(ハイキング放浪記 東北編10) 230814の(2) 恐れ多くも天皇山、伝説が残る山
- GPS
- 00:11
- 距離
- 334m
- 登り
- 30m
- 下り
- 25m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 丸山ラーメン(五所川原) |
写真
感想
「天皇山」この名前、畏れ多いですよね。この名前の山が青森県にあるんです。今は「つがる市」となりましたが旧木造町の最高峰です。
なぜ、この名前がついたのかについてはやはり伝説があるからだそうです。
地元にはこんな言い伝えがあるそうです。
「壇の浦での源平の戦いで安徳天皇は、二位の尼(平清盛の妻で、天皇の祖母)に抱かれて海に身を投じたことになっているが、投身したのは実は安徳天皇ではなく、安藤水軍の将・塩飽次郎左衛門の子辰丸だった。安徳天皇は安藤水軍にかくまわれて津軽に逃れ、天皇山に宮をつくりそこに住んだ。ところが、津軽の冬の寒さに驚いた安徳天皇一行は、安藤船に乗って中国に渡った」
伝説によると、一時ここに安徳天皇がお住まいになっていたということだそうでこの名前になったとか。
しかしながら、この名前の山だからこそ、明治時代以降は「畏れ多い山」となり、気軽に口に出すことができない山になったそうです。
海岸線に向かって直角に伸びる砂山は珍しいそうで、昭和50年にここは国定公園の一部となった。それからは、木の伐採もできず地元の人たちの整備はあまり入らなくなったと言う。そして、当時の地元の人たちは「天皇山」という名前を恐れ多くて言えず「高山」と読んでいたのだそうだ。
各地に伝説がある、北海道平取町には義経神社がある。源義経が戦火を逃れて北海道に至ったと言う伝説、そこからチンギスーハンになったと言う伝説もある。
青森県にはキリストの墓という場所もある。キリストと弟のイスカリが逃れて青森県に辿り着いたと言う伝説だ。
本当かどうかは今となってはわからない、でも、それもいいではないか。そう思えた山でした。
この日は弘前まで行って車中泊、次の日に関西方面は台風が来るが東北方面への影響はどうだろうか。そのリサーチをしながら就寝した。
コメント
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天王山ではなく天皇山……受ける印象からして異なりますよね。
分県Gで紹介され、駅から登山(歩行?)できそうなので、大人休日倶楽部パス期間にいつも候補先にするのですが……先送り・後回しになっちやいます。
拙者も煮干しラーメンのスープは最後までズズズっと飲み干します
隊長
ネット上で、この山を見つけたとき、行く機会があるかな?と隠れて狙っておりました。伝説がある山って夢がありますよね。
「伝説が残る山100選」なんてリストがあったら絶対に取り上げられるような気がします。
逆に、このような伝説があるからこそ「県別リスト青森県の山」に選ばれているのでしょう。これはこれで、いい時間だったと思いました。
よく見てみると、南のほうに五能線の線路が走っていて、駅もありますね。往復10キロ歩くことを考えれば、きっと交通機関だけで行ってくることができる山なのだと思います。隊長がこの山にどのようなスタイルで登ってくるのかを読むことを楽しみにしています。
今回食べた煮干しラーメンの店「丸山ラーメン」、あっさりとした味で美味しかったです。
後で知ったのですが、昔、山内丸山遺跡の近くにあったラーメン屋で五所川原に引っ越してきたのだとか。移籍前から名店とされていた店だったようです。
aideiei@岩手県でした。
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