秩父槍ヶ岳とコンサイス秩父槍ヶ岳周回

2023年08月16日(水) [日帰り]

• GPS: 06:27
• 距離: 5.6km
• 登り: 1,114m
• 下り: 1,108m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:02
• 休憩: 0:26
• 合計: 6:28

距離 5.6km 登り 1,114m 下り 1,114m

9:27 スタート地点
13:02 13:28 秩父槍ヶ岳
14:20 14:21 コンサイス秩父槍ヶ岳
15:55 ゴール地点

天候

曇り一時雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

祝！中津へ行けるようになった！
相原橋バス停前東屋にバイクを駐輪

コース状況／危険箇所等

登山口が閉鎖されているとおり、全て一般登山道ではないです。

元々の野鳥の森までの登山道も、一部崩落して道型が消えているところがあります。
頂上から稜線ルートは、槍ヶ岳以外のピークが３つほどあり、全てが岩稜帯でルートファインディングが必要です。降りるところによってはローブで安全確保して懸垂下降する必要あります。

直登ルートで登りました。
前半は、尾根ルートなので、急登ですが、拍子抜けするほど道型が解るので、楽観してました。
１つ目の崩落している岩肌は、直登を試みたところ、切れた岩が不安定なため、岩肌を巻きながら登ります。倒木などで解りにくいため、ここからハーネスとヘルメット着用して、安全確保のためのギアを用意して、かけ替えながら巻いて上へ進みます。

頂上下の核心部には、12mmの2本の残置ロープがあります。一本は経年変化が著しく、力をかける事は止めましょう。もう一本のロープはそこそこしっかりしているため、タイプロックを取り付けて安全確保しました。
岩肌は垂直ではないため、安全確保すれば登攀できます。

ここを安全に登りきれば、頂上のゲートをくぐれます。

稜線ルートは、降りる時はロープを出したほうが楽です。

登る時は、ピッケルを挿して手掛かりを付けて登る方が楽です。

その他周辺情報

大滝温泉は源泉の配管補修のため、まだ風呂は休止してます。

写真

8/16 16:15

あれが秩父槍ヶ岳

8/16 16:15

相原橋のひとつ下の橋から撮影

8/16 9:38

登山口閉鎖されてます。
だから、ヤマレコからもルートが消えていたんですね。

8/16 9:41

自己責任で入ります

8/16 9:57

まだ序の口

8/16 12:17

とうとう靴がイカれてしまった。
スリング巻いて凌ぐ、緩む、また締めるの繰り返しなので、もう地下足袋のつもりで行くしかないなぁ

8/16 13:26

登りきった！ゲート

8/16 13:26

この山名標は貴重やな

8/16 13:27

いちおう、装備の写真

8/16 13:35

頂上下りて、次のピークから赤岩尾根ルート

8/16 14:00

ここはピークだけど、何もない

8/16 14:10

やっとこ、コンサイス秩父槍ヶ岳

8/16 14:11

コンサイスも消えかけている

8/16 14:28

野鳥の森頂上の分岐は行かず、この先から巻道を下りてきました。
この下にも似たような通せんぼありますが、2つ目が巻道です。

8/16 14:39

散らばっていたので、かき集めて

8/16 14:41

急登を急降下

8/16 14:44

いつから、この蚊取り線香はあるんや？

8/16 14:54

岩の沢道をとっこし、靴が壊れてなければどうってことはないけど、

8/16 15:15

抜け落ちてるけど、雪か落石か、

8/16 15:26

沢まで降りる道になるようてす。

8/16 15:38

いくつか橋がある。まだしっかりしている

8/16 15:39

渓谷が癒やされる

8/16 15:55

やっと下りて来れました。
靴が破損したので、相当な時間が掛かったので、大変でした。

8/16 15:54

この東屋は、しっかりしている。
トイレもキレイになってました。
トイレの水は、下りてきた渓流からひいているようです。

撮影機器：

OPPO Reno A OPPO

感想

おおしま

１つ目の登攀箇所で、靴が大破してしまい、スリングや細引き等で補修しては登り、登ると緩み。また補修して登りで、余計に時間が取られてしまい、頂上で休むこともせずに降りる羽目になりました。古くて固くなったソールは粘り気がなく、あっという間にクラックが入りベロンと剥がれてしまうようです。頂上からはソールは諦めて、地下足袋状態で進みましたが、降りてくると川筋の岩だらけで、足の置き場所を確認しながら歩を進めるため、時間が掛かったけど、無事に下りて来れました。

稜線ルートは、両神山の八丁峠ルートの様な、登っては降りての繰り返しです。登攀装備は必須ですが、こういう道が好きな人にはたまらなく面白い道です。

中津へ行けるようになったのは今月からですが、稜線に上がるまでの登山道は意外と道型が残っており明瞭です。
ヤマレコに記録は上がってないけど、登山者はいるんですね。

今日はバリエーションルートから登り、元々の登山道で降りたため、誰にも会わなかった山行でした。

登る前に駐車場には、５台くらい車が停まってましたが、みんな釣りだったのかな。