【近くにある天国】石丸峠〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山
- GPS
- 05:30
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 624m
- 下り
- 843m
コースタイム
天候 | ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新宿10番線 7:15発 あずさ75号 ⇨ 大月 8:15着 大月8:24発 中央本線 ⇨ 甲斐大和 8:42着 甲斐大和9:20発のバス ⇨ 上日川峠10:01着 ※バス1,020円/1人(後払・現金のみ) 【復路】 すずらん昆虫館前発 バス最終は16:00 ⇨ 甲斐大和16:30着 ※すずらん昆虫館前からはバス760円/1人 甲斐大和 16:42発 中央本線 ⇨ 大月 17:00着 大月17:23発 あずさ78号 ⇨ 新宿 18:27着 【大菩薩上日川峠線 時刻表】 https://eiwa-kotsu.jp/media/root_1_tt.pdf 栄和交通🚖タクシー 0120-77-0413 栄和交通バス運行は4月 第3土曜 ~ 12月 第2日曜まで(2023年) |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的に歩きやすい道の連続です。 小金沢山の手前のみ様相が変わり、道がやや不明瞭(ピンクテープを見落とさなければ大丈夫)高さこそないものの細い岩場もあり。 |
写真
感想
暑さから逃れたいもの、この連休は泊まりで遠征だよね?‥のつもりが、合間にちょこっと入った用事で流れてしまいました。
お山を最優先できないのは仕方がないですね。
代わりに、日帰りで行ける大好きな小金沢連嶺に向かいます。
本当は湯ノ沢峠からハマイバ丸、米背負峠まで歩きたかったのだけど、同行人の片膝に不安があるので時間的に無理のない石丸峠〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山コースを選択。
7:15発、臨時便のあずさに乗り込みます。8:42に甲斐大和駅到着。上日川峠行きのバスが9:20に来ることを考えると、普段であれば一本遅い(臨時便ではない)あずさがベスト。
ですが駅を出て、バス停に並んでからその考えを覆しました。連休中日とあって、あっという間に長蛇の列。定刻に来るバスだけでは、とても運び切れません。私たちは先頭近かったため一便に乗ることができましたが。
補助席も動員して満席のバスが上日川峠に向かいます。車内の暑さも相まって、到着する頃にはバス酔い。へろへろで下車しましたが、ひとけのない石丸峠に続く道を歩いているうちに元気が出てきます。
バスに乗っていた人たちは、ほぼ大菩薩嶺方面に向かった様子。
福ちゃん荘のほうとうと馬刺しが恋しいし、快晴の今日あの稜線歩きは相当魅了的だけど、人が多すぎるのは厳しい。
先週訪れた九鬼山も山梨ですが、こちらの方が登り始めから格段に涼しい。バスで標高を稼ぐだけあります。視界が緑に染まるような木漏れ日のシャワーを受けて、開放的な気分になります。
石丸峠が近づくと、いよいよ晴れやかな気持ちに。青と緑と白だけで構成される景色のなか、屈託を抱える方が無理というもの。
富士山も姿を見せます。すっかり雪化粧を落とした、夏の富士山です。目に映るものがすべて、まっさらになった心にすっと入り込んできます。
石丸峠の道標近く、引っ込んだところでパンを一つずつ齧ります。通り過ぎるご夫婦に「暑くないですか?」とお声がけいただきます。日差しを遮るものはないけれど「暑くないですよ、風が気持ちいいですよ」とお返事。
峠近くの突き出た岩場で追加休憩します。眼下には大菩薩湖。ダム湖ですが、景色の素敵なアクセントになっています。
ここから先はまた人を見かけなくなります。伸びやかに続く一本道。最高だねと何度となく口にします。
ただ、同行人が私同様に最高と思っていたかは疑わしいところ。それというのも、この日は蜂に終始付き纏われていたのでした。蜂には虫除けも効かないようで。
