記録ID: 5691161
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無雪期ピークハント/縦走
日高山脈
イドンナップ岳〜日高で一番長い日の巻(^^)
2023年07月08日(土) [日帰り]
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体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 15:12
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 1,849m
- 下り
- 1,845m
コースタイム
天候 | 曇り☁のち晴れ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストから林道跡を進みます。途中サツナイ川の渡渉が3回ありますが、本日は登山靴で渡れました。最初の渡渉が渡れれば残りの2回は大丈夫だと思います。途中から小さい沢沿いを進みますが、こちらも登山靴で大丈夫でした。沢を離れ林道(造材道)に入る箇所はピンテがありますので、そのまま沢を進んでしまわない様に注意が必要です。 新冠富士までは笹被り箇所は少なく迷う事はありません。噂の笹被りだったトラバース箇所は綺麗に刈られていて問題なく進めます。笹があった時は時間と労力がえらくかかったと思います。 新たに作られた水場の案内板がありましたが、行かなかったので状況はわかりませんでした。 新冠富士からイドンナップ岳までは笹藪とハイ松帯となります。けもの道や間違ったと思われる踏み跡に惑わされる可能性がありますので、片道2時間位はかかる想定をしておいた方が安全だと思います。 藪漕ぎの際は下を見ることが多くて、枝に頭をぶつける事が多々ありましたので、ヘルメットを持っている人は被った方が良いかもしれません。 |
その他周辺情報 | 新冠町のレコードの湯は22時まで受付してくれます。 |
写真
只今4:07です。ここがイドンナップ岳登山口です。ゆっくり進んできたので町道ゲートから1時間40分かかりました。本日は長丁場なので、車内でカップ麺とおにぎりを食べてからスタートしました。日帰り最難関と言われているイドンナップ岳に行くぞ〜今日も元気にレッツら〜ゴ〜😁
この場所で沢から林道(造材道)にはいります。ここは崖になっていますので少し上流から登って、戻り気味に進みます。
自分は見逃して沢をそのまま登ってヤマレコに警告されて戻ってきました(笑)
自分は見逃して沢をそのまま登ってヤマレコに警告されて戻ってきました(笑)
ここのあたりから藪漕ぎスタートです。暑いうえに遅れを取り戻そうとしてよく確認しないで進むと道間違いをして、更に遅れます。ついでにわかる所まで戻るのが鉄則なんですが、地図を見て強硬突破しようとするので水の消費量が増える。
15時を回りました。水も1ℓを切ったので、ヘッドランプでの下山を覚悟して出来るだけ汗をかかない様にしました。持参した食料が殆どパンだったので、水がないと中々のみ込めない(笑)
只今18:51です。やっと林道まで戻ってきました。疲れから3時間以上撮影してませんでした。途中で更にペースダウンして暗くなるのを覚悟しましたが、何とか明るいうちに下山できそうです。
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ライター
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ヘルメット
|
---|
感想
日帰り最難関と言われるイドンナップ岳にチャレンジしてきました。
計画では登山口4:00スタート、新冠富士9:00着(20分休憩)、イドンナップ岳10:50分(20分休憩)新冠富士12:40(20分休憩、新冠富士⇔イドンナップ岳間は往復3時間)登山口17:00下山の計画でスタートしました。笹薮のトラバース箇所も笹刈されたとのことで楽勝だと思っていましたが、そんなに甘くありませんでした(笑)
イドンナップから新冠富士間の藪漕ぎで、暑いのと道の確認が疎かになり、挙句の果てに道間違いは判るところまで戻るの鉄則も疎かにして、藪の中を無茶に移動したせいで体力も消耗し、水の消費量も増えて最後は水が足りなくなってしまいました。浄水器を持参していたので沢で水を確保して何とか下山できましたが、反省点が多い山行となりました。過去最長の15時間オーバーは流石に疲れ果てました(笑)
(追加)今時期はハイマツの花粉が凄いので、敏感な人は注意願います。ダニ対策は必須です。身に着けるものはマツヤニの餌食になっても惜しくないものをチョイスしてください。ザックも含めてすべて洗濯しましたが予備洗いした水が真っ黒でした(笑)
膝下はサッカーの軽量タイプのレガースを装着しました。効果は絶大でしたが、膝頭から太ももにかけてはアザだらけになりました。
登山道を整備されている方々のご尽力には本当に感謝しかありません。ありがとうございます。
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コメント
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イドンナップ岳行って来たんですね 少し遠くなりましたね あとはカムエクと1839峰・ペテガリ岳ですね 1839峰はハイマツがやや大変なようです ガンバ!!!
藪漕ぎは慣れていると勝手に思っていましたが、久し振りに途中で挫けそうになりました(笑)
暑さ対策と少し冷静になれる強い精神力が必要だな〜と反省いたしました。時間管理が求められる山はゼリータイプなどの食品もあった方がいいですね〜
残りは強敵ばかりなので、焦らないで頑張ります。
それにしても土日は暑かったですね〜
お疲れ山でした😊
暑い中、お互いによく頑張りましたね〜自分を褒めましょう(笑)
多少の反省点は有るものの、難関のイドンナップ制覇おめでとうございます。
幌尻山頂から眺めて、何時かはたどり着きたいと考えてますが、年二回あのダートを一時間半以上走る気になりません。
新冠富士からイドンナップまでも、噂通りかなり厳しそうなのが分かりました。
ホントにお疲れ様でした🙇
新冠富士〜イドンナップ岳は原っぱの中の踏跡を探しながら進む感じで、真っ直ぐではない所が多いのが曲者です(笑)。
藪漕ぎは確実に確認しながら進み、疑問を感じたら確実な所まで戻る事を励行しながらの方が結果的に早く進めると思います。
ヤマレコのらくルートのコースタイムは新冠富士からイドンナップ岳間は76分、イドンナップ岳から新冠富士間は62分となっていますが、往復は4時間かかる事を想定して、進むか撤退するかの判断をした方が良いな〜と思いました。(自分はそれ以上かかってますけど(笑))
今回行ってみて思いましたが、1泊すれば時間的にはかなり楽になると思います。新冠富士山頂に2〜3張程度のテント泊スペースがありますし、新冠富士に近い側に水場も出来たようなので、無理して日帰りにこだわる必要はないなと思いました。
そもそも日帰り最難関の称号は皆さんの足を遠ざける要因になってるかもしれません(笑)
行かれる際は参考にして頂き、安全登山で臨んでください。
私もビバーク覚悟の方が無難かと思ってます、ただ🐻の心配がやや有りますが😅
イドンナップは私も2年前に16時間以上を要してなんとか登れましたが、暑さや笹被り、そして稜線のハイマツ漕ぎなど、あの日の辛かった思い出の数々が、昨日のことのように鮮明に蘇ってきました😇
登った人にしか分からない、本当に印象に残る山ですね😉
過去最強の難敵をクリア出来て本当に良かったです。コロナも落ち着いたので、また北海道に起こしください。
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