道東遠征②【斜里岳】眺めて素晴らし、登って良し、濡れて楽し
- GPS
- 05:42
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,014m
- 下り
- 1,016m
コースタイム
天候 | 曇のち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
清岳荘にお手洗あり。利用料100円。下山時にもお借りしたときは料金はいいよと言われました。 登山届は下山時にも時間を記入。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道が終わると、渡渉の繰り返し。二股まででも10回以上。二股からの旧道はさらに渡渉が続き、滝の脇をよじ登って行くようなところもあります。流れが小さくなると稜線までは胸突八丁の急登。馬の背から稜線わずかで山頂。 下山の新道は熊見平までは緩やかなアップダウンの稜線歩き。そこから二股までは激下り。二股からは再び渡渉を繰り返しながら往路を戻ります。 基本的に登りは旧道、下りは新道が推奨されています。旧道の滝の斜面を下りるのはかなり危険だと思います。 |
その他周辺情報 | 前泊:ロッジ風景画 宿からの斜里岳の眺めが抜群。ご主人は斜里岳の登山道整備やネイチャーガイドなどのほか町の観光協会などにも携わっている方で、いろいろなアドバイスや見どころを教えていただきました。 http://fuukeiga.net/ 日帰り温泉:ホテル緑清荘(450円) 下山後のランチ:TOKO-TOKOカフェ |
写真
感想
20数年前、旅行で訪れた道東で車窓から見た斜里岳。まだ、全く山に興味ないころでしたが、その端正な格好良さに目を奪われたのを今でも覚えています。
今回の遠征でぜひとも登りたかったのがその斜里岳。微妙な天気予報に登るかどうか悩みましたが、朝起きてみると山頂まで良く見えて空も明るかったので迷わず出発。
予報もあまり良くなかったので、清岳荘の駐車場は空いていました。
歩き始めはしばらく林道を行きますが、登山道に入ってしばらくすると早速沢に出て渡渉。最初の渡渉でいきなりバランスを崩してドボン!これで吹っ切れて、後は無理をしないで水の中もジャバジャバ。10回以上は渡渉を繰り返し、二股分岐から先は滝のすぐ脇を登るようなところもあって、登山靴でも行ける沢歩きという表現がぴったりなコース。
山頂近くなると、霧がかかってきたり青空が拡がったりと目まぐるしく天気が変わりましたが、山頂に着くとオホーツク海や知床の山まで望むことができました。しかしそれもつかの間、15分くらいすると雨が落ちてきて、辺りもガスに包まれてしまいました。間一髪間に合って良かった。
下山の新道コースは展望の稜線を歩くコースですが、ほとんど景色は見えず、雨も強まり、濡れたハイマツと熊笹をかき分けながら歩いたので、全身びしょびしょ。熊見峠からの下りは良く