「こちらから何もしなければ大丈夫」と私はスルーを決め込んでいますが、同行人は虫が大の苦手。いちいち「ぎゃっ」と声を上げます。すると余計虫が攻撃してくる。
蜂が私たちのもとを離れるタイミングがあって、その時は決まってトンボが近くにいます。
「トンボが蜂の天敵って本当なんだね、今度オニヤンマくん買いに行こ」
小金沢山に続く登りから様相が一変します。山道らしく、木の根と岩が絡み合った地帯を進みます。
気持ちのいい一本道だけだと運動量的に物足りないから、この山道があって丁度いい。
小金沢山を過ぎれば再び熊笹の道。富士山がこれまでより近くに見えます。
誰もいない牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂でまたパンを食べて一休み。立枯れたシラビソと富士山を眺めながら、10年後も、20年後もこんな調子でお山に来られたらいいなと強く思う。
同行人の膝サポーターを巻き直し、ゆっくりと下山します。日川(にっかわ)林道へ下りる道は暗い樹林帯。急に景色が開けたらそこは鹿避けゲート。
二つ目の鹿避けゲートを通り、車道からまた山道(迂回路)に入ることを繰り返して、すずらん昆虫館前バス停に到着です。
すでに女性二人が待っています。最終バス乗れるかな?と心配になります。朝のバスの混み具合から、帰りも上日川峠から乗り込む人で満員になるのでは。
バス停に並んでいる間、日陰で同行人が着替えます(上だけ)。本人は離れた場所にいるつもりですが、並んでいる私たちには丸見え。隣の女性たちが「男性は着替えられていいよね」とお話ししているのが聞こえてきます。
最近、タニタの体組成計からは「標準体型」の太鼓判を押されるようになったものの、おじさん的体型であることには変わらず‥「お見苦しいものをお見せして申し訳ありません」と彼の代わりにお詫びします。私だって着替えたいよ!笑
やってきたバスは案の定満員。運転手さんの指示で最前の補助席に座られていた男性が立ち、女性二人と私たちが立ち乗りするスペースを作ってくださいました。
応援のバスが出るとはいえ、これに乗れなかった場合帰りの特急にも間に合わない可能性が高かったので、本当に助かりました。
とても感謝しているのですが‥山道を走るバスで立ち乗りは堪えたようで、行き以上に酔いました。
甲斐大和駅に着くなりトイレに駆け込む始末(酔うとお腹にくるのです)
とはいえ大月駅に着く頃には気分もすっきり。あずさ乗車までのあいだ駅そばをすすって、来週の山行に思いを馳せるのでした。
どこに位置しているのかと思いきや、大菩薩嶺の南側でしたか!
近くにある天国…、なるほどですね。
良い場所ではありませんか。
相変わらずの臨場感溢れるレコ、楽しませて頂きました♪
お疲れさまでした。
大菩薩嶺はとっても有名なのに、こちらは案外知られていないような気がします。
人が少なくて、すいすい快適に歩けましたよ🎵
気軽に行って帰ってこられる天国、ayamoekanoさんもぜひ😉
いつも目を通してくださってありがとうございます🍀
お天気に恵まれ、どれも鮮やかな山の風景。自分も、ここに行った気分になりました。
日差しを遮るものが少なそうですが、日焼けは大丈夫でしたでしょうか?
この季節は、暑さと湿度との戦いですよね。
私も、久しぶりに山行しましたが、たっぷり汗をかきました。
素敵な小金沢連嶺の雰囲気を少しでもお伝えできたらと思いながらレコ上げました😄
日焼け、ミレーのアームカバー(冷感で快適!)とサロモンのサンバイザーでしっかりガードしましたよ🎵 頭皮は守れませんが、山行中の帽子苦手なんですよね‥
あとはこまめにVCのサプリメント飲んでました。
後ほど、まさたくとさんの山行レコ拝見しますね😉 ありがとうございました🍀
小金沢連嶺の南行は眺望と笹原の高原感が相まってベストルートですよね。
よーく、わかります(笑)
小金沢山への登りルートもちょっとワイルドになりますが、
全体を考えると良いアクセントですよね。
そして、牛奥・・・は何度言ってもカンバンのアルファベット読んじゃうのはあるあるですw
うんうん、kimipapaさんでしたらよ〜くご存知ですよね♪ 秋のオートルートチャレンジ走られるのでしょうか?
