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Yamareco

記録ID: 5651036
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ハイキング
北陸

梅雨の晴れ間の能郷白山では湿気の鬩ぎ合い

2023年06月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:45
距離
6.5km
登り
672m
下り
668m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:56
休憩
0:45
合計
4:41
距離 6.5km 登り 672m 下り 678m
9:40
84
11:59
12:30
5
12:35
12:48
3
12:51
32
14:17
14:18
3
14:21
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
温見峠の路肩に駐車、福井県側R157は離合が困難な所があるので注意が必要
コース状況/
危険箇所等
前半は急登の連続、後半は絶景の稜線歩き
大野市の荒島岳の上空に。雲との境界線がクッキリと。これより北は青空、南は高曇り
2023年06月25日 08:27撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 8:27
大野市の荒島岳の上空に。雲との境界線がクッキリと。これより北は青空、南は高曇り
温見峠でも雲と青空の境界線。乾気と湿気がせめぎ合いをしているようだ。
2023年06月25日 09:40撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 9:40
温見峠でも雲と青空の境界線。乾気と湿気がせめぎ合いをしているようだ。
いざスタート
2023年06月25日 09:41撮影 by  DSC-HX60V, SONY
6/25 9:41
いざスタート
心地よい木漏れ日のブナ林の中を
2023年06月25日 09:44撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 9:44
心地よい木漏れ日のブナ林の中を
尾根道には可愛いコナスビの花
2023年06月25日 09:49撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 9:49
尾根道には可愛いコナスビの花
急登の始まると数ヶ所に鉄梯子が設置されている。以前には無く登山道の劣化対策らしい。
2023年06月25日 10:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
6/25 10:13
急登の始まると数ヶ所に鉄梯子が設置されている。以前には無く登山道の劣化対策らしい。
ミズキの花
2023年06月25日 10:25撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 10:25
ミズキの花
振り返って、北隣の姥ヶ岳
2023年06月25日 10:26撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 10:26
振り返って、北隣の姥ヶ岳
部子山と銀杏峰、右は姥ヶ岳
2023年06月25日 10:41撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 10:41
部子山と銀杏峰、右は姥ヶ岳
アザミに吸蜜中のハチ
2023年06月25日 10:44撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 10:44
アザミに吸蜜中のハチ
渋滞している?親子連れの熊が横切ったとか
2023年06月25日 10:49撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 10:49
渋滞している?親子連れの熊が横切ったとか
なだらかになると前方にはコロンブスピーク
2023年06月25日 10:55撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 10:55
なだらかになると前方にはコロンブスピーク
次のピークに差し掛かる頃、冷や汗と腹痛に襲われ小休止する。
2023年06月25日 11:08撮影 by  DSC-HX60V, SONY
6/25 11:08
次のピークに差し掛かる頃、冷や汗と腹痛に襲われ小休止する。
東に延びる越美国境稜線、屏風山・左門岳など
2023年06月25日 11:35撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 11:35
東に延びる越美国境稜線、屏風山・左門岳など
「温見断層」池田町から大野市、本巣市まで延びている活断層、1891年の濃尾地震の際に動いたとされる。
2023年06月25日 11:37撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 11:37
「温見断層」池田町から大野市、本巣市まで延びている活断層、1891年の濃尾地震の際に動いたとされる。
激しい風雪に耐えた臥龍ダケカンバ
2023年06月25日 11:38撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 11:38
激しい風雪に耐えた臥龍ダケカンバ
南(山頂方面)は曇って来た
2023年06月25日 11:44撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 11:44
南(山頂方面)は曇って来た
コバイケイソウ
2023年06月25日 11:46撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 11:46
コバイケイソウ
能郷白山に登頂したらしばらくヘタレ込む
2023年06月25日 12:00撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 12:00
能郷白山に登頂したらしばらくヘタレ込む
一等三角点
2023年06月25日 12:00撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 12:00
一等三角点
白山は雲隠れだ
2023年06月25日 12:22撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 12:22
白山は雲隠れだ
回復したので奥宮へ、左手には能郷谷コースの前山
2023年06月25日 12:33撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 12:33
回復したので奥宮へ、左手には能郷谷コースの前山
コバイケイソウが群生している
2023年06月25日 12:35撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 12:35
コバイケイソウが群生している
奥宮の同定盤の先にシンボリックな磯倉の鋭鋒が見える
2023年06月25日 12:37撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 12:37
奥宮の同定盤の先にシンボリックな磯倉の鋭鋒が見える
ズームして磯倉とその右に金糞と蕎麦粒山、琵琶湖も少し見えているようだ。
2023年06月25日 12:37撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 12:37
ズームして磯倉とその右に金糞と蕎麦粒山、琵琶湖も少し見えているようだ。
数年前の台風で倒壊し仮の奥宮となっている。
2023年06月25日 12:40撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
6/25 12:40
数年前の台風で倒壊し仮の奥宮となっている。
下山を始めるとサラサドウダンが目に入る
2023年06月25日 12:55撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 12:55
下山を始めるとサラサドウダンが目に入る
可憐な更紗満天星躑躅
2023年06月25日 12:55撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 12:55
可憐な更紗満天星躑躅
稜線道を俯瞰、雲が増えて来た
2023年06月25日 12:57撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 12:57
稜線道を俯瞰、雲が増えて来た
なんでしょうか?
2023年06月25日 13:01撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 13:01
なんでしょうか?
ナナカマドの花
2023年06月25日 13:07撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 13:07
ナナカマドの花
ここから激下り
2023年06月25日 13:31撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 13:31
ここから激下り
何故か撮ってしまう立ち枯れの木
2023年06月25日 14:01撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 14:01
何故か撮ってしまう立ち枯れの木
尻餅を突いてストックが下敷きになる。大損害にアイタタ
2023年06月25日 14:02撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 14:02
尻餅を突いてストックが下敷きになる。大損害にアイタタ
下山完了。もう一座は無理でした。
2023年06月25日 14:18撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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6/25 14:18
下山完了。もう一座は無理でした。
撮影機器:

