裏銀座(水晶岳・雲ノ平・鷲羽岳)

- GPS
- 31:59
- 距離
- 48.2km
- 登り
- 3,836m
- 下り
- 4,053m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:41
- 山行
- 9:26
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 10:52
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 9:05
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 5:13
| 過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
感想
20日に福岡から松本空港〜松本駅〜信濃町田駅。
七倉山荘の送迎タクシーに乗り、念願の裏銀座の入り口に。
福岡からは、初日は移動日と割り切るしかないのと、七倉山荘に泊まった方がタクシー代が安く抑えられる。七倉山荘の夕食のバーベキューは大変美味でした。デザートは甘いスイカ。ツッコミどころ満載でした(笑)
21日は乗り合いタクシーで高瀬ダムに行き、ブナ立尾根を歩く。烏帽子小屋でザックをあずけ、ガスの中、雨が降る前にと往復する。時折、ガスが流れて景色が見えた。
ガスはその後ずっとでしたが雨が降ることはありませんでした。
22日は欲張って雲ノ平山荘を予約してしまっていた。水晶岳のピストン登山をしなければ余裕とはわかっていたのだが、欲がでて、11時前に水晶小屋に到着すれば行くことに決めた。野口五郎岳までは順調に歩いて行けた。
これなら前日に野口五郎小屋までいくべきだったなと思ったが、早朝の稜線歩きは素晴らしい景色を見せてくれた。
この後ガスが発生し、槍ヶ岳も見えなくなり、大きな岩が多く、歩きづらく、水晶小屋への登りでかなり体力が削られてしまった。小屋に着いて荷物を置き、ほぼ空身で水晶岳に行ったとき、羽が生えたように歩けた。水晶岳からの眺望もガスで
残念ながら雲ノ平をチラ見せするのみ。10分ほど粘ったが、諦めて小屋に戻る。
お昼ご飯は行動食だけですまし、再び18圓離競奪を担ぎ、本日最後の祖父岳を登り雲ノ平を見下ろすもガス。雲ノ平の写真撮影は明日の朝に取っておこうと決めた。
山荘では携帯が繋がらなかったので、スタッフさんに聞いたところ15分ほど登ったところの稜線にいけば繋がると言われたので、家族が心配すると思い、また登る。
DocomoもSoftbankも両方の回線が問題なく使えた。
夕ご飯の石狩鍋は美味しかった。
23日はお昼から雨予報が出ていた。朝5時まではガスがでていたが、朝食を食べて外に出ると、360度見渡せる青空。今回の山行は午前中は晴れで昼がガスのようだ。
水晶岳、黒部五郎岳もしっかり見える。
鷲羽岳を回避して黒部川源流に行き、天気が崩れる前に双六小屋に向かうことにした。
三俣山荘に9時前に着いた時点で晴天だったので、これでまた迷ってしまった。鷲羽岳に登るべきかどうか。迷っていたら、七倉山荘や水晶岳でお会いした方に三度目の遭遇をして、ピストンしてくればいい、と背中を押されてしまった。
これが今回、一番の幸運をもたらした。登り始めて15分ぐらいの地点で雷鳥親子に遭遇。なんという偶然!ここで引き返そうかとも思ったが、ザックも置いてきたので軽快に登っていく。鷲羽岳山頂に着き、写真と行動食をとって山荘に下山、三俣山荘でカレーを食べ、三俣蓮華に登る。途中ガスがでて、双六岳はガスの中で、槍穂の稜線はみえませんでした。あの時鷲羽に登っていなければ雷鳥と会う事は無かったと思うと、凄い幸運でした。双六岳から双六山荘の行程は足の裏が痛くて辛かった。
双六山荘は綺麗ですね。天ぷら定食は美味しかったです。偶然にも隣のお席に雲ノ平でご一緒だったご夫婦が座っていたのにはビックリでした。
双六小屋で早くご飯を食べるには、早めに食堂で並ぶことですね。事前に聞いていたので一回目で食べることができました。
24日は11時55分の新穂高温泉のバスに乗らないと福岡に帰れないので、事前に朝食用にパンを購入して、4時過ぎに出発。5時間で下山できるはず、なので10時55分のバスに乗れればもっと楽ができる、と思い、槍穂高の稜線を見ながら軽快に下山していく。鏡平の池は綺麗でした。
登ってくる登山者とすれ違いをかわしながらの下山はもどかしい。。。
平日の月曜日でもかなりの登山者が上ってくる。
わさび平の林道に出たとき、これで10時55分のバスに乗れることを確信。
中崎山荘奥飛騨の湯にゆっくり入って着替えて始発のロープウェイ乗り場に向かう。
ここで旅が・・・終わらない。名古屋空港まで移動しなければならない。
10時55分から1時間30分ほどバスに揺られ、高山濃飛バスセンター。
1時間早くバスに乗れたので、高山でラーメンを食べ、お土産を買えました。
14時ちょうどの名古屋行高速バスに乗り、名古屋駅へ。
名鉄名古屋駅から中部国際空港へ移動し、最終便のANA 福岡便で帰りました。
今回の目的はソロで、松本空港からのアプローチを確認すること、ガスカートリッジの購入を確認すること、裏銀座を歩くこと、日本三大急登制覇(他の2つ、谷川岳と甲斐駒、アルプス三大急登の合戦尾根はすでに登った)、雲ノ平に行きたかった、新穂高温泉へのアプローチを確認したかったこと、でした。
水晶岳と鷲羽岳に登れたこと、雷鳥にも会う事ができたのと、昼間にガスが出て涼しく登山できたのでとても充実した北アルプス遠征になりました。
来年の遠征はどこに行こうかなともうそんな気分になっています。
Hikaru3306


















三俣山荘では鷲羽岳登頂をおススメしましたが、結果大満足だったようでなによりです。
遠路はるばる来られて、天候にも恵まれて最高の山行となったのではないでしょうか。
私は北アルプス山行では毎回雷鳥と遭遇していましたが、今回はじめてかないませんでした。
鷲羽岳下山時に感謝をお伝えできればと思っていましたが、お会いすることはさすがにできなかったので、もしヤマレコ見てらっしゃたら凄い奇跡だろうなぁ、と思ってたら、本当にコメントがきましたので、ちょっとこんな偶然あるの?と思ったぐらいです。
雷鳥は私もありがたいことにほぼ毎回見てまして、今回は無理そうだなぁと思ってたんですが、たまたま前後に人がいなくて私一人だけいるタイミングで目の前に出てきてくれました。天啓だと思いました!大袈裟ですが(笑)そのあとの足取りは軽かったです。
今回もいろいろな出会いがありましたが、後押ししていただき大感謝です。
天気にも恵まれ、いままでの遠征の中でも一番でした。
お会いできて、ありがとうございました。
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