(ハイキング放浪記 東北編11) 七時雨山は超気まぐれな山でした。
- GPS
- 02:02
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 596m
- 下り
- 597m
コースタイム
- 山行
- 1:47
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 1:58
天候 | 曇り時々晴れ、のち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 花輪サービスエリア ある山の登山口→撤退 |
写真
感想
実はこの山を候補にしたのは3回目であります。2年前には北海道からの帰りに田代平登山口までやってきたが、草が水に濡れていて断念、そのまま秋田方面に引き返した。
今回の旅でも、一度この山を候補にして岩手町の道の駅に車中泊したが朝方から雨が降り出して断念、その日は久慈市内観光に費やしました。
本当にこの山は気まぐれな山です。名前からしてそうではありませんか。「時雨」というのは、急に降る雨、にわか雨、通り雨、そんな意味です。街の中だったら、どこか軒下で雨宿り、あの人にも一度会わせてちょうだいませませ〜♬となるのでしょうけど、山ではそうはいきません。
しかも1日に7回も時雨があると言うのですから、本当に気まぐれな山です。シェフの気まぐれサラダか、きまぐれオレンジロードか、キマグレンの地元への対応か、相手をする側としては、とにかく気をつかうところです。
今回、弘前市の道の駅で車中泊をして、この山に登れないかどうかを検討していました。天気とくらすでは、9時と12時にB判定、それ以外は全てC判定です。3回目ですから、多少無理をしてでも登ろうと思っていました。そこで出した結論は2つ、1つ目は8時台から上り始めること、もう一つは、メインとなる田代平登山口ではなく、裏側から昇る牧野登山口から登ることです。できるだけ距離を短くし、山行時間も短くし、とにかく2つの山頂にたどり着いて、ピストンで下ってくること。それのみを目的にしました。
そして、青森県から岩手県に入るということは、この旅が後半に入りつつあるということ、これからはな南下しながらの旅だということです。楽しい旅もいつかは終わることを考えながら時間を大事にしたいですね。
七時雨山は「日本百低山」に選ばれています。私は現在95座まで登っています。このリストは101座ですので、残りは6座、そのうちの1つなのです。秋田の太平山は、豪雨の被害でメインの登山口に向かうルートが通行止めとなっているので、今回は遠征の対象から外しています(違うルートから、かなり苦労をして山頂に到達する事はできるようです。)
なので、今回の東北遠征で「七時雨山に登る」事は、自分の中ではかなり大きい目標になっていました。
七時雨山は、かなり大きいカルデラを持つ火山で、もうすでに活動を終えています。しかしながら、歴史上数回「鳴動した。」と言う記録が残っています。2つのピークは、それぞれ溶岩円頂丘(溶岩ドーム)と言われており、1,100,000年前から900,000年前あたりに活動した後、風化によりなだらかな山になったことを表しています。
田代平登山口から山を眺めると、これらの様子が手に取るようにわかります。
さすがに今日登った人はほとんどいないと思われます。ただ下山してから田代平登山口に行くと数台車が止まっており、観光客が山を眺めていました。また、自転車の準備をしている人が多数おり、この火山を眺めながら、自転車を走らせと多分気持ち良いのだろうということが容易に想像することができました。
私はその後北上川の源流に出向き、最初の流れを撮影してきました。その後次の山に向かっていきますが、登山口にたどり着いたときには大雨、雨雲レーダーを見ていると全くないのですが、豪雨。片道1キロ半で登ってコレル山だったのですが、20分ほど待って私は諦めました。
よって、この日の記録はこの山のみです。
それでも、紆余曲折あったこの山に登ってくることができただけでも、有意義な1日だったと思っています。この日のうちにさらにまた結構走り、次の日の目的地の近くに行ったのですが、またまた天気予報がはずれ、次の日の早朝に一気に100キロほど走ることになりました。あー、ガソリンがもったいない。
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