三島岳
- GPS
- 08:32
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,480m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 8:21
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
感想
高度順応の試験をかねて富士山頂を目指す。そういうイベントでもなければまずいかない山ではある。自宅からのアクセスを考えると富士宮ルートに決定。始発で登山口を目指す。前夜新富士のホテルを確保。これが結構失敗。新富士と富士の駅は結構離れていた。徒歩25分くらい。
富士宮のバス乗り場は既に長蛇の列。バス内清算はできないので窓口で買って欲しいとのこと。この日は定期バス以外に臨時の直通バスが手配され、こちらに乗ることが出来却ってラッキーだった。
富士宮口のバスターミナルは吉田口のそれと違って、ほとんど必要最小限のもので殺風景だった。
階段で一つ上の車道に出ると登山口の前で協力金の支払いが出来る。今は任意だがいずれ必須になるだろう。協力金を払うと木製のキーホルダーを貰える。
登山口から少し登るとトイレがあり、そこから山頂へ至る道が続く。この日は兎に角寒く風が強い。富士山は単独峰ということもあって風が強いのは織り込み済みだが、ここまでとは。特にこの日は午前中小雨が続き叩きつけ、体感温度が下がる。
登山口の標高が高いこともあって、歩き始めから怪しい。元祖七合目あたりで頭がクラクラとする感覚が。八合目以降は少しづつ吐き気が。
本来であれば九合目あたりで一泊したかったのだが、コロナ以後宿泊客を制限することもあって予約は取れない。日帰りとせざるを得なかったこともあって、普段経験する高山病よりは酷い。普通一泊すれば現れなくなるのだけれど。
そんなこんなで元祖七合目以後ペースは極端に落ち、歩いている時間に比して立ち止まって息を整えている時間が夥しく増えた。なんとか山頂まではたどり着いたものの、お鉢巡りはおろか剣ヶ峰への登頂もならず。
因みに私の場合標高2500mを超えると頭痛が現れる。稀に吐き気もくるが、どちらかというと頭痛起因のものだと思う。で、テントで一泊すると綺麗に治る。それで3000m峰が続く南アルプスなんかも乗り切っている。
行動中は、ほぼ常に、身体と会話して「中断して、下山すべきか」を検討し続けていた。しかし周りには平気な顔して登ってる人も沢山いて、、、一体どういう身体をしてるんだろう。
下山時も新七合目辺りまでは吐き気は治らず、加えて下山にも関わらず、息を整えるため立ち止まる始末。新七合目以下は調子が良かったので明らかに高山病の症状。
今回一回体に喝を入れたので近いうちにもう一度登ってどう変わるのかを見てみたい。
いやぁ、舐めてかかって痛い目に遭った一日だった。
PS1 この日、富士宮ルートで事故があったようで、静岡県警の山岳警備員が慌ただしく走って行ったかと思えば、登山口付近で、サイレン複数回。暫くしてヘリがやってきて、何かを収容して静岡方面に飛び去っていった。宝永山方面かも知れない。
PS2 マクドナルドのデリバリ用のバックパックを担いだ人(登山者)が登山者と、小屋関係者の注目を一心に浴びていた。あのバックが本物か偽物かは分からないが。
PS3 手首辺りを骨折したと思われる(手首がぶらんぶらんしていたので、多分骨折でしょう)人が、三角巾的なもので腕を固定し、片手にトレッキングポールをもって颯爽と下山していった。特に付添がいる風ではなかったが。
さすがに登山者の集中する山だけに、一日でいろんな事に遭遇する。。。
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