四阿山
- GPS
- 05:45
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 891m
- 下り
- 889m
コースタイム
天候 | 晴のち曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
あずまや温泉登山口駐車場 下記道路状況のためか、珍しく他に車は停まっていない ■道路状況 夜間にそれなりに降雪があり、朝8時の段階で県道182号は除雪車がまだ入っていなかった。 県道182号からあずまや高原ホテルへ向かう道は温水を流していたが、シャーベット状になってかえって滑りやすい。自分の車は四駆だが、スタッドレスが古いこともあってかスリップしまくり、やっとのことでたどり着いた。 |
写真
装備
個人装備 |
[スキー板/ビンディング/靴] Black Diamond:Cult/22 Designs:LiteDog/Scarpa: T2 '05モデル
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感想
今週も日本海側は大雪とのことで、先週に引き続き四阿山に登ることにしました。
先週以上に新雪が積もっており、珍しく人もいなかったためラッセルの必要はありましたが、代わりに下りは快適。傾斜の緩い最上部こそ直滑降で滑る必要がありましたが、クラストしていることの多い中間部は絶好のパウダーで、楽しく滑り降りることができました。
08:27 1442m 駐車場発。通常はホテルの先の登山道入口までは完全に除雪されており、板を担いで歩く必要があるのだが、今日は最初からシールを付けて車道を歩くことができる。
08:52 1580m 牧場入口。この時期にしては雪が多いので、先週同様にバラ線は楽々跨げる。牧場内は風で雪が飛ばされるため他より雪は少ないのだが、それでも多少のラッセルが必要になる。
09:26 1760m 牧場北東端出口。しばらく緩斜面を歩き、1860mの岩祠を過ぎるところからが本格的な登り。スキーの先端が持ち上がらないような極端なラッセルは少ないが、それでも最初から終始ラッセルが続き、だんだん疲労が蓄積する。
11:00 2180m 10mほどの急斜面をいつものように右から巻いて登る。雪が吹き溜まっていて手こずるところだ。
登り切ったところが露岩帯の台地。ここはコース内でも特に風が強いところで、雪が飛ばされ岩が露出しまくっている。今日のコンディションならある程度新雪に埋もれているのではないかと思われたが、そんなことはない、いつも通り岩だらけで、雪面を選んで歩く必要がある。
それでもちょっと登れば針葉樹の心地良い樹林帯。雪はフカフカになるが、再びラッセルが始まる。
11:25-11:42 2237m 食事休憩。我々は登頂前に食事をとることは少ないのだが、手軽なはずのこの山ではなぜか途中でシャリバテすることが多い。雪はパラついているが、風がないのがありがたい。
休憩後、15分ほどで2300点直下へ。ここから山頂まで尾根歩きとなるが、今日のコンディションではこの先のコルがやっかい。尾根が狭い上に木が濃く、おまけ雪が吹き溜ってところどころ高い雪の壁ができている。トレースのない状態でこの雪壁を潰しながら歩くのは非常に手間がかかり、体力も消耗する。
もう少し下から樹林帯を縫うようにトラバースすることもできるのだが、こちらのコースは間違えずに歩く自信がない。結局、やめておけばよかったと後悔しながら波打つ稜線上を苦労してラッセルすることになる。
12:34 2331m 山頂の西端(上州祠の辺り)に到着。最高点の信州祠は細い稜線上をもう少し進んだところにあるが、行く意味もないので本日はここまで。
飯も食ったことだしさっさとシールを剥がして滑降開始。山頂直下のすっきりした斜面(この日はここも波打っていたが)を滑り、先ほどの厄介なコルへ。シールがない状態ではさらに歩きにくくなるかと思われたが、登りトレースが思った以上に役立ち、さほどの苦労もなく越えることができた。
13:06 2276m 根子岳分岐。ここからがいよいよ本格的な新雪滑降の始まり。が、ちょっと雪が多すぎるか。板が滑らず、先週のように自在にターンを決めることはできず、ほとんど直滑降で滑り抜ける。
やがて2200m付近の露岩地帯。これまで天気は今ひとつながら風がなく暖かいのが幸いだったのだが、ここばかりは風が強く、耳が凍るように痛い。岩も先週より露出しているようで、板を擦ってしまう。
露岩地帯を過ぎれば再び雪は良くなる。木は若干濃くなるが、この雪質なら十分板をコントロールできる。先週同様、すこぶる快適に滑る。
13:35 1850m この辺りから牧場までは狭い直滑降コース。鉄柵が雪に埋もれているので注意を要する。
13:44 1760m 牧場入口。降雪後にこの緩斜面を滑るのにはちょっと雪は多すぎるか。先週ほどの快適さはないが、それでいつものカリカリバーンに比べれば十分に楽しい。
牧場を過ぎたら狭い登山道コース。今日は我々のほかに誰も見かけなかったが、後から来て途中で引き返した連中がいるのか、深いトレースができており、いつもの如くジェットコースターコースとなっている。まあカリカリではないのでそれほど苦労することなく滑り抜ける。
車道もまだ雪が残っており、駐車場までそのまま滑ることができた。
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