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Yamareco

記録ID: 5685751
全員に公開
ハイキング
葛城高原・二上山

大和葛城山:瓢箪からダブルヘッダーその② 天狗谷道ピストン

2023年07月07日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:22
距離
8.9km
登り
1,007m
下り
1,019m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:53
休憩
0:28
合計
3:21
9:49
41
10:30
10:54
39
11:33
11:33
6
11:39
11:39
4
11:43
11:43
20
12:03
12:04
27
12:31
12:34
36
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
さわんど茶屋付近の空きスペースに駐車
コース状況/
危険箇所等
・基本的にルートは明瞭で歩きやすいですが、注意すべき箇所もあります
・崩壊が進んで通路がほぼ途切れかけている箇所があります。ロープが張られていて、それを頼りに崩れた部分へ下りて進みますが、慎重に通過する必要があります
・沢を歩く部分で注意を要する岩場があります
登山路がほぼ崩壊している箇所がありました。ロープが張られていますので、それを頼りに、崩れた部分に下りて通過しなければなりません。慎重に進む必要があります
2023年07月07日 10:02撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
2
7/7 10:02
登山路がほぼ崩壊している箇所がありました。ロープが張られていますので、それを頼りに、崩れた部分に下りて通過しなければなりません。慎重に進む必要があります
倒木が道をふさいでいる箇所も。またいで進んでいきました
2023年07月07日 12:57撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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7/7 12:57
倒木が道をふさいでいる箇所も。またいで進んでいきました
写真ではわかりにくいかもしれませんが、沢のなかを進んでいく部分がありました。ルートを間違わずに岸へ戻るようにする必要があります
2023年07月07日 10:18撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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7/7 10:18
写真ではわかりにくいかもしれませんが、沢のなかを進んでいく部分がありました。ルートを間違わずに岸へ戻るようにする必要があります
鎖を伝って進む岩場もありました。が、それほど難しくはありませんでした
2023年07月07日 10:22撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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7/7 10:22
鎖を伝って進む岩場もありました。が、それほど難しくはありませんでした
やはり階段が現れました
2023年07月07日 10:55撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
7/7 10:55
やはり階段が現れました
また階段が。しかも、さっきより急になってる(-_-;)
2023年07月07日 10:59撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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7/7 10:59
また階段が。しかも、さっきより急になってる(-_-;)
途中の天狗谷道ベンチのポイントまできました。見ると、「葛城山まで40分」の標識が。それぐらいなら登れそうだな、と
2023年07月07日 12:32撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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7/7 12:32
途中の天狗谷道ベンチのポイントまできました。見ると、「葛城山まで40分」の標識が。それぐらいなら登れそうだな、と
ヤマアジサイの群生地
2023年07月07日 11:12撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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7/7 11:12
ヤマアジサイの群生地
2023年07月07日 11:13撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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7/7 11:13
こんなアジサイも
2023年07月07日 11:18撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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7/7 11:18
こんなアジサイも
なかなかのべっぴんさん
2023年07月07日 11:18撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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7/7 11:18
なかなかのべっぴんさん
分岐。青崩方面が天狗谷ルートです
2023年07月07日 11:29撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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7/7 11:29
分岐。青崩方面が天狗谷ルートです
山頂エリアに到達。人けがありません。白樺食堂は営業していないようでした
2023年07月07日 11:34撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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7/7 11:34
山頂エリアに到達。人けがありません。白樺食堂は営業していないようでした
ツツジのシーズンは大賑わいだったのに、誰もいない山頂。寂しい・・・
2023年07月07日 11:38撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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7/7 11:38
ツツジのシーズンは大賑わいだったのに、誰もいない山頂。寂しい・・・
誰もいない。もうちょっと人出があってもよさそうなものだが・・・
2023年07月07日 11:39撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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7/7 11:39
誰もいない。もうちょっと人出があってもよさそうなものだが・・・
葛城山の山頂部には気持ちのよい草原が広がります。のびやかさがよき
2023年07月07日 11:41撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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7/7 11:41
葛城山の山頂部には気持ちのよい草原が広がります。のびやかさがよき
さっき登った金剛山
2023年07月07日 11:42撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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7/7 11:42
さっき登った金剛山
葉っぱにつぶつぶ。これは何??
2023年07月07日 12:18撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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7/7 12:18
葉っぱにつぶつぶ。これは何??
当然ながら下りも階段が出現。これを登ってきたのか
2023年07月07日 12:34撮影 by  MAR-LX2J, HUAWEI
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7/7 12:34
当然ながら下りも階段が出現。これを登ってきたのか

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 サングラス タオル カメラ

感想

その,らのつづき(その,連)

