記録ID: 5740432
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無雪期ピークハント/縦走
東海
能郷白山 酷道と言われるだけある。山道より車道に注意!
2023年07月22日(土) [日帰り]



体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:55
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 600m
- 下り
- 595m
コースタイム
天候 | 曇り🌥️ 時折、晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■駐車場 温見峠登山口に駐車場はありません。路駐になります。国道の両サイドに14、5台は止められます。 ◼︎酷道157号線 岐阜県側からですと、うすずみ桜の名所を過ぎ、白山神社辺り根尾の集落を越える辺りから、車一台しか通れない狭い谷道が続きます。行きは運良くすれ違いはなかったですが、帰りが車4台、バイク多数とすれ違い、バックしてすれ違いができる場所に戻ること3回。レガシーアウトバックは車体が大きく長いので冷や冷やしました。大河原集落跡(一軒住んでいるような)を越えた辺りからは、いったん広い道もありますが、登山口手前までは気が抜けないです。カーブにミラーがついてない箇所も多いので、登山より運転の方が気を使う。福井県側からの方が道幅が広いようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■害虫・害獣 山ヒル・マダニは見かけませんでした。奥宮頂上はアブがうるさかったので、イカリジン入りで肌に優しいキンチョープレシャワーで対策。アブも嫌いますので寄り付かなくなります。マダニ対策にも効果抜群。熊らしき足跡を見つけましたが、石川県、福井県に近いので、ツキノワグマはいて当たり前。家内が蛇を見ましたが、すぐ草むらに入ってしまった。青っぽい蛇らしいのですが・・・青大将ではないと思うので、色彩変異したヤマガカシかもしれない。行きの車から小鹿やカモシカの幼獣を道路上にいるのを見ましたので、車の運転時はあまりスピードを出さないように注意しました。揖斐川近辺・奥美濃でカモシカを見たのは初めてです。とても小さくて可愛かったです。 ■登山口から急斜面入口1,100m地点 高度が100mぐらい上がった地点。距離にして直線230mほど。急斜面の入り口辺りまでは、緩やかな斜度のブナ林帯です。 ■1,100m地点からコロンブスピーク 小岩のガレ道が続きます。登りよりも降りは特に注意。地面に足をおろした瞬間、ズルッときやすいです。降りは特に注意した方が良いです。 ■コロンビスピークから頂上 臥龍のダケカンバ周辺は、枝が低いので頭をぶつけやすい以外は、緩やかな登りの笹竹林の稜線を行きます。頂上まで特に問題のある場所はなかったです。 ■頂上から奥宮 これまた笹竹林山道。距離も短いです。 |
その他周辺情報 | トイレ: 国道157号線 道の駅 うすずみ桜の里 ウォシュレットで綺麗です。 温見峠登山口に簡易トイレ 本巣市役所が管理しているので、簡易トイレにしては綺麗です。 コンビニ: 国道157号線にはなかったような気がします。安八IC出口から揖斐川に向かう途中にローソンがあります。 お土産:道の駅 うすずみ桜の里 |
写真
福井県と岐阜県の県境に温見峠があります。本日登る能郷白山から白山までの山々が両白山地。九頭竜川を境に白山山地と越美山地に分かれますが、森林限界以上の白山が主峰の白山山地と森林限界以下の能郷白山が主峰の越美山地では特色が違います。(ナカニシヤ出版 清水克宏著 岐阜百秀山より)共に日本海気候の豪雪地帯であることは変わりません。この辺りの山々に冬山で縦走する方々は、登山の強者!バックカントリーでスキー担いで山を越えるぐらいになりたいと思う今日この頃。
1,492m地点。コロンブスピーク。あのエイリアンを監督したリドリースコット監督のコロンブスの伝記映画「1492」を思い出した。1492年、西インド諸島を発見。その後アメリカ大陸な発見につながるわけですが、1,000万人を超える原住民であるインディアンたちが殺戮、文化の消滅に繋がった歴史の始まりでもあります。ヨーロッパにとっては、新しい時代の幕開けだった1492年。
私にとっては、この登山の途中のただの通過点。ふぅ。
私にとっては、この登山の途中のただの通過点。ふぅ。
撮影機器:
装備
個人装備 |
バックパック(mountain jhonny・ダルマ
家内 山と道・ミニ2)ヘルメット(MAMMUT WALL RIDER
家内 black daimond vapor)
トレッキングポール( ゴッサマーギア・スリーピースカーボン
家内 レキ・クレシダ)
雨具(山と道・UL All-weather Hoody・pants各自)
熊鈴各自
熊よけスプレー各自
熊除け用爆竹ピストル
警笛各自
携帯電話各自
サバイバルナイフ
Garmin(FENIX6X)
ゴミ袋各自
|
---|---|
共同装備 |
予備(長袖シャツ
半袖Tシャツ
下着
靴下)
濡タオル
救急医療セット
雨具
ヘッデン(PETZL各1)
エマージェンシーキット(ビバーク用ライト「アクモキャンドル
赤色発煙筒「ココデス」SOL ヒートシートサバイバルブランケット
ポイズンリムーバー)地形図
ガイドマップ
筆記具
ヒルスプレー
ダニ
蚊
ハエスプレー
サランラップ
ツェルト(ファイントラック1.5)
|
備考 | ■気温 朝6時半頃 高度約250mで麓22°(国道157号線(写真1)付近)登山口は18℃ぐらいだったと思います。とにかく登山中でも涼しかったし、山頂はほんとうに心地よかった。 ■本日の山服 Tシャツ:Coop alex Tシャツ 山頂で着替 All elevation Tシャツ ボトムス:山と道 Light 5-Pocket Pants インナーウェア:aclima・woolnet singlet インナーパンツ:wacoal・CW-Xスポーツショーツ ソックス:Hiker Trash H.Y.O.H サポーター:バンテリン膝サポーター シューズ:La Sportive・トラバース X4 GTX グローブ:patagonia・ソフトシェルグローブ キャップ:Blowerキャップ ■製品使用の感想…StaticのAll elevation Tシャツ より環境負荷の少ない素材へ「置き換え」ていく環境配慮型アウトドアブランド「STATIC」なんと日本産のブランドです。 もともとSamayaと言うブランドの冬用のバックパックを「Static Bloom」と言うWEBサイトで購入した時に知りました。このショップ、他の登山ショップとは一線を画しており、なかなかの性能の良い秀逸なブランドの取り扱いもしている代理店さんでもあります。メリノウールを使い、発汗量の多い春夏でも快適に使える生地として開発されました。メリノウールとリサイクルポリエステル糸のALL ELEVATION混紡生地を使用しており、なんと愛知県の織物で有名な尾州の専門家とタッグを組んでできたTシャツだそうです。すでに完売のお店も出ている商品。肌ざわりが良く着心地は良いし、登山中も汗が気になりませんし、汗の匂いもありません。シンプルな単色で合わせやすいし、色も絶妙にオシャレな色。おすすめのTシャツです。 |
感想
温見峠登山道は距離が短いので、サクッと登れます。問題は国道157号線だけ。200名山ですが、登山者数が少ない理由がアクセスが悪い点だけだと思います。ガスで遠くの山々までは見れませんでしたが、この猛暑に季節の山にしては、とても登りやすかった。頂上一帯は丈の低い笹竹群なので、冬山はきっと辺り一面雪化粧でしょうから、この目で見て見たいと思いました。ただ157号線は通行止めになるはずですので、能郷谷から雪道で登るとなると、かなり体力が必要になります。ちょっと今の雪山の実力だと考えてしまいます。いずれにしても200名山にふさわしい良い山でした。
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