̄谷丸山:穏やかな道。大平山(おびらやま):それは笹、這松、その他の灌木との闘い(*_*)。
- GPS
- 11:55
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,628m
- 下り
- 1,627m
コースタイム
天候 | 塩谷丸山:薄曇り、暑い。 太平山:曇り〜ガス、時々少し雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
余市に向かい、途中の塩谷駅の青看板からR5を左折。少しして、上がる様にして右折。遮断機を越える。後は、案内看板に沿って行きます。 大平山 R229で岩内から島牧側に進む(ニセコ通過のルートもあるかと)。 R836の青看板から左折して約10km。一部砂利道があるが、舗装の多い綺麗な道。河鹿トンネルを抜けるとそれ以上道が無くて、登山口。登山口にはトイレ無し。入山届ボックスあり。 道の駅は、岩内、蘭越、寿都に有り。少し過ぎるけど島牧にも有り。 ニセコ側から抜けるなら、黒松内道の駅のピザも有名。 自分は寿都の道の駅で車中泊。そこから、登山口まで、車でゆっくり行って40分位。 寿都のセイコーマートは、6-21時らしいです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
 ̄谷丸山 徐々に高度を上げる美しく安定した登山道。 大平山(おびらやま) ◇少し進むと、入山届のボックスあり。 ◇まず谷地形の所。 シダやヨモギ等が自由自在に伸びて、登山道にかかっている。急登多い。道は明瞭。雨の後だったので、とても滑った。 ◇森林地帯から見晴らしのいい所に出たと感じる、笹などの背が低めの所(尾根乗り越し)。笹はかぶっているが、道は明瞭。 第1ピーク(810m)まで来ると、第2ピーク(1109m)が眺められる位置になる。 ここでまだ、1/3の行程だそう。 あれ(第2ピーク)が山頂かと思いますが、実は更に奥(*T^T)。ここら辺りから斜面一帯のお花畑がきれい。 ◇笹をこぎながらやや尾根より右寄りの道を進み、徐々に石灰岩が露出した面になる。珍しいお花も見えてくる。 ◇見えていた第2ピークを回り込む様にトラバースしながら、岩面を奥に進む。 🔹下にお花畑斜面が続いている崖様の所のトラバースが一部細く、竹の根部分が登山道にあるのでとても滑る→要注意。 ◇山頂まで。 とにかく笹や這松の猛攻。 自分だと軽く背丈を越える。ん、わかりずらいと思う部分には、救いの神の様にトラロープがあり、ピンクテープがある。道は、かき分ければ(🤭)しっかりあるので、道が不明瞭な場合はルート外です。 一部水が抜けずに泥濘、靴はどぼどぼになったけれど、それ以外進めないので、仕方ない。 笹の背が低くなりお花畑も出て来て、なかなか着かないなと思つつ、いよいよ奥により高い山塊が無くなると(山頂はガスガスだったのでこんな表現)、ちょこんと三角点が登場!。 🔹虫さされすごいです。防虫スプレーは余り効かなかった。ネットがいいかしら。上下長袖、破れてもいいもので。 🐻の◯んちは、2ヵ所。やや古めで今日は全く気配は無かった。 ダニは、2匹連れ帰っていましたが、振り落とした。 |
その他周辺情報 | 宮内温泉。R836線上にあります。 是非寄りたかったのですが、都合で直帰。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
レインウェア
靴下
グローブ
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料1500ml
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ナイフ
携帯トイレ
クマ鈴
クマ用スプレー
モバイルバッテリー
|
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感想
珍しく金土日曜日が休みになったけれど、どこも天気が悪い。かろうじて、やや道南寄りの所が曇りマークなので、大平山に行くことに。金曜日は、そちらの方向に移動しながら行ける所と思って、お久しぶりの塩谷丸山へ。
塩谷丸山は、上り初めで登ったので、そこから4年経ったんだ〜と感慨深い。少しずつ高度を上げるとても優しい道で、老若男女に愛される所以だと感じました。
さて、大平山ですが、もうとにかく大変という記録を読み、行けるのか?!と思いましたが、『オオヒラウスユキソウを見たい、北海道100もゲットしたい!』と行くことに。余り暑くない事も重要だとjikotariさんの記録を読んで思ったので、正にザ.デイであろうと思い決行。天気は小雨〜ガス〜曇りで、暑くなくて、正にバッチリだった。
藪道は、とにかくもう大変だった😭。
命からがらやっと戻ったって感じ(大げさ?)。にしましても、前日の雨でとにかく道はよく滑り、帰りも同じくらいのノロノロ(ヨロヨロ)ペース。
笹藪の道も、最後はやけくそみたくなって、オラオラと突き進みました。
パナイとは、正にこの事です。
でも、絶対に道は見失わないように進んだ事は、言うまでもありません。
帰って来れてよかった。靴も服もべっちゃべちゃだったけれども〜🤭。
何回か、途中でもう帰ろうかなと思いましたが、絶妙なタイミングでオオヒラウスユキソウに会って、やっぱり山頂にも行こう!と元気と勇気をもらいました。
『いやあ、何てかわいいんだ〜、雨に濡れてるのも、美しい!!!。』。
ありがとう😆💕、今日の山頂ゲットは、君のおかげだね〜。
でも、そこから結構長かった〜🤭。
さて、戻って来て考えた事は。。。
もっと美しい道なら、登りやすいだろうにと思い調べてみると、やはり盗掘等の歴史があったのですね。現在、自然環境保護地域に指定されているそうで、この状態なのですね。
この奥深い山は、美しく気高い姿をこのまま残して欲しいので、笹漕ぎに文句は言いません。会いたければ、この笹漕ぎこそがここを守っているのだと、心を入れ換えて行く事にします👍️。いえ、次回はお花の見える所まででいいかな〜🤭。
さて、もう一つ大事な事が。
帰ってきて顔を見ると、刺あとだらけ〜。何か羽虫がうるさいとパチパチしてたけど、余り痛くないからこんなに刺されてるって知らなかった〜。多分、ブヨですね。防虫ネットはされた方がいいかと。でも高い松や笹に引っかかる時は、取らないとならない?!。これまた大変?!🤭。
今日も何とか無事に戻って来ました。沢山の方々のレコを参考にさせていただきました。
ありがとうございました(^o^)/。
オオヒラウスユキソウはやっぱりモフモフ感がいいですね!
