金時山


- GPS
- 04:04
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 551m
- 下り
- 529m
コースタイム
天候 | 曇り時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所なし。 標識の分数は当てにならず、当てにしないこと。 |
その他周辺情報 | かま家 入浴 750円釜飯1580円 |
写真
装備
個人装備 |
グローブ(軍手)
雨具(カッパ)
帽子
保険証
携帯
サングラス
タオル
水1.5L
ヘッドランプ
保温性カップ
|
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共同装備 |
クッカー・ストーブセット
非常食
コンパス
笛
ファーストエイドキット
水(味噌汁・コーヒー・予備)
|
感想
さて今日は。梅雨の中休みと踏んで箱根の金時山にハイキングに出かけ、降りて釜飯ができるまでに温泉に入って汗を流す、という趣向。あわよくば間近で富士山見れるかも、という淡い期待。
久しぶりにロマンスカーに乗車。ン十年も乗ってなかった気がする。車内で小田急wifi使えるとあって試してみた。けれど、wifi接続後のトップページから見たい情報をタップすると、トップページが消えてしまい、2度と現れなくなる。これじゃ不便だ。
箱根湯本で合流、登山バス停へ。調べておいた3番バス停に登山の格好をしたハイカーがいたから間違いなかろう。けれど、バス停に貼ってある時刻表は桃源台線のみだった気がした。いや、単に本数が少なく見逃しただけだろう。帰って調べてみると、日に4本しか出ていないバス路線だったから。2番バス停の案内をしていたお姉さんに聞いて間違いないことを確認。やっぱり不安になるよね。
バスは桃源台線の後ろを付いていく。かなり行ったところでそのバスと別れ、真っ直ぐに。金時山登山口で降りそうになる。ややこしいよね。その先に金時神社入口バス停があって、そっちのが金時山に登りやすいルートの登山口があるなんて。
バス停から程無いところにトイレあり。中は見ていないけど割と綺麗そう。
金時神社で今日の山行の無事を祈願。
登山道は、石や岩の多い道を比較的なだらかに登っていく。と、大きな岩が現れた。真ん中で左右2つに別れている。いや割れている。金時宿り岩。大きな岩には必ずある、恰も岩を支えているかのようにその辺の木を岩と地面に挟む洒落の木々がいっぱいあった。
登山道は左から岩を高巻くように続く。右はちょっと後ろへ回るだけ。地面に、こっちは金時山への道じゃないって書いた板が置いてあるから迷いはしない。行ってもすぐにどこにも道が続かないし。
梅雨の時期とあってか地面は濡れているところが多い。濡れた岩は滑りやすい。山頂まであと45分という標識が出てきた。ホントかなぁって怪しむ。実際はもうちょっと掛かった。段々と高度を上げて行くにつれてちょっと急なところが出てくる。木の板を縦に渡した階段も出てくる。木々の梢の間から遠くの景色が見えた。いいところだ。時々フッと甘い匂いがする。何かの花が薫るのだろう。
公時神社分岐手前辺りで休憩。水を飲んでアミノバイタルターイム。凍らせてきたのが融けて旨い。餡を麦焦がしでできた焼き菓子で挟んだようなのや信玄桃が出てきた。
公時神社分岐から、右から上がってくるハイカーが増える。随分と軽装な人も多い。金時登山口からの人たちか。軽装で速い人には先に行ってもらう。
あと20分という標識が出てくる。これまたホントかぁって怪しむ声。だったら、さっきのところから25分ってことじゃん。もっと掛かってるし、掛かるよ、普通に歩いて。ここから山頂まで実際20分よりもう少し掛かったと思う。
頂上付近はどこも急になるよねって言ってたら、急登が出てきた。一歩一歩ゆっくり。こずえの間が明るい場所を何度か見て、やっとザワザワと人の気配が近づいてきた。やったー。やっぱり頂上に着くとやったーって気分になる。ただ、ガスってて眺望は全くなし。富士山のかけらも無い。頂上にはバイオトイレがある。1回100円。
金時茶屋と金時娘の茶屋の2軒茶屋がある。カレーうどんやなめこ汁がウリらしい。これらを当てにしてもよかったのだが、我々はいつも通り、おにぎりにインスタント味噌汁。小田原で調達したという練り物をフライパンで軽く炙ったもの。少し炙るくらいに火を通すだけで香ばしい。魚河岸ソーセージっていう名前の魚肉ソーセージ。食後にレギュラーコーヒーと生姜柚湯を好きに。
食事の終わりかけにポツッと来た。予測では雨雲はもっと北のはずだが。本降りになる可能性を考えて、元来た道を降りることにした。
と、その前に、担げるマサカリのオブジェを持ってパチリ。他のハイカーたちは、真剣白刃取りの格好で。
山頂付近の急坂を用心して降りたところで外国人がハアハアいって、何やら英語であと20分ってウソじゃん、みたいなことを言ってる。「more 20 minutes」って言っておいた。「Really?」だって。本当だよ。
あと20分の標識のところまで降りてきた。山頂からだいたい20分で。やっぱりウソだよこの標識。かなり健脚を基準にしてない?いや、下りに20分かかるってことかぁ?とは皆の心の声。
45分標識も過ぎ、金時宿り岩の後ろへ回ってから下山。ピストンで降りて来たことから予定よりだいぶ早い。ちょうどいいバスがなく、釜飯屋まで歩くことに。徒歩20分なら軽い軽い。普段街中で徒歩20分と聞くとエェーってなるかもしれないけど。途中ホタルブクロを撮ったり、変わった栽培種だろう花を見たり。
かま家に到着。中に入るとすえた臭いがした。なんかこう、糠味噌の臭いというか、本漬けの沢庵の臭いというか。ま、気にせず注文注文。迷った末に、3つ頼んでシェアすることを先に決め、全部同じ値段だったら普段食べないもの、ちょっと珍しいもの、という理由でカニ釜飯・鮭の親子釜飯・穴子釜飯。さ、温泉温泉。
シャワーのカランがかなり錆びている。温泉の成分のせいか。湯は白濁していて硫黄の臭いがしてかなり熱かった。足先を入れると「無理無理無理」ってなるほど。けれど、意を決して入り、水でうめてかき混ぜると、本当に熱いのは上の方だけだったみたい。それでもだんだんのぼせてきた。
温泉の湯をシャワーで流し、着替えて釜飯が並ぶテーブルへ。ビールを注文。悪い、あっという間に1本。
鮭の親子釜飯は、イクラが別皿でついてきた。釜飯が炊き上がってからざっと混ぜ込んで食べるもののようだった。穴子・カニ・鮭イクラと味が全然違う。当たり前か。穴子は甘めで醤油がしっかり効いてる。カニは醤油控えめ。蟹の風味を損なわないように、ということか。鮭イクラも上品な感じ。どれも美味しくあっという間。で、期待してたんだけど、漬物は普通の浅漬けとキュウリのキュウちゃんだった。絶対糠漬けが出てくると思ったんだけどなぁ。
帰りは仙石文化センターバス停まで徒歩10分弱。湯本付近の道が混むんじゃないかと考えて強羅行きに乗車。湯本までは登山電車で。途中爆睡。今日もいい1日だった。
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