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Yamareco

記録ID: 5852754
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無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

道東遠征②【斜里岳】眺めて素晴らし、登って良し、濡れて楽し

2023年08月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:42
距離
9.7km
登り
1,014m
下り
1,016m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:10
休憩
0:32
合計
5:42
距離 9.7km 登り 1,022m 下り 1,016m
6:22
6:23
79
7:42
7:45
37
8:22
8:46
33
9:19
9:21
34
9:55
39
10:34
10:36
30
11:20
清岳荘 登山口
天候 曇のち雨
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
清岳荘駐車場:朝5時半で10台程度。予報が悪かったので少なかったです。駐車場協力金100円。
清岳荘にお手洗あり。利用料100円。下山時にもお借りしたときは料金はいいよと言われました。
登山届は下山時にも時間を記入。
コース状況/
危険箇所等
林道が終わると、渡渉の繰り返し。二股まででも10回以上。二股からの旧道はさらに渡渉が続き、滝の脇をよじ登って行くようなところもあります。流れが小さくなると稜線までは胸突八丁の急登。馬の背から稜線わずかで山頂。
下山の新道は熊見平までは緩やかなアップダウンの稜線歩き。そこから二股までは激下り。二股からは再び渡渉を繰り返しながら往路を戻ります。
基本的に登りは旧道、下りは新道が推奨されています。旧道の滝の斜面を下りるのはかなり危険だと思います。
その他周辺情報 前泊:ロッジ風景画 宿からの斜里岳の眺めが抜群。ご主人は斜里岳の登山道整備やネイチャーガイドなどのほか町の観光協会などにも携わっている方で、いろいろなアドバイスや見どころを教えていただきました。
http://fuukeiga.net/
日帰り温泉:ホテル緑清荘(450円)
下山後のランチ:TOKO-TOKOカフェ
登山前日
宿泊したロッジ風景画の前からの斜里岳
長い裾野と切り立った山頂部が何とも格好良い
登山前日
宿泊したロッジ風景画の前からの斜里岳
長い裾野と切り立った山頂部が何とも格好良い
宿から車で20分ほどで登山口
天気予報が良くないので少ないです
奥の建物が清岳荘
2023年08月20日 05:24撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 5:24
宿から車で20分ほどで登山口
天気予報が良くないので少ないです
奥の建物が清岳荘
登山者名簿を記入し出発
2023年08月20日 05:37撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 5:37
登山者名簿を記入し出発
しばらく林道歩き
2023年08月20日 05:42撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 5:42
しばらく林道歩き
15分ほどでようやく登山道に入ります
2023年08月20日 05:50撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 5:50
15分ほどでようやく登山道に入ります
少し進むと早速沢に出て渡渉
2023年08月20日 06:03撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 6:03
少し進むと早速沢に出て渡渉
渡渉で右岸、左岸を行ったり来たりを繰り返します
2023年08月20日 06:05撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 6:05
渡渉で右岸、左岸を行ったり来たりを繰り返します
だいたい石を伝いながら歩けますが、それほど深くないので自信がなければ水に入ってしまったほうが安全です
2023年08月20日 06:11撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 6:11
だいたい石を伝いながら歩けますが、それほど深くないので自信がなければ水に入ってしまったほうが安全です
ここはヘツリのようなところを横バイで
2023年08月20日 06:13撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 6:13
ここはヘツリのようなところを横バイで
仙人洞
2023年08月20日 06:16撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 6:16
仙人洞
旧清岳荘跡
昔はこんな奥に小屋があったんですね
2023年08月20日 06:23撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 6:23
旧清岳荘跡
昔はこんな奥に小屋があったんですね
二股分岐
登りは左の旧道から、帰りは右の新道から降りてきます
2023年08月20日 06:24撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 6:24
二股分岐
登りは左の旧道から、帰りは右の新道から降りてきます
ダイモンジソウ
2023年08月20日 06:27撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 6:27
ダイモンジソウ
旧道に入ると次々と滝も出てきます
2023年08月20日 06:46撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 6:46
旧道に入ると次々と滝も出てきます
立派な滑滝です
2023年08月20日 06:46撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 6:46
立派な滑滝です
鉄分が多いため、岩肌は赤茶色に変色。そのためか意外と滑りません。
2023年08月20日 06:49撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 6:49
鉄分が多いため、岩肌は赤茶色に変色。そのためか意外と滑りません。
滝の横の斜めったところを進みます。
鎖とかもないので、流れに落ちないよう慎重に歩きます
2023年08月20日 07:10撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 7:10
滝の横の斜めったところを進みます。
鎖とかもないので、流れに落ちないよう慎重に歩きます
ルートを見極めるのもこのコースの楽しみの一つ
2023年08月20日 07:18撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 7:18
ルートを見極めるのもこのコースの楽しみの一つ
霊華の滝
滝を途中で横切り、左側を登って行きます
2023年08月20日 07:20撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 7:20
霊華の滝
滝を途中で横切り、左側を登って行きます
滝の横というかほとんど滝登り
足を滑らせたり踏み外したら滝の下まで滑落なので、慎重に登ります
2023年08月20日 07:22撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 7:22
滝の横というかほとんど滝登り
足を滑らせたり踏み外したら滝の下まで滑落なので、慎重に登ります
登山道というより沢を歩いているようなもの
2023年08月20日 07:32撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 7:32
登山道というより沢を歩いているようなもの
上二股の分岐までくると沢も終わり
2023年08月20日 07:39撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 7:39
上二股の分岐までくると沢も終わり
今度は胸突八丁の急登
2023年08月20日 08:00撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 8:00
今度は胸突八丁の急登
馬の背で展望が開けて、山頂まであとわずか
2023年08月20日 08:09撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 8:09
馬の背で展望が開けて、山頂まであとわずか
あちらは東斜里岳かな
登山道あるように見えますが登れないみたいです
2023年08月20日 08:12撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 8:12
あちらは東斜里岳かな
登山道あるように見えますが登れないみたいです
山頂直前の鞍部に斜里岳神社
2023年08月20日 08:18撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 8:18
山頂直前の鞍部に斜里岳神社
斜里岳(オンネヌプリ)登頂
斜里岳(オンネヌプリ)登頂
なんとか景色が見えるうちに着きました
2023年08月20日 08:26撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 8:26
なんとか景色が見えるうちに着きました
一段下がったところに三角点
2023年08月20日 08:27撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 8:27
一段下がったところに三角点
清里町、斜里町方面
2023年08月20日 08:32撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 8:32
清里町、斜里町方面
オホーツク海の海岸線と彼方に薄っすらと羅臼岳
2023年08月20日 08:33撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 8:33
オホーツク海の海岸線と彼方に薄っすらと羅臼岳
羅臼岳ズーム
(奥の薄っすらと見える山)
2023年08月20日 08:38撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 8:38
羅臼岳ズーム
(奥の薄っすらと見える山)
雨が落ちてきたので下山
馬の背まで降りてくると真っ白
2023年08月20日 08:58撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 8:58
雨が落ちてきたので下山
馬の背まで降りてくると真っ白
上二股の分岐に携帯トイレブースがありました
2023年08月20日 09:21撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 9:21
上二股の分岐に携帯トイレブースがありました
新道は稜線歩き
天気良ければ最高の見晴らしが広がってそう
2023年08月20日 09:42撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 9:42
新道は稜線歩き
天気良ければ最高の見晴らしが広がってそう
ハイマツの中の一本道と霧に浮かぶ斜里岳?
2023年08月20日 09:50撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 9:50
ハイマツの中の一本道と霧に浮かぶ斜里岳?
熊見峠
稜線歩きはここまで、ここから沢まで急降下
2023年08月20日 09:54撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 9:54
熊見峠
稜線歩きはここまで、ここから沢まで急降下
雨でぬかるみ滑りやすくなっているので注意します
2023年08月20日 10:01撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 10:01
雨でぬかるみ滑りやすくなっているので注意します
ようやく二股に戻ってきました
雨が降っていたので、山頂からここまで休憩なしで一気に下ってきました
2023年08月20日 10:32撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 10:32
ようやく二股に戻ってきました
雨が降っていたので、山頂からここまで休憩なしで一気に下ってきました
帰りも渡渉を繰り返します
雨で頭から足元までびしょ濡れなので、気にせず水の中をジャブジャブと進みます
2023年08月20日 10:42撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 10:42
帰りも渡渉を繰り返します
雨で頭から足元までびしょ濡れなので、気にせず水の中をジャブジャブと進みます
最後まで沢遊びが続きます
2023年08月20日 10:52撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 10:52
最後まで沢遊びが続きます
林道に出て登山口まで戻ります
2023年08月20日 11:06撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 11:06
林道に出て登山口まで戻ります
途中、たくさんのキノコが生えていました。
2023年08月20日 11:17撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 11:17
途中、たくさんのキノコが生えていました。
清岳荘のある登山口でゴール
雨だったにも関わらず、とても楽しく歩けました
2023年08月20日 11:21撮影 by  E-M1MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8/20 11:21
清岳荘のある登山口でゴール
雨だったにも関わらず、とても楽しく歩けました