南に見えつ隠れつする富士山を望みながら歩き続けるのは、最高です✨
カンバン笑
作った人、「長すぎだよこのフォントで一行に収めるとか無理だし」とか言いながらデザインしたのかな、と想像します😁
ありがとうございました🍀
大月市秀麗富嶽のお山、お疲れ様です。すっごい良い天気でよかったですね
晴れた日の稜線歩きは最高ですよね
うんうん、たまに吹く涼風はとっても気持ちいい😊
蜂がお供でしたか😁
私なんか汗かきだから無数の小さな虫がわんさか寄ってきますよ
そしてずっと付いてくる・・・😓
福島遠征は残念でしたね
またの機会に是非行ってくださいな
山は逃げないので・・・😊
東北からお帰りなさいませ♪
抜けるような青空と、夏雲が最高の気分にさせてくれましたよ✨
本当に、どこまでも歩き続けられそうな一本道です。
小さな虫もいーっぱい来ますね💦
毎回目に入るとボヤいてましたが、写真に上げた虫除けをサンバイザーのつばにたくさんスプレーするようにしてからは悩まされなくなりました👀 あとは蜂対策のみ!
お山は逃げない、そうですよね😊 次の機会を楽しみにします。
ありがとうございました🍀
青い空に夏の雲、綺麗なお花達に加えて素晴らしい山並みに富士山まで、まさに天国ロードですね!
以前、大菩薩嶺から大菩薩峠を通って石丸峠、上日川峠まで歩いたことがありますが、その先の牛奥ノ雁ヶ腹摺山までは未踏ルートなので、大変楽しく拝見しました!このような縦走が出来るのは公共交通機関を利用されている方の特権ですね!
蜂に纏わりつかれましたか!実は昨年私も野反湖の湖畔で全く同じ思い(ただし騒いでいたのは奥様の方で相手はアブでした)をして散々な目に会いましたよ!自分も「何もしなければ刺さないから!」とガン無視を決め込んでいましたが、奥様は「ギャーギャー!」叫びながら最後は走り出していました〜(笑)
ちなみに、27枚目の可愛い花はおそらく「シモツケソウ」だと思います。もう少し濃いピンクの子が多いですがこの写真の子は淡いピンクで素敵ですね!
大変お疲れ様でした。
ではまた〜
そうなんです!
