南アルプス 赤石岳〜悪沢岳(椹島 周回)


- GPS
- 19:29
- 距離
- 29.8km
- 登り
- 3,318m
- 下り
- 3,291m
コースタイム
- 山行
- 4:07
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 4:19
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 9:52
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
南アルプスの忘れ物
鳳凰三山、北岳&間ノ岳、甲斐駒&仙丈、塩見岳、光岳、南アルプスの山行は降雨山行でも山頂は晴れるという、相性が良い南アルプス。しかし5年前の赤石岳はガスと強風にやられた。前日の聖岳は快晴だったにもかかわらず、、、
今回の三連休は快晴予報なので、行けてなかった悪沢岳とともに、、、
椹島へバス
畑薙夏季臨時駐車場からバスで1時間揺られ、登山口の椹島へ。
5年前はバス乗り場に長蛇の列ができ、第1便に乗れずに登山計画が狂う状態だったが、今は小屋泊縛りがあるので定刻にマイクロバス3台で全員輸送できたようだ。よかった。
椹島から赤石小屋へ
赤石尾根から登る人は、千枚尾根と比較して少ないようだ。急登を嫌ってのことか?
山深い南アルプスにあってさほど気にするほどの急登か?とも思うが、、、
赤石小屋から聖岳、赤石岳、悪沢岳が見えるが、いずれも山頂がガスで隠れている。三角点の方に行くと富士山がよく見えた。
赤石小屋から赤石岳へ
二日目日曜日は風が強いものの快晴予報。だったはずが、、、
昨晩はテントが飛んでいきそうなほどの強風。ペグ打ちが大事だとあらためて再認識。しっかり固定していてよかった^ ^
風が強く、肌寒い。ガスは昨日よりも多い。
赤石岳は今回も恥ずかしがり屋さんだった、、、残念。
この日はガスが晴れる兆しもなく、残念な心持ちで稜線を歩く。
赤石岳、荒川前岳、荒川中岳、、、稜線歩きも中盤を過ぎたが、ガスは晴れない、、、
高山植物を愛でるしかない、、、
悪沢岳へ
中岳を下り、悪沢岳へ取りついたあたりで、急速にガスが抜け始める。
荒川カール(?)が綺麗に見える‼️
見上げると悪沢岳の前峰の先に青空が見える‼️振り返ると荒川中岳に続く稜線が見える‼️
登る足取りが軽やかになる。ゆっくりじっくり歩を進めるが気持ちははやる。
悪沢岳の山頂を目視できた。完全にガスが抜けている。
山頂で360度見渡すと、遠くに間ノ岳、塩見岳が見える。赤石岳はまだ隠れたまま。引き続き恥ずかしがり屋さんだ^ ^
じっくりと悪沢岳からの景色を堪能し、千枚小屋を目指す。
途中、TJARの野寄選手に遭遇。いつもTJAR Tシャツで登っているがこのTシャツが繋いでくれるご縁が時々ある。写真を撮ってもらい、握手してもらい、嬉しい^ ^
千枚小屋へ
途中、丸山、千枚岳を通りながら振り返り、悪沢岳を、間ノ岳を、塩見岳を、赤石岳を眺める。
なかなか前に進まない。
赤石岳から離れていくにつれて、赤石岳山頂が顔を覗かせ始めた^ ^
「また、おいでよ」ということか。
千枚小屋は小屋泊。暖かい部屋と暖かい食事。ありがたい^ ^
千枚岳からのご来光
せっかくの小屋泊だったのに何故か眠りが浅く、朝も3時過ぎから目が覚めていた。
お盆休みの山行計画をシミュレーションしつつ時間をやり過ごすが、どうにも時間の進みが遅い。
ご来光でも拝もうかと、小屋を出る。日の出は4:45頃。今は3:58なので、千枚岳までは登れそうだ。
山頂は私を含め4人。贅沢な時間を過ごす。
悪沢岳も赤石岳も聖岳もクリアに見える。塩見岳や間ノ岳も昨日よりも近く見える。
贅沢な時間を共に過ごした御三方に別れを告げ、朝ごはんに間に合うよう下山。
心も満たされ、朝食もまた美味い^ ^
千枚小屋から椹島へ
千枚小屋からの下りはなだらかでとても歩きやすいが、鉄塔あたりの急登、急下りは最後の最後で体力を削る。これは想定外だった。
南アルプス 3日間、またもや赤石岳にはフラれたがとても充実した山行となった。
また行こう。南アルプスはいつも最高だ^ ^
コメント
この記録に関連する登山ルート

赤石岳はなかなか振り向いてくれませんね^ ^
しかしだからこそ?また行きたいと思うわけで^ ^
行きましょう!赤石岳^ ^
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