でも、大平山に今度行くとしたら、咲いている所まででいいかな〜と思いました。ゆっくりお休みくださいませ🫡
早速のコメント、ありがとうございました(´- `*)。そうなんです、ここまでのヤブコギは経験が無いので、とても大変な事でした!。何回も撤退が頭をかすめましたが、ウスユキソウを見て、やっぱり行こう!となったのです。色々な巡り合わせは不思議です。今度行くとしたら、私もお花の咲いている所まででいいかな〜?と思いました🤭。
今後もお気をつけて登って下さい。
ありがとうございました(´- `*)🍀。
大平山といえば激薮
大平山といえば灼熱
個人的に疲労度濃厚のお山登頂
大変お疲れ様でした。
しかし
大平山といえばオオヒラウスユキソウ
これがとにかくもう・・・。
下山後はもうこりごりと思うのですが
mina様のレコを拝読し、
また見てみたいと思ったり
もう麻薬ですね。
ありがとうございます。
大平山、大変おつかれさまでした。ご無事で何よりです。激やぶと感じたのは自分だけではないんだなと、ちょっとほっともしています。
個人的には、大平山前と後では世界が変わるぐらいの衝撃で、その後に登った1967峰のハイマツ、神威岳の笹も「ふーん。」て感じでした(強がり)。
これからも活力あふれるレコ楽しみにしております。
コメントを、ありがとうございました!。噂にたがわぬ激笹でした!。この山に登るとき、昨年登られたdaniyama様の「崖の細いトラバース要注意!」というフレーズがしっかりリフレインされて、歩きながら「ここだ!」と思いました。本当にありがとうございました。
エーデルワイスの美しいメロディ―は、お優しい氏とは違ってガサツな自分ではどうにも浮かばず、オラオラ笹漕ぎでしたが、無事に戻って来れてよかったです。ちなみにたった一人の入山で、少し心細かったです、笑🤭。
いつかまた、かわいいオオヒラウスユキソウを見に行って下さいね。正にハートをわしづかみの可愛らしさでしたね〜。
これからも、お気をつけて山行をお続け下さい。
ありがとうございました(´- `*)🌼。
コメントを、ありがとうございました!。正にゲキゲキのやぶでしたね。灼熱の山と貴殿のレコで読んでいたので、天候の選択で参考にさせていだきました。ありがとうございました。バッチリでした!。でも、前日の雨は余分でしたね〜、よく滑りました😭。歩きながら、整備したらオロフレ山の様な人気のお山になるのだろうに、何故なんだろう?と考えながら歩きましたが、調べてみてよく分かりました。閉鎖されていないだけよいと考えなければ、とも思いました。もう、崕山には行かれたのでしたか?私は一生かかっても抽選に当たりそうもなく。。冬に登られた方もいましたが、もちろんそんな事が出来るわけも無く。。でも、とにかく美しい自然の姿を守ることが重要だと再認識しました。
そうですか〜、日高の山はいずれもこれから登る山々です。自分も「ふ〜ん。」と言える様になっていたらいいな〜🤭。これからもお気をつけて山行をお続け下さい。
ありがとうございました(´- `*)🌱。
太平山、悪戦苦闘でご苦労様でしたm(__)m
私も近々に計画してますが、やはり藪濃き必至ですか···
十分に覚悟して登ります、まずはウスユキソウを愛でに頑張ります。
イドンナップやカムエクを攻略したkatokenさんをして、次回行くならウスユキソウの地点までと言うのだから相当ですね。
私は宮内温泉♨️にも入ってきたいと思います。
こちらこそ、ご無沙汰しております。
コメントを、ありがとうございました。
そうなんです、ずっとずっと藪なのです(; ゚ ロ゚)!。第2ピークを回り込んでのトラバースと、コルの辺りが最高潮に道が見えない高い笹と這松と灌木の区域で、トラロープだけが頼りの所もあります。でも道はどこも比較的明瞭だと思いました。
そろそろお花も終盤の様子でした。くれぐれもお気をつけて行ってらしてさい。温泉♨️、楽しんで下さいね。
ありがとうございました(´- `*)!。
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