素敵要素が満載で、これを天国といわずして‥と言いたくなるようなルートなんです♪
石丸峠以南は、人が少なくて穴場ですよ☺️
たしかに車だと、ピストンか周回になるから縦走はハードル上がりますね。
もっと南まで行って、天目山温泉に抜けてそこで一泊もいいなぁ‥なんて目論んでます♨️
奥様のピンチ!😣
ぜひ、オニヤンマくんをプレゼントしてあげてください(ちょっとぎょっとする見た目だけど笑)
同行人は叫び声が大きいので、周辺の人が聞いたら「滑落か?」と思いかねません‥迷惑なので我慢して!と繰り返し伝えました💦
シモツケソウでしたか! この子は白っぽいのでわかりませんでした。教えてくださってありがとうございます🍀
ではでは✨
おお〜❗
石丸峠から、牛奥ノ雁ヶ腹摺山ですね〜😍
大菩薩に比べたら、人が少なくて、良い感じですね〜。
でも、マイカー🚗で行っても、公共交通機関で行っても、過酷❓ですね。
人気のエリアだから、ね〜😇
昔は、上日川峠へのバス路線なんて無かったから、裂石から登ったんだワン。
だから、人は少なかったワンね。
で、れいちゃま、って、酔い易いの❓
それは大変。
でも、すぐ復活するみたいで良かったです。
青空が奇麗に見えて良かったワンです💕
お疲れワンコでした〜
テンション低〜く仕事してました笑
ringo-yaさんも石丸峠お好きでしたよね♪
連休中日なのに、びっくりするくらい人が少なくて快適でしたよ😊
でも行きのバスが上日川峠に着く頃には何台かの車が引き返してきてました🚗
駐車場いっぱいだったから、停められず戻ってきたのかも💨
裂石ってたまに聞くけど、どの辺りかな〜❓気になって調べてみたワン。
丸川峠ですね〜約16km‥トライしてみたくなりました😙
ドライブは好きだけど、そういえばバスはかなりの確率で酔ってるかも💦
運転手さんの気持ちで、進行方向見てればよいというけど‥
あの青空と稜線を思い出して午後も頑張りまーす😊
ありがとうございました🍀
石丸峠から富士山に向かってずっと伸びる濃い緑の笹原に1本道、青空に白い夏の雲、本当に天国の様な景色ですね。私もこの小金沢連嶺の道、大好きで大菩薩から滝子山まで細切れに歩きましたが、本当に素晴らしいですよね。帰りのバスは大変でしたが何とか乗車出来て良かったです。
業界紙も色々あるんですね。「養豚界」というのもあるんですんね。
去年の沢ドボンのレコにもお邪魔しました。大変でしたが同行人さんは靴を拭いてくれて優しい。そして富士山が姿を見せてくれた時の見守られてる話題で「静岡、山梨の人だけ?東京は東京タワー?関西は通天閣?」は笑ってしまいました。虫にも好かれる同行人さんの挙動が毎回気になって仕方無いです(^^)
reiさんと同行人さんの次のレコが楽しみな関西人ゆずパパでした。
ゆずパパさんもこの道お好きなんですね😊
滝子山まではまだ足を延ばしたことがないので、是非行かなければと思っています♪
業界誌、面白いですよね!
「家主と地主」は夏だからホラー仕立てだし笑
養豚界‥うんうん、堆肥ってすごく大事よねと真面目に考えてしまいました🤔
個人的に、これまでで一番ツボだったのが「月刊住職」の「お盆だよ!全員焼香!」です。
昨年のレコまでご覧いただき、ありがとうございます✨
ゆずパパさんも関西人でいらっしゃるんですね♪ 同行人は他のどんな褒め言葉より「おもろい」と言われることを至上としているので‥ゆずパパさんに注目していただきとっても喜んでいると思います😆
コメントありがとうございました🍀
いつも拍手ありがとうございます。
レコ見を見ると、上日川峠ですれ違っていますね。
時間からすると、峠のロッヂ長兵衛で、寛いでいたときにバスで、到着されたのではないかと思います。
お会いする機会ありましたら、よろしくお願いいたします!
こちらこそ、いつも拙いレコをご覧いただきありがとうございます♪ コメント嬉しく思います✨
この度のレコも拝見しました。介山荘にお泊まりになられていたのですね。食事が美味しいとのこと、俄然利用したくなってきました!
丸川峠からのコースも興味津々です👀
好まれる山域に共通項が多いので、いつかお会いできるような気がしております。その際は、どうぞよろしくお願いいたします😄
オニヤンマくんは、私のお供です。良いですよ〜これからの季節はアカネチャンも良いですね。また、楽しいレコよろしくお願いします。
コメントありがとうございます♪
オニヤンマくん、やはり良いのですね✨
アカネチャン??‥今検索しました。赤とんぼさんですね😄
兄のオニヤンマくんとはターゲットが異なるようで。同行人にオニヤンマくんつけさせて、私はアカネチャンをつけることを目論んでおります!
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします🍀
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