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Yamareco

記録ID: 5712812
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鋸岳〜鹿窓(釜無ピストン)

2023年07月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:34
距離
29.9km
登り
2,490m
下り
2,491m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:46
休憩
1:48
合計
9:34
4:02
4:02
108
5:50
5:50
28
6:44
6:46
75
8:01
8:09
17
8:26
8:39
12
8:51
9:07
4
9:11
9:46
6
9:52
10:05
13
10:18
10:21
20
10:41
10:41
42
11:23
11:23
14
11:37
11:42
17
11:59
12:04
84
13:28
13:28
3
13:31
13:32
0
13:32
ゴール地点
※林道は登り以外は大体走っています
※(相変わらず)スマホの精度が悪いので、距離は少し長めに出ているかと思います
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
釜無川ゲート前のスペースに縦列駐車。
朝3時頃で10台程度、下山後は倍以上停まってました。
コース状況/
危険箇所等
○一部歩きにくい箇所、注意を要する箇所はありますが、全体にルートは明瞭で迷いやすそうな場所には赤テープが多数付いています

・釜無川林道(ログハウスまで)
6.5km地点から9.2km地点までの間に、3か所林道が大きく崩落している場所があります。
・林道終点〜鋸岳
一部誤った方向に踏み跡が付いている場所がありますが、基本踏み跡明瞭で赤テープを頼りに進めば問題ありません。(一度踏み跡に騙されてルートミスしましたが…)
・鋸岳〜鹿窓
長い鎖の上り下りがあります。
岩も脆く剝がれやすいので注意です。
その他周辺情報 塩沢温泉フォッサマグナの湯(日帰り入浴830円)で入浴しました。
朝、4時頃出発し暫くは林道歩きです。
林道始点と6.5km看板少し奥にゲートがあります。
(出発時のゲートの写真は撮れてませんでした)
朝、4時頃出発し暫くは林道歩きです。
林道始点と6.5km看板少し奥にゲートがあります。
(出発時のゲートの写真は撮れてませんでした)
最初の崩落地点(写真奥)
増水しておらず、ここは問題なくそのまま渡渉
最初の崩落地点(写真奥)
増水しておらず、ここは問題なくそのまま渡渉
ここは大きく崩落。
赤テープ頼りに沢へ降りて迂回します
ここは大きく崩落。
赤テープ頼りに沢へ降りて迂回します
ここも沢から迂回
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ここも沢から迂回
9.2km地点。ここで林道歩きは終了です。
9.2km地点。ここで林道歩きは終了です。
少し進むと割としっかりしたログハウス(避難小屋)があります。幕営は3張ほど。
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少し進むと割としっかりしたログハウス(避難小屋)があります。幕営は3張ほど。
本沢沿いに登っていくと、富士川水源の看板。
帰りに寄ることにします
本沢沿いに登っていくと、富士川水源の看板。
帰りに寄ることにします
急登を暫く登ると横岳峠に出ます。
急登を暫く登ると横岳峠に出ます。
時折咲いているハクサンシャクナゲに癒される
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時折咲いているハクサンシャクナゲに癒される
ぼっちギンリョウソウ
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ぼっちギンリョウソウ
樹林帯ですが、右手の展望が開けるところも。
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樹林帯ですが、右手の展望が開けるところも。
長い急登が続きます
長い急登が続きます
だいぶ高度を上げます。
ヨツバシオガマとイワインチンは咲き始め。
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だいぶ高度を上げます。
ヨツバシオガマとイワインチンは咲き始め。
ようやく森林限界へ。
ようやく森林限界へ。
コメツツジ。岩場の隙間から咲きます
コメツツジ。岩場の隙間から咲きます
タカネヤハズハハコとミネウスユキソウ、かな。
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タカネヤハズハハコとミネウスユキソウ、かな。
コケモモ花がたくさん
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コケモモ花がたくさん
稜線に出てもハクサンシャクナゲは多く咲いています。
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稜線に出てもハクサンシャクナゲは多く咲いています。
途中、三角点のある2,607mピークに寄りました。
途中、三角点のある2,607mピークに寄りました。
看板は木に呑まれています。
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看板は木に呑まれています。
鋸岳山頂が見えてきました
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鋸岳山頂が見えてきました
足元にミヤマウイキョウ
足元にミヤマウイキョウ
タカネニガナ
片側切れ落ちた岩稜帯
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片側切れ落ちた岩稜帯
時折霧に包まれる
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時折霧に包まれる
ふわふわのさるおがせ
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ふわふわのさるおがせ
山頂が近づいてきます
山頂が近づいてきます
角兵衛沢のコル。
ここから山頂まで登り返しです。
角兵衛沢のコル。
ここから山頂まで登り返しです。
登り返しは左側(北側)を巻きながら。
ツマトリソウが咲いていました
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登り返しは左側(北側)を巻きながら。
ツマトリソウが咲いていました
青空が見えるとテンション上がります
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青空が見えるとテンション上がります
登り切って山頂。
山頂は360度の好展望ですが、残念ながら視界は一部のみ。
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登り切って山頂。
山頂は360度の好展望ですが、残念ながら視界は一部のみ。
歩いてきた稜線方面(西側)。
奥が三角点ピークです。
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歩いてきた稜線方面(西側)。
奥が三角点ピークです。
伊那方面。中央アは残念ながら雲に包まれています。
展望が十分でないのでひとまず目的地の鹿窓へ進むことにします。
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伊那方面。中央アは残念ながら雲に包まれています。
展望が十分でないのでひとまず目的地の鹿窓へ進むことにします。
鹿窓へは長い鎖を降り、さらに長い鎖を登り返す内容です。
写真は鹿窓方面への長い鎖の登り。
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鹿窓へは長い鎖を降り、さらに長い鎖を登り返す内容です。
写真は鹿窓方面への長い鎖の登り。
長い鎖を降り、下から見上げた図。
垂直に近く岩場が意外と脆いので注意です。
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長い鎖を降り、下から見上げた図。
垂直に近く岩場が意外と脆いので注意です。
少し下ると鹿窓に着きました。
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少し下ると鹿窓に着きました。
ここから先の第二高点へは、ザレた岩場のクサリを降り登り返す内容です。
軽装でこれ以上は進めません。
ここから先の第二高点へは、ザレた岩場のクサリを降り登り返す内容です。
軽装でこれ以上は進めません。
下から見上げる鹿窓。
ここで折り返し、元来た道へ戻ります
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下から見上げる鹿窓。
ここで折り返し、元来た道へ戻ります
行きは気づかなかったベニサラサドウダン
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行きは気づかなかったベニサラサドウダン
賑やかに咲くハクサンシャクナゲ
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賑やかに咲くハクサンシャクナゲ
再び登り返し鋸岳へ戻ってきました。
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再び登り返し鋸岳へ戻ってきました。
鋸岳(第一高点)から第二高点。鹿窓は中央やや下の岩場あたりです。
すぐ奥に甲斐駒が見える位置関係ですが、この日は残念。
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鋸岳(第一高点)から第二高点。鹿窓は中央やや下の岩場あたりです。
すぐ奥に甲斐駒が見える位置関係ですが、この日は残念。
伊那方面は少し雲が上がってよく見えるようになっていました。
戸台口からの林道が長く見えます。
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伊那方面は少し雲が上がってよく見えるようになっていました。
戸台口からの林道が長く見えます。
山頂から岩稜帯を戻ります。
復路も小刻みなアップダウンが連続します。
山頂から岩稜帯を戻ります。
復路も小刻みなアップダウンが連続します。
振り返り望む鋸岳
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振り返り望む鋸岳
下りはサクサクと。
朝よりだいぶ乾いており歩きやすくなっていました。
下りはサクサクと。
朝よりだいぶ乾いており歩きやすくなっていました。
「富士川水源」の水場。
冷たい湧水。ゴクゴク飲んで生き返ります。
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「富士川水源」の水場。
冷たい湧水。ゴクゴク飲んで生き返ります。
時折ある赤テープ頼りに沢沿いに降ります。
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時折ある赤テープ頼りに沢沿いに降ります。
ログハウスを過ぎ橋を渡れば、広がる夏空
ログハウスを過ぎ橋を渡れば、広がる夏空
岩場から咲くシナノナデシコ
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岩場から咲くシナノナデシコ
ウツギの花がまだ咲いています。
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ウツギの花がまだ咲いています。
6.5km手前のゲートまで戻ってきました。
チャリいいなぁ、と羨ましく思いつつ走る。。
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6.5km手前のゲートまで戻ってきました。
チャリいいなぁ、と羨ましく思いつつ走る。。
走って時折歩いてを繰り返し、無事に林道始点ゲートまで戻ってきました。
走って時折歩いてを繰り返し、無事に林道始点ゲートまで戻ってきました。
下山後は最寄りの塩沢温泉フォッサマグナの湯へ。
帰りは時間に余裕あったのでゆるゆる下道で帰宅しました。
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下山後は最寄りの塩沢温泉フォッサマグナの湯へ。
帰りは時間に余裕あったのでゆるゆる下道で帰宅しました。

