八ヶ岳(天狗岳)


- GPS
- 06:44
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 870m
- 下り
- 850m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 6:25
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ノーマルタイヤでは絶対に入ることができません。 冬タイヤかチェーンは必須です。 駐車する前に宿へ事前の申し込みが必要です。 通常は30台ほどの登山者用駐車場のようですが、ピーク時には別のところのあちらこちらに誘導されます。 本日は多分60台ほどが停められていたのではないかと思います。恐らく今シーズン一番多い台数ではないでしょうか。 時間が遅ければ停めることができないでしょう。 料金は、1日1,000円です。 駐車場脇にトイレあります。 登山口に登山ポストがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
出発時麓はマイナス11℃。指先が痺れる寒さ。 渋の湯から黒百合ヒュッテまでは、林の中を進んでいきます。 この間は、風の影響は殆どありません。 また、黒百合ヒュッテまでの道は登り下りともアイゼンはなくても大丈夫だと思います。 この日は風も穏やかだと予想してましたが、 黒百合ヒュッテから上部の中山峠から東天狗岳の稜線は強風でした。 スキー板をザックに付けていたので、時折強風でよろめくほどでした。 この時期は、アイゼン必須になりますので、東天狗岳直下は岩の出ている急斜面もあり、慎重な足運びが必要です。 尚、ルートはしっかりしたトレースがあるので、天気が良ければ全く問題ありません。 しかし、天気が悪ければ、強風でトレースも消され、見通しがきかなくなるので、危険になるかと思われます。 |
その他周辺情報 | 下山後は、尖石温泉縄文の湯がお勧めです。 大人400円とお値打ちです。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
いつも拝見させていただいているFujimori-Wさんの八ヶ岳(天狗岳)の山滑走のレコを見て、自分も滑ってみたいと思い、年末年始休みに入って天気のよさそうな日を選んで行きました。
東天狗から見た西天狗東斜面は面ツルで、よだれが出そうな斜面。
この日は稜線の風は強いのは当たり前でしょうが、雲一つなく、大展望も満喫し、最高の山行となりました。
但し、滑走できる距離が短いのが残念といった印象です。
東天狗、西天狗間のコルから天狗の奥庭までは、滑走というよりも何とか下るといった感じでした。
ここで、この記録に記載するべきか悩みましたが、ありのまま記載しようとします。
天狗の奥庭へルートを取っていましたが、すりばち池西尾根の夏道をトラバースしようと尾根の東(すりばち池に通じる沢筋)の林を進んでいたところ、一面真っ白な雪面に何かカラフルな物があるのに気付きました。
遭難者の遺体と思われるものを発見しました。
慌てふためき黒百合ヒュッテへ向かい報告を。
ヒュッテの従業員から支配人へ、その後、茅野警察署の担当から事情を聞かれ、発見時の状況を説明し、下山しました。
半分雪に埋もれており、まさかとは思いながらそんな場面に遭遇するとは思いもよりませんでした。
聞くと1週間ほど前から行方不明になっていた人のようでした。
自宅へ帰宅後、この遭難者について調べてみるものの、インターネットでも情報がまだ出ておりません。
正確ではないかもしれませんので、間違っていたらご勘弁を。
間違いなければ、ご冥福をお祈りするとともに見つかって御身内の元へ早く戻っていただけたらと思う次第です。
下山途中の黒百合ヒュッテで時間を要しているのはこの事情説明のためです。
山滑走最高!なのでしたが、本日はそんな気分にはなれませんでした。
こんにちは。
天狗岳にようこそ(^^)、とコメントしようと思い感想を読んだところ、大変な事態に遭遇されていたのですね。本当にお疲れ様でした。
私が天狗の奥庭の夏道登山道近くの稜線を通ったときは、水筒が途中に落ちていたのは気がつきましたが、それ以外は気がつきませんでした。
雪にはまったトレースがあちこちにあって変だなあと少し気になっていたのですが。
話題を変えて天狗岳の積雪ですが、現在は積雪があまり多くないので下の方はなんとか通過できるという感じでした。積雪はあと2mは欲しいところです。(おそらく3月頃にはそれくらい積雪が増えると思います)
Fujimori-Wさん、初めまして。
いつも記録を参考にさせていただいております。
感想にも記載した通り、何とも言えない一日になりました。
どのようにあそこで力尽きたのか気になって仕方がありません。
たくさんの登山者がすぐ近くのコースを行き交っているところでこんなことがあるんですね。
話しを山へ戻します。
Fujimori-Wさんの言う通り、積雪がもっと多ければ、西天狗岳から天狗の奥庭へ遮るものがなく、真っ逆さまに黒百合ヒュッテまで滑れそうでした。
この日は樹木を掻き分けながらの滑走で今一つでしたが、これも山滑走の醍醐味ですね。
つぼ足では入れないゾーンですから。
今後も山滑走万歳って感じですね。
これからも記録を楽しみに読ませていただきます。
実は昨日の昼頃に黒百合ヒュッテのベンチで休息を取っていた時にktn92さんと山小屋の従業員の方が会話されていたのが耳に入ってきました。
昨日はたまたま絶好の登山日和でしたが山は一旦ご機嫌を損なうと人間の力ではどうしようも無くなる事を実感しました。
事故に遭われた登山者の方が一刻も早くご家族の元に帰られる事をお祈りします。
chai1173さんこんにちは。
山は本当に危険と隣り合わせですね。
晴れれば何でもないところでも、一旦吹雪いたり、ホワイトアウトになると、非常に危険です。
会話の内容をお知りだと思いますので、詳しくは語りませんが、登山する以上お互いに油断はできませんね。
これからも安全で楽しい登山を。
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