ピラトコミ山

2023年07月17日(月) [日帰り]

• GPS: 09:18
• 距離: 20.0km
• 登り: 1,219m
• 下り: 1,221m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:55
• 休憩: 0:23
• 合計: 9:18

3:49 スタート地点
5:04 5:05 七ノ沢出合
9:19 9:41 ピラトコミ山
11:50 七ノ沢出合
13:07 ゴール地点

写真

札内川ヒュッテで前泊、貸し切りでした。

幌尻ゲートをまだ薄暗い3時50分に出発。ヘッデンは必要なかったです

スタート直後の札内川上流方面。
今日の天候は曇りで蒸し暑い予報。

カムエク方面に向かう分岐付近の道路。
札内川本流の水が道路に流れ込んで冠水状態。

札内川本流の上流方面。朝霧が立ち込めていい雰囲気です。

分岐を直進して七ノ沢方面に向かう。
まだ工事中止された道路が続く。

道路もどきが崩壊状態なので七の沢に降りる。

工事中のトンネル跡。

再び道路に復帰。立派な橋を進む。

道が怪しくなってきました。

工事中の橋を過ぎると道が無くなります。工事最終地点。
橋桁だけで床は無いです。

本格的な七ノ沢歩きとなります。
数日前の雨で水量は増えているようですが渡渉は膝下程度でした。

ピラトコミ山（右奥）と取り付き尾根（右手前）。

取り付き地点にピンテがあったが、見落として500mほど上流に進んでタイムロスした。

尾根末端から急斜面で立ち木やササに摑まりながら登る。

ピンテがたくさんあって分かりやすい。

チェーンスパイク装着。急登藪漕ぎには効果絶大です。

我慢の上りと休憩を繰り返していく。

標高1200mを超えてくると木々の間から周囲の山が見えてくるがスッキリ見えることは無い。

北方面の山並み。勝ホロか札内か？

ピラトコミ山登頂。小さい標識ありました。

三角点もゲット。

南側の展望はありました。南日高の山並み見えました。

山座同定は出来ず。

藪の中にユリが咲いていた。

急こう配の下りです。
下りの方が足に負担が大きくなり、足攣り兆候が出たのでドーピングした。

橋が見えます。

北西方面。ピラミッド峰と思われる。

帰路は七の沢を歩いて戻る。巨大な道路の護岸壁画が続く。

長い道路を戻りゲートに到着。
出発時に駐車していた車は同じで、まだ誰も下山してないようです。

感想

sap

最近新しく登られるようになったルートでピラトコミ山に行ってみた。

最終通行止めの幌尻ゲートから七ノ沢出会いまではしっかりした道路です。パトロール車両も走行してた。

七ノ沢出会いから1�劼曚匹蝋�事中止された橋やトンネルが続いているが、随所に崩壊しており道路と沢を行ったり来たり。
廃墟の橋を過ぎてしばらく沢を進むと取り付き尾根となるが、ポイントを見落として上流に進むタイムロスした。

戻って尾根に取り付くが、いきなりの藪尾根の急登となる。
急登藪用に持参したチェーンスパイクを利用したがこの尾根では非常に効果的だった。グリップが効いて登りも下山も役立った。

ピンテがこまめについておりルート的には分かりやすかった。
ただし、1300mを超えてから方向転換する分岐付近等では鹿道も混在しておりピンテを見落とさないように注意必要です。下りの際シュートカットしようと鹿道に入ったらルートを見失い復帰に手間取った。

急登は非常につらいが登るほどにどんどん標高が上がるので意外と順調に登れたようだ。今日は蒸し暑かったので水分補給以上に汗が出て脱水が気になった。下りで足攣りの兆候が出た。ドーピングしたので最後まで足攣りは起きなかった。

山頂からの展望は無いと思っていたが南側の展望があった。小さな標識が設置されていた。
下山は南側の尾根を下ろうか悩んだが、藪が濃いとの情報もあり無理せず往路を戻ることにした。道路歩きが長いのが辛いが。

急登の下山は早く2時間弱で七の沢に降りた。七の沢出会いに戻ると自然観察グループの方とスライドした。入林許可を受けているようで七の沢出会いまで車で来ていた。

13時過ぎに幌尻ゲートに到着した。尾根登りが思っていた以上に歩きやすくルートも明確だったため、当初計画よりかなり早く登頂下山できた。
このルートを開削された方々に感謝です。ありがとうございます。

久しぶりに日高の山を堪能した一日でした。お疲れ様です。