感想

20数年前、旅行で訪れた道東で車窓から見た斜里岳。まだ、全く山に興味ないころでしたが、その端正な格好良さに目を奪われたのを今でも覚えています。
今回の遠征でぜひとも登りたかったのがその斜里岳。微妙な天気予報に登るかどうか悩みましたが、朝起きてみると山頂まで良く見えて空も明るかったので迷わず出発。
予報もあまり良くなかったので、清岳荘の駐車場は空いていました。
歩き始めはしばらく林道を行きますが、登山道に入ってしばらくすると早速沢に出て渡渉。最初の渡渉でいきなりバランスを崩してドボン!これで吹っ切れて、後は無理をしないで水の中もジャバジャバ。10回以上は渡渉を繰り返し、二股分岐から先は滝のすぐ脇を登るようなところもあって、登山靴でも行ける沢歩きという表現がぴったりなコース。
山頂近くなると、霧がかかってきたり青空が拡がったりと目まぐるしく天気が変わりましたが、山頂に着くとオホーツク海や知床の山まで望むことができました。しかしそれもつかの間、15分くらいすると雨が落ちてきて、辺りもガスに包まれてしまいました。間一髪間に合って良かった。
下山の新道コースは展望の稜線を歩くコースですが、ほとんど景色は見えず、雨も強まり、濡れたハイマツと熊笹をかき分けながら歩いたので、全身びしょびしょ。熊見峠からの下りは良く整備されていましたが、雨でぬかるんだ急な下りは特に気を付けました。
北海道の短い登山シーズンということで、昨日羅臼岳を登っていた方に何人かお会いしました。
渡渉、沢登りで水と戯れ、アスレチックなコースは夏にぴったり。下山するときには頭から足までびしょ濡れになっていましたが、童心にかえってワクワクしながら歩けて、とっても楽しい山でした。
山頂や稜線からのクリアな展望も見てみたいし、この沢歩きは病みつきになりそう。ぜひまた天気の良い時に再訪したい山です。

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3/5
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