鷹狩山
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 401m
- 下り
- 382m
コースタイム
- 山行
- 2:32
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 3:33
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
野球帽にフード付きヤッケ ピッケル忘れ
|
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感想
2015年の元日登山は地元の鷹狩山と決めたのはいいが、長年の酷使に耐えてきたカンジキの足を乗せるロープが擦り切れて使用不能になっていたのを思い出し、大慌てで修理することとなったのが大晦日。化繊より麻縄の方がよく締まると思って買い求めたものが幾分太すぎた。足を乗せるには丈夫でいいのだが、輪のすぐ内側で束ねる部分が団子になって締りが悪い。何とか当座の間にはあったがイマイチしっくりこない。
山岳博物館から鷹狩山へは林道があり、その林道は八坂村地区や美麻地区へつながる道でもあるので、鷹狩山は大町市とアルプスを望む展望台として訪れる人はあっても、登山の対象とされることは少なく、自分自身も一度歩くスキーで3.6劼領啼擦鯤發い禿个辰燭海箸あるだけなのだが、『鷹狩小径』と言う散策路があると言うのを最近知り、足慣らしを兼ねてかんじきハイクのコースとして歩き、子どもたちや初心者を対象としたかんじきハイクコースとしての適否を探りたいと言うのが狙いである。
5時半に東山山麓にある山岳博物館の駐車場に集合し、来た者だけで登ると言う緩い呼びかけに、1人jun1さんだけが応じてくれて6:00の出発となる。
鷹狩小径の入り口は博物館の駐車場から道を隔てた南側にあり、看板と標識があるのだが、除雪の雪溜りが大きな壁になって入り口を塞いでいる。その雪壁を乗り越えると踏み跡のある道が谷に沿って伸びている。数分で砂防堰堤に突き当り右折して尾根に出ると東に向かって緩やかな道がまっすぐ伸びる。
空に星はなく、あるか無しかの小雪が舞っているが凍てつくほどの寒さではなく、20分も歩くと熱くなってヤッケを脱ぎ、汗を書かないように長そでシャツのボタンをはずして熱を逃がしながら歩く。ウールの手袋さえ邪魔になる。
しっかりしたトレースを辿って約40分で山の子村と言うキャンプ施設を通過。さらに直進25分で林道に突き当たり、しばらく林道を歩いて左手の斜面に直登する踏み跡を見つける。ここから急登となるが20分弱で再度折り返してきた林道にぶつかる。林道を横切ると右に向かう道に踏み跡があり、それを辿ると大きく迂回することになるので途中から適当に斜面に入って強引に直登し、10数分で山頂展望台が見えてくる位置に達する。
ササユリとかシュンラン等の植物の看板があり、自然観察路と思われるその一帯から展望台まで6〜7mの壁があり、よじ登るのはしんどいので林道に沿って迂回し、8:02に山頂に至る。
ワカンをはずして一応展望台に登ってみたが、本来なら目の前に広がる筈の蓮華・爺・鹿島槍ヶ岳は雲の中で、わずかに山裾から中腹辺りが見えるだけ。見下ろす大町の市街地も雪に眠っている。
屋上展望台とは別に中展望室と言うガラス張りの部屋があり、そこに4人の先行者がいて挨拶を交わす。その展望室で先着の人達と歓談したり、熱いお茶を飲んだりして過ごす。それなりの準備をしてくれば雑煮などつくることもできるいい休憩場所で利用価値がある。
汗をかかないように登ったつもりでも1時間近く休むとさすがに冷えてきたので9:00から下山開始。30分で山の子村を通過し、50分で登山口に着く。
『鷹狩小径』は前半は緩やかな斜面、後半は立ち上がってくるのでややきついが、登り2時間、下り1時間弱で往復でき、危険個所や迷いやすい処は殆どなく、また並行する林道がエスケープルートにもなると言う格好の初心者向けコースで、天候さえよければ絶好の展望を楽しめ、その上風をよける展望室で煮炊きもできるという素晴らしいかんじきハイクのフィールドであることが確認できた。
ただ1つ残念だったのは、前日カメラを舗道に落として故障してしまい写真が撮れなかったこと。レンズを外してみると、ミラーが何かに引っかかって動かなくなっていただけで、ちょっとつついただけでなおってしまったと言うところが何とも悔しい。
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