富山・伊予ヶ岳ハイキング(南房総)
- GPS
- 03:58
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 741m
- 下り
- 689m
コースタイム
天候 | 晴れ(風強い) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
トミーバス(南房総市市営路線富山線) 路線・時刻表など: http://www.city.minamiboso.chiba.jp/0000000796.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
伊予ヶ岳の山頂直下はロープ、鎖のある岩場の急登です。登るときは危険はないと思いますが、下りはなれない方で「渋滞」していました。 岩場ではストックなど手をふさぐものをしまう、時間がかかりそうなときは順番をゆずって焦らずにゆっくり下りるなど、気をつけてください。 |
その他周辺情報 | 道の駅に「網納屋」という漁協の直営食堂があり、海の幸が食べられますが、ドライブのお客さんでお昼時は大変混雑していました。正午から1時くらいまでをはずせば、少し待てば入れると思います。 「網納屋」ホームページ: http://www.tairyou.com/amina.htm 道の駅には地域の特産物の販売所もあります。野菜が安かったです。ただし人気のある野菜はお昼過ぎには売り切れていくようでした。 岩井駅周辺の日帰り温泉ですが、駅の南にある岩婦温泉は、2015年2月現在、すでに2軒とも営業をしていないと、道の駅の観光案内所のような場所で聞きました。 岩井海岸で日帰り入浴をやっているのは、グランビュー岩井1軒だけで、午後3時からのようです。 グランビュー岩井のホームページ: http://www.grandview-iwai.com |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
保険証
時計
タオル
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
非常食
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
|
感想
週間予想天気図をみていると雪が積もって道が凍るかもしれないなあ、と思っていたところ、やはり金曜日の雪で高尾山も積雪したと聞き、高尾陣馬の縦走ではなく、雪の降らなかった南房総の山に、行く先を変更しました。
中学校1年生の息子とのハイキングです。
愛媛県(伊予の国)の石鎚山に似ているから伊予ヶ岳と名付けられた割には、いまは「房総のマッターホルン」という新しいニックネームをつけられてしまった(?)伊予ヶ岳。
南総里見八犬伝の舞台である富山。このふたつをつないで岩井駅から歩きます。バスの時間にまにあえば、バスで戻ってきて海の幸を食べる。バスに間に合わなければ2時間くらい、帰り道もテクテク歩こうか、というプランとしました。
冬型の気圧配置で北風が強く、内房線は強風による7分遅れでの運転。
岩井駅でおりるとハイカーの多さに苦笑するほど。岩井海岸といえば海のまちだと思っていたのに。
富山にむけて舗装道路を歩きました。工事をしているところもあり、車の通行がかなりあったので注意が必要でした。
ちなみに歩くところは、舗装された道が終わると階段の連続。富山に関しては、観光客でも歩いて登れるように、という観点で整備されているのかもしれません。
「伏姫籠穴」は、みなさん門の前で休憩していましたが、穴まで見に行く人は多くないようでしたね、ハイカーでは。でも、往復10分くらいですし、せっかくの南総里見八犬伝の舞台ですし、穴のそばには梅が咲いていましたし、私たちは伏姫籠穴を見によってよかったです(多くのハイカーは過去に見に行ったことがあるのかもしれませんね)。
少し汗をかきながら富山の北峰の展望台につくと、そこからはとても大きな富士山、三浦半島、伊豆半島、伊豆諸島と良い景色でした。伊豆諸島には友人・知人が多いので、伊豆諸島がみえるとなんとなくうれしくなります。
ちなみに、東京都心部から房総半島にいくと富士山から遠ざかるという意識があったのですが、地図をみると、南房総では、東京都心よりも富士山に近くなっているのですね。
晴れていたため、きれいにみえました。ただし、少々風が強かったです。
ここまで看板・標識は非常に「親切に」設置されていました。
標識の案内にしたがって、伊予ヶ岳のほうへと富山をおります。海岸から342mまで登り、そこから標高100mまでおりるわけです。そして次の伊予ヶ岳でまた336mくらいまで登る。二つを組み合わせて歩くと、気持ちよい運動になりました。
富山をおりてから伊予ヶ岳までは道路を歩くことになりますが、標識はとくにありません。ただし、おそらく迷わないと思います。そう考える理由は、一つは、伊予ヶ岳から富山へと、逆向きに歩いてくるハイカーと何度もすれ違ったからです。もう一つは、富山を下りはじめると、伊予ヶ岳が大きな存在感で目の前に見えるからです。歩いている間、だいたい見えています。見えている方向に歩いて行くと着くと思います(お天気が悪ければ見えないかもしれませんね)。
六地蔵登山口にはハッキリとした看板がありますし、そこから先は富山と同じで標識も多くなりました。岩場もふくめて、とくに難なく山頂まで登れました。
だいたいいつも子どもを先に行かせるのですが、その歩くようすを見ていると、中学生だけに、ぐんぐんと大きくなっていくなあ、と思いました。毎日みていると気づかないのですが、山を歩いていると、その歩き方に、しっかりしたものが出てきている感じがしました。
そろそろ、「子連れ登山」というカテゴリにはあてはまらないかも、と思いましたね。
伊予ヶ岳は、たくさんのハイカーでにぎわっていました。小さな子どもから杖をついたお年寄り、そして大人数のパーティまで。
ただし、写真のコメントにもかきましたが、みなさんご存じのように山頂の直下が岩場になっていて、そこも、登るときはまあ問題ないと思うのですが、下るときはとくに、ストックはザックにしまう、時間がかかるときは待っている後の人に順番をゆずって、あせらずにゆっくりと下りる、とか、事故のないように気をつけていただければ、と思います。
私たちは岩場を下りたあと、南側の神社の登山口へ下り、そこにあるバス停「天神郷」から市営のトミーバスにのって岩井駅方面に帰りました。
道の駅によって海の幸を食べることはできましたが、温泉は岩婦温泉が2軒とも営業していないということで、今回は入らずに東京へと戻りました。
帰りの駅もまた、ハイカーでにぎわっていました。
バスを使うとコースタイムが3時間半から4時間くらい。
なまった体にはちょうどいい運動でした。
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