厳冬期 鬼怒沼ラッセル地獄！

2015年01月10日(土) [日帰り]

• GPS: 10:51
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,531m
• 下り: 1,269m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:07
• 休憩: 0:52
• 合計: 3:59

12:25 女夫渕温泉
13:59 14:04 八丁の湯
14:13 14:16 加仁湯
14:29 14:48 日光澤温泉
15:05 15:12 ノシ滝
15:43 15:53 ヒナタオソロシの滝展望台
16:03 16:05 ノシ滝
16:17 16:23 日光澤温泉
16:24 ゴール地点

自動登録のコースタイムはかなり適当なので信用しないでください。
2日目の日光澤〜鬼怒沼は6：20スタート→11：20鬼怒沼湿原→12：40日光澤でした。

天候

小雪ときどき晴れ間

アクセス

利用交通機関：

電車

日光澤温泉まで徒歩

コース状況／危険箇所等

夏は特に危険な所も無い登山道ですが、冬は一転して厳しいです。
急斜面にも雪が張り付き滑りやすく、スノーシューでトレースが無い中をラッセルしましたが、平らな所でも最低でもヒザまでもぐる雪、場合によっては股下、雪質も重くすごく疲れました。
当たり前ですが、単独ではヤバイですし、冬山経験が全く無い方は安易に行ってはダメだと思います。

その他周辺情報

日光澤温泉に宿泊
山小屋的だが温泉も非常に良くコタツもあるのでヌクヌクな宿でした。

写真

奥鬼怒は秘湯なので路線バスや一般の車はここ女夫渕まで。
ここからトレッキングスタート

橋はツンツルテンです。

温泉郷まで標高差はそれほどないのと、トレースはバッチリなので一部を気をつければアイゼン無しでも行けます。

キレイな氷柱もトレッキングしながらならではです。
宿の送迎バスではこういうのは見れないでしょう。

1日目は丸沼方面のヒナタオソロシの滝へ
途中でカモシカくんが目の前で寝てて慌てて逃げて行きました。
写真はその後、川に逃げ込んでこちらを見てるところです。
川岸に上がれなくなって右往左往してますw

丸沼方面は山と高原でも破線ルートなので、当然ダレも入ってません。ひたすらラッセルです。

ヒナタオソロシの滝です。オソロシは大きい音と言う意味だそうで、オロオソロシの滝というのもあります。オロは暗いという意味だそうです。なんともな名付け方です。

日光澤温泉に到着。
相変わらず元気な3匹の柴犬が出迎えてくれます。

翌日は鬼怒沼へ標高2000mを越える国内でも屈指の高層湿原です。
3連休の中日ですが、誰も入って無くまさしくラッセル地獄！！

ラッセルでゼーゼーしながらも景色のいいところでは休みつつ。

奥日光とつなぐ大嵐山と根名草山が見えてますが、少し天気が悪いので写りがイマイチ。
あっちへ行って金精峠へ縦走も良いな〜とか思いますが、鬼怒沼よりも更にマイナールートなので冬はムリでしょうww

鬼怒沼に到着〜！
正月以来誰も登って無いらしいので、今日は一番のり！
格闘5時間！　あまりのラッセルに途中で心が折れかけましたw

誰もいない厳冬の鬼怒沼湿原は壮観！
夏はお気楽ハイキングのコースなんですが・・・。
帰りのバスの時間もあるので、とにかくラストスパートは必死でした！！

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック アイゼン ピッケル ビーコン スコップ ゾンデ 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

okkie

Yさん念願の厳冬期鬼怒沼に「じゃ、行ってみましょうか？」という軽いノリでしたが！何となんとのラッセル地獄！！
それでも何とかかんとか5時間で登頂した自分たちをほめたいです。
後続の4組の方たちは私たち（主にYさん）のラッセルで楽に行けたでしょうしね！！
Yさんお疲れ様でした！！