妙義山
- GPS
- 10:30
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,207m
- 下り
- 1,215m
コースタイム
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 3:30
- 合計
- 10:29
天候 | 小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨年11月に個人山行で表妙義に挑戦し、渋滞により途中でタイムオーバーにより下山となってしまった表妙義縦走ルート。日の長い時期に再挑戦したく企画した。
前日夜に道の駅みょうぎ脇の駐車場へ到着し幕営。夜から雨が降ったり止んだり。濡れた岩場・鎖場の経験が少ない私は決行するか転進するか悩ましく思っていたところ、パーティーの大先輩からの「水の少ない沢と思えばいいんだよ」という一言で行けるところまで行くことに。計画通り朝5時に駐車場を出発。
霧雨が降ったり止んだりで雨具は不要なレベル、温度も湿度も高く蒸し暑い。山行開始早々の急登で早々に汗だくになる。事前にヤマレコで情報を入手していたヒルの巣窟「奥の院」を通過し、見晴で小休憩。全然ヒルはいなかったね、という話をしていたところ、仲間の足に1匹発見。やはり巣窟だったらしい。
見晴以降はアップダウンの稜線が続き、すっぱりと左右に切れた細尾根で高度感・恐怖感を醸し出すのだが、雲の中にいるので視界が悪く高度感はない。私は昨年に続き2回目のため、前回より楽しむ余裕がありペースよく進む。生憎の天候のおかげで他の登山者とすれ違うこともなく自分たちのペースで足を運ぶことができた。
後半は私にとっては初めてのルート。本ルート一番の難所「鷹戻し」は登攀が苦手な私にはかなりの緊張感があり、鎖2本を駆使して慎重に足を運ぶ。難所終了後の休憩で来た道を振り返ると、雲が一瞬晴れて妙義の山頂群が雲から頭を出し、まるでラピュタの城のよう。ご褒美の景観を満喫した。
鷹戻し直後の垂直な鎖場の下り「二段ルンゼ」は先輩にリードしていただき、足の置き場をアドバイスいただきながらなんとかクリア。すっぱりと90度近くに切れた下りは鷹戻しよりも今回のルートで一番怖かった。その後も細かいアップダウン・鎖場が続き緊張感を要する箇所が続いた。
登山道に復帰してからの林道(一本杉に入ったあたり)では想定外のヒル大量スポットに出くわしキャーキャー叫びスプレーをまき散らしながらなんとか駐車場へ戻った。幸い私は今回もヒルの餌食にならずに済んだ。
下山後は登山口至近の温泉「もみじの湯」で汗を流し帰路へ。行程10:30と長く緊張感を要する箇所が多かったので、ある意味で先月の馬蹄形縦走よりも疲労感が大きく、達成感もひとしおであった。
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