感想

先週に続き梅雨の貴重な晴れ間、そこそこ高度があって暑さを凌げる所と考え能郷白山を思いつく。今まで2回登っていて前回は6年前の紅葉期に登っている。運がよければ白山や北アルプスの絶景が望める。

大野市まで入ると荒島岳の上空には青空が広がっているのだが南半分は高曇りしている。ここで北の乾気と南の湿気がせめぎ合っているのだろうか。温見峠に着いても同様な空模様で南側の能郷白山は微妙な位置となっている。峠の広い路側帯は満車だったので岐阜側の下の方に車を停めてスタートする。

登山道に入るといきなりブナ林となるのがこのコースの良いところだ。しかし間もなく急登が始まる。急登の中ほどで6人のハイカーが停滞して動かない。聞けば親子の熊が前方にいるらしい。茂みの奥に見えなくなったとのことで、躊躇しているハイカーさんを追い抜いて高度を上げて行く。

コロンブスピークを過ぎる頃に激しい腹痛に襲われる。時々発症する過敏性大腸炎だ。大量の発汗の後に冷や汗も出てきた。とんぷく薬を飲んで15分ほど休んでからそろり山頂に向かう。山頂では5人の方が休憩中だった。軽い熱中症も発症したのだろうか。水分を取り落ち着いてから軽く食事すると回復してきた。景色を見る余裕も出てきたので奥宮に向かう。

奥宮の台地ではコバイケイソウが花盛りであった。上空はすっかり雲に覆われているが周りの重なる山の稜線は区別することができる。白山等の2千m以上の山は雲の中だが福井の平野部ではよく晴れている。もう大丈夫だろうと下り始めるとサラサドウダンが可憐に咲いている。数本の木にたわわに花を付けて心が和む。前方の銀杏峰や部子山も雲に覆われ始めている。急坂下りでストックが尻餅の下敷きになり折れてしまった。峠に下りたら満車だった車はもう数台になっていた。

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