ゴジラの背!北穂高岳東稜


- GPS
- 32:42
- 距離
- 41.2km
- 登り
- 2,516m
- 下り
- 2,504m
コースタイム
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 4:46
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 3:20
- 合計
- 11:59
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
北アルプスバリエーション入門編、ゴジラの背こと北穂高岳東稜に登ってきた。
前週起きた地震の影響が気がかりではあったが、登山道に特段のダメージはないようだし、数日様子を見て地震活動も一旦落ち着いたように思われたのでアタックを決定。
前週と同じくあかんだなから上高地へ入山、一路涸沢を目指す。長くてかったるい歩きと思っていたら徳沢の手前でフォロワーさんとバッタリお会いし、楽しい道中を過ごす。聞けばあちらも北穂東稜に行くとのことで、われわれだけではないことが分かりなんとなく心強い。涸沢では小屋の生ビールで乾杯してこの日はお開きに。
アタック日となる2日目は朝4時に涸沢をスタート。まずは一般登山道を進み、取り付きから北穂沢のガレ場をトラバースする。やや左上の支稜に向かう先行ptがいたが、われわれはガレ場を真っ直ぐ突っ切って正面に見える支沢の右俣へ。程なくしてフォロワーさんも同じコースを追いついてきた。踏み跡はあるのかないのか微妙だが、なんとなく安定してる場所を選びながらガレたルンゼを詰め東稜のコルに乗り上げる。
コルではちょうどご来光が迎えてくれた。空もスッキリ晴れて最高の気分。フォロワーさんには先行してもらい、われわれはここでハーネスを装着。
コルからはいよいよお待ちかねの岩稜歩き。難しいルーファイを強いられることも特になく、適当にリッジを辿っていく。岩も安定していて気持ちよく、あっという間に核心のゴジラの背に到着する。
核心部はそのまま行けそうだったが、練習の意味も兼ねてロープを出す。ギャップを越えてピナクル状の大岩の基部でビレイオン。リッジを乗越して右側に回り込み、少し進んだところにあったピナクルでピッチを切る。2ピッチ目は馬の背状のナイフリッジを渡り、やはりピナクルで終了。その先のコルへの下降も余裕でクライムダウンできそうだったが、せっかくなのでロープを投げて懸垂下降した。
コルからは小一時間登り返して北穂の山頂へ。途中巻道から大キレットの登山道に合流しそうになるなどのハプニング?もあったが、軌道修正して無事に北穂小屋のテラス直下に飛び出し、バリエーション部分は終了。
北穂小屋で一息ついたのち、駆け足で南稜を下山、そのまま撤収して上高地に下り山行終了となった。
北方稜線に続き2回目のバリエーションルートとなったが、今回はいちおうロープを使う場面もあり、アルパインっぽい雰囲気を味わえて楽しい山行になった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する