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5685181.html

金剛山を登ったあと、まだ歩き足りない気がし、思いついて葛城山を適当なところまで偵察登山することに。以下はその記録です。


水越峠側から葛城山を登ったことはなく、どんなルートかまったく知りません。そこで、天狗谷ルートを見分しながら行けるところまで登ってみることにしました。


登山道へ入ると、天狗谷ルートも沢沿いを行く道でした。ついさっき金剛山のモミジ谷ルートをやってきたあとだったので、イメージが重なります。


登り始めてほどなく、登山道が大きく崩壊している箇所に出くわしました。通行禁止になってもおかしくないくらいの崩れ方ですが、他に代替ルートがないせいか、ロープが張ってあり、それを頼りに進むようになされていました。ここはかなり気をつける必要があります(写真を参照してください)。


天狗谷ルートは、金剛山のモミジ谷ルートと同じように、渡渉や沢歩きが混じります。滑らないように気をつけなければなりません。一度滑って転倒しそうになりました。転倒して頭でも打ってたら大事になってたところです。


登山路は明瞭で迷う心配はほぼありません。ただ、沢歩きの部分はどうしてもルートが不明瞭になりがちなので、どこで岸へ戻るか、見落とさないようにしなければいけませんね。


また、金剛山に比べると登る人が少ないためか、この時期、登山路沿いのヤブがだいぶん茂っていました。ヤブ漕ぎとまではいきませんが、半そでだと腕を傷つけるかもしれません(ズボンも同)。そういう注意箇所がちょこちょことありますが、そのほかはおおむね歩きやすく明瞭な登山路です。


金剛山を登ったあとなので山頂まで行くつもりはありません。偵察しながら進んで、どこか途中の切りのいいところで引き返せばいいでしょう。地図を見ると、「天狗谷道ベンチ」という場所があるので、そこを目安に進んでいきます。


沢から離れて尾根に取りつくと急登になります。葛城山は金剛山よりも総じて登山路の傾斜が急だと思いますね。標高は金剛山のほうが高いですが、アルバイトは葛城山のほうが厳しいと感じます。


また、傾斜が急になると階段が現れるのもお決まりです。(+_+) けっこう段差のある箇所もあって、なかなか骨が折れます。ベンチまでまだか、まだかと思いながら登りますが、なかなか到達しません。


何度もあのカーブを登り曲がったらベンチか、と期待するも空振りに終わることを繰り返した末、ようやく天狗谷道ベンチに到達しました。ハンカチタオルも帽子もシャツも汗みずくです。一応、ここが折り返しの目安でしたので、Uターンしようかと思いましたが・・・ただ、疲労度は思ったほどではありません。まだ進もうと思えば進めそうです。もっとも、帰りのことも考えておかねばなりませんが。


ふと標識に「葛城山まで40分」とあるのを見つけました。あと40分か。それぐらいなら登れそうだな? コースタイムで40分ということは、実際には30〜35分程度で行けるかもしれない。それぐらいだったら頑張れそうだな、なかなか機会もないかもしれないし――などと、つらつら考えた末、結局そのまま進むことにしたのでした。


ベンチを過ぎても、まだ階段が出てきます。傾斜もそれなりにあってなかなか厳しいものがありますが、ゆっくり一段ずつ登っていけば、そのうち山頂に到達します。ゆっくりでも一歩一歩進んでいけば必ずゴールできる、とは、登山で得た教訓です。それを思い起こして自分を励ましながら階段を登っていきます。


さんざん汗をかいたあと、だいたい予想通りに山頂エリアを通るダイトレに出ました。やれやれです。そして、ということは、気がついたら葛城山も登頂なわけで、いわゆる「コンカツ」の完成です! 金剛山と葛城山をいっぺんに登れたとは、自分にとっては画期的です。


で、葛城山山頂はといえば・・・誰もいません。ツツジの季節はあれほど人々で賑わったというのに、この変わりようはどうしたことか。ロープウェイもあるのだし、あれほどとはいわずとも、金剛山の盛況ぶりを思えば、もうちょっと人出があってもよさそうなものなのに、とつい思ってしまいます。白樺食堂も営業していないようでした。


草原状の山頂から、さっき登ったばかりの金剛山を望みます。「あそこからここまできたんだ」と、ちょっとした感慨と達成感があります。


帰りは同じルートを下ります。さすがに足に疲れを覚えるので、慎重に、つまづいたりしないように気をつけて下っていかねば。


ベンチを経て、沢を歩き、ようやく無事登山口へ帰着してホッとしました。偵察登山のはずが、とうとう山頂まで行ってしまいましたよ。よかったのか悪かったのかわかりませんが、いまの自分にとってはひとつの自信になったのは確かです。


いやいや、今回も素晴らしい山行になりました。その機会を与えてくれた金剛山と大和葛城山に合掌です。

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利用交通機関:
技術レベル
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天狗谷を経て大和葛城山そして水越峠へ周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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