平標山(ヤカイ沢)
- GPS
- 03:52
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,018m
- 下り
- 1,017m
コースタイム
- 山行
- 3:43
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 4:16
07:41 別荘地林道最終除雪地点 -> シール登行
10:16-10:49 平標山 -> スキー滑降
11:41 三国小学校跡 -> 徒歩
11:44 駐車地点
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
R17 火打峠スノーシェード北側出口の駐車スペース利用。 10台以上駐車可能だが、朝7時半の時点でほぼいっぱい。 下山時には路肩にも車が連なっていた。 ※平標登山口駐車場は除雪されておらず駐車できない |
その他周辺情報 | 【風呂】猿ヶ京温泉 まんてん星の湯 \650(3H) |
写真
感想
久しぶりに山スキーの定番コースである平標山に行ってきました。
山頂から直接ヤカイ沢に滑り込む人も多いですが、林間滑降が好きな自分は途中まで尾根上を滑り、1800m辺りからヤカイ沢へ向け疎林帯の斜面を滑るようにしています。雪崩の心配も少ないですし。
この日は新雪ながらも雪は重め。今シーズンはこれまでパウダーばかり滑っており、久しぶりの重い雪に少々手こずりましたが、コース自体はまさに山スキー向き。特にヤカイ沢に出るまでの疎林帯の斜面は素晴らしいの一言です。
最近は静かな山行を楽しめる隣の日白山に登ることが多いのですが、さすが人気コースだけあって、なんだかんだでいい山だと思い返すこととなりました。
7:28 979m 駐車地点発。板を担いで登山道(平元新道)につながる林道に向かう。三国小学校跡地を突っ切れば近いのだが、雪で通れるかどうかわからなかったため、念のため別荘地(苗場ふれあいの里)入口のほうから回り込む(ちなみに小学校内も通ることができた)。
別荘地林道は圧雪路。スキーを履いてのシール歩きも可能だったが、そのまま最終除雪地点まで板を担いだまま歩く。
曇り空で時折雪もちらつくが、気温は高く、サングラスが曇って困る。
7:41 1015m 林道最終除雪地点。ここからシール登行。
しばらく登山道を歩き、河内沢の橋を渡った先で登山道を離れてヤカイ沢左岸を登る。雑木帯だが、ルートを選べば木に邪魔されることなく歩くことができる。
新雪は10cm程度。トレースも付いているので楽に歩ける。
8:47 1400m この先、ヤカイ沢は急勾配になり直登は厳しくなる。なので南東に向きを変え、南西尾根から回り込む。
まずは南西尾根までの登り。傾斜は増すが、ブナの疎林帯で登っていて気分は良い。
南西尾根は普段は風が強く、クラストして雑木が露出しているところもある。場合によっては右斜面から回り込むこともあるが、今日はその必要もなく、雑木を避けながら尾根上を直登する。
この辺りから天気は回復し始め、青空も見えるようになるが、下からはガスがどんどん上がってくる。山頂に着く頃には折り悪くガスに包まれるかもしれない。
9:58 1863m 平元新道合流。あとは山頂まで緩やかな尾根を登るだけだが、案の定ガスが上がってきて、辺りは真っ白に。すぐ隣の仙ノ倉山の姿も見えない。
10:16-10:49 1982m 平標山。ガスで展望はなし。それはよいが、滑降ルートが見えないのは困る。そのうち晴れるはずだと、視界が良くなるまで待つことにする。
ガスが薄れたところで滑降開始。しばらく稜線上。傾斜は緩いが、硬い根雪の上に適度に新雪が被さり、思いのほか滑りやすい。
1820mで尾根を外れ、ヤカイ沢へドロップ。出だしこそ木は多いが、すぐに素晴らしい疎林帯の斜面となる。ただし新雪ながら雪は重め。イメージ通りにターンを決められず歯がゆい思いをする。むろん自分の実力がないだけで、コース自体は最高だ。
1400mでヤカイ沢の広い谷底に出るまで、素晴らしい斜面を堪能する。
ヤカイ沢に出ると傾斜は緩くなり、3月くらいだと雪が腐ってあまり楽しめないことも多い。が、今日は問題なし。ところどころ根雪が出てターンしづらいところもあるが、板は良く滑り、狭い樹林帯もスムーズに滑り抜けることができる。
11:32 1056m 平元新道合流。河内沢の左岸に渡ると傾斜はなくなり、多少ストック漕ぎが必要になる。
最終除雪地点から先の圧雪路もそのままスキーで滑り、あっという間に三国小学校跡の脇に出る。ここで滑降は終了。駐車地点までは三国小学校の敷地内を通ってすぐそこだ。
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