12:12

4/12 12:12

満足感いっぱいの低山歩きでした。

撮影機器：

Canon PowerShot SX130 IS Canon

感想

takisuke

はるか以前に、冬に登った玄岳は雪と霧で展望はゼロでした。
今回は快晴に近い上天気で、富士山と駿河湾の贅沢な景色に恵まれて幸せな低山歩きでした。

氷ヶ池は富士山のビュースポットです。

ルート上、スカイライン横切りから尾根の取り付きがわかりにくいです。たまたま作業員に丁寧に教えていただき助かりました。尾根から往路の登りは竹、笹が被さり気味でした。

山頂は抜群の景勝地です（天気が良ければ）。

それほど期待してなかったのですが、スミレの種類が多くて何度も足を止めています。タチツボスミレ（酔白）・タチツボスミレ・エイザンスミレ・ニオイタチツボスミレ・ナガバノスミレサイシン、ナガハシスミレは初見で嬉しかった！