蓑毛越・大山下社ほか【関東ふれあいのみち神奈川(16)】大山参り蓑毛のみち(蓑毛BS→日向薬師BS)
- GPS
- 05:15
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 566m
- 下り
- 727m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年12月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
●ルートづくりで参考にした情報:関東ふれあい神奈川のWebサイト地図(関東ふれあい神奈川県コースは公式マップが配布されない。配布されるのは余り実用的ではないイメージ図のマップのみ) ●ルート:予想よりも山歩きを楽しめたコース。蓑毛BSから蓑毛越まで何回か車道を突っ切るが、それ以外は完全な山道で、別名「蓑毛道」という大山への裏参道である。この裏参道は登りが急で真夏はヒルが出る道らしいが、結構歩きやすい道だった。 蓑毛越から大山下社までの区間が、登りはそれほどない道だが崖の横を歩いたり、鎖場もあったり、結構面白かった。大山の見晴台から日向薬師BSまでの区間は、九十九曲がりという急峻な下り坂で、下りきった所、小さな木橋を1つ越えると後は日向薬師BSまで舗装路。しかし舗装路でも日向渓谷の雰囲気も楽しめる素晴らしい場所だった。 ●危険個所:蓑毛越から大山下社までの区間、道はやや荒れており崖に面した細い道なので注意が必要。下社から見晴台までの区間は、過去に数回事故があった場所で、2009年春に歩いた時は無かったが、崖側、道なりに杭が打たれていた。 ●分かりづらい場所:標識が完備されているので分かりづらい場所はなし。蓑毛越に至る途中、分岐があるが、関東ふれあい標識が無い区間は基本道なりに進む。 ●混雑度:蓑毛BSから大山下社まで、すれ違う人、追い越した人、こちらを追い越した人は殆どいなかった。大山下社は相変わらずすごい人出、下社ー見晴台区間はすれ違う人がとても多かった。見晴台も大人気だったが、見晴台から日向薬師方向に向かう人は我らを除いては皆無。 ●展望/景観:蓑毛越、下社、見晴台(しかし見晴らしは開けるが下界方向の見晴らしは得られない)。景観は下山時、九十九曲がりを降り切った日向渓谷付近の雰囲気。 ●トイレ:蓑毛BS、大山下社、(九十九曲がりを降り切った舗装路沿い、日向渓谷にある)喫茶店「山小屋」(飲食した場合のみ)、日向薬師BS ●水・食べ物の調達:蓑毛BSには売店があったが営業時間不明、但し自販機は幾つかある。大山下社に茶店複数あり。九十九曲がりを降り切った舗装路沿い、日向渓谷にある)喫茶店「山小屋」(営業時期不明)、日向薬師BSにも売店と自販機あり。 ●休憩場所:蓑毛越にベンチ+テーブルが2組。下社にはベンチや茶店あり。見晴台はベンチ+テーブル複数、ベンチのみなど複数あり。日向渓谷付近は雨天でなければ川のそばに座れる場所は確保できそう。 ●最寄駅:蓑毛BSへは秦野駅からバスに乗るが、秦野駅構内にコンビニ、駅前には複数の飲食店あり。日向薬師BSからは伊勢原駅までバスに乗るが、伊勢原駅前にはスーパーや喫茶店、ファーストフードなど結構店がある。 ●日帰り温泉:日向渓谷にある喫茶店「山小屋」では温泉かどうかわからないが日帰り入浴が可能(今回、時間の都合上入っていない。飲食したのみ) ●その他:喫茶店「山小屋」のカレーとチーズケーキがとてもおいしかった。このお店自体も落ち着ける雰囲気でまったりするのに最高かも。尚、この渓谷付近から日向薬師BSまで、「熊目撃注意」看板を幾つも見かけた。 |
写真
感想
ルート上、蓑毛から下社まで、及び見晴台から日向渓谷まではヒルが多いと聞いていたので、冬寒くなる日を待ってのハイキング。正直、行く前は余り期待していなかったが、とても楽しいみちで、今後、大山に再訪する時にも応用して使えそうだ。特に蓑毛越から下社間、やや崩落しかけた道もあり危険かもしれないが、スリリングで楽しかった。
尚、このハイキングでは下社で単独子供ハイカーに出会った。小学生低学年くらいの男の子で、向こうから話しかけてきたが、我々が蓑毛から来たことを伝えると、「僕もそこ、ミノレ(彼は蓑毛をこう聞き間違えたらしい)に行く」と言い残して一人で蓑毛方向に向かおうとしていた。
時刻も13時を過ぎていたし、子供が軽装で一人で行くのはいかがなものか?と引き留めたが、こちらのアドバイスを無視してさっさと蓑毛方面に進んでしまった。どうしようと困っていると、大山から下山してきた複数ハイカーに引き留められていたのが見えたので、ほっとした。
たとえ大山という観光名所いえども、過去に死亡につながる滑落事故も起きているし、表参道ー山頂-見晴台ー下社の区間以外は人は少ない。更に熊や鹿もいる山だし、崖も急峻で子供一人というのはいかにも危険だ。
そういえば、大山下社ー見晴台区間は、以前我々が通った頃から危険だなあと感じていたが、今回も、道の細さに比べて通る人数が多過ぎるように感じた。
こういう、通る人が多過ぎる細くて危険な道は、午前中の早めの時間に通るように今後は心がけたいと思った。
最後に、日向渓谷の「クアハウス 山小屋」という喫茶店のカレーは絶品だった。普通のライスではなく、ピラフの上にカレーが乗っている。チーズケーキもおいしかったが、それ以上にカレーの方に感銘を受けた。こういう店に出会えるとハイキングの楽しさも倍増するというものだ。
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