感想

連休中日、16日は南アの鋸岳へ。

先日蝙蝠岳を歩いた時に、途中ご一緒した方と鋸岳の話(日本百高山から山梨百名山四天王の話になり、そこから鋸岳のルートなどの話になったように記憶しています)になり、そういえばこれまで一度も行ったことなかったなと思い、思い立ったら吉日!これを機に登りに行ってみることに。

釜無川からのルートは、記録の数は多く十分日帰りはできそうですが、林道歩きがひたすら長く、他の方の写真で見る林道の崩落の数々が気がかりなところ。
念のため6.5km地点より先で十分明るくなる時間を逆算して出発します。
林道を暫く進み、問題の崩落場所へ。
迂回路は赤テープが十分に付いており、ナイトハイクでも見落とさない数でした。
赤テープ通りに進めば特に危険は無いように感じました。
ただし、増水している場合には難易度は上がりそうです。
登山道に入ると赤テープは相変わらず数多く付いていますが、道は一般ルートとは異なりやや細くなります。
(途中誤った踏み跡に惑わされ、1か所ルートミスしてしまいました…)
所々に倒木や木の根が張り出した箇所がありますが、特別歩きにくい箇所は少ないように感じました。
稜線は岩稜帯より巻き道を進む箇所が多く、危険個所は少ないもののやや歩きにくい内容です。
鋸岳までの行程はどちらかと言うと技術より体力全振り、と言ったところ。
鋸岳から鹿窓までは、長いクサリ場を降りて登り返す(復路は当然ながら逆)箇所があり注意を要します。
クサリ場から鹿窓まで少し下る斜面も油断できない感じです。
途中縦走される重装備の方複数とすれ違いました。

鹿窓から深淵(核心部)を覗く目的を達したところで折り返します。
鋸岳山頂で一休みして下山へ。山頂からの展望だけが心残りでした。
麓に降りると暑い!とにかく暑い!!
暑さと強い日差しの中、復路の林道9.2kmを歩いて走って無事に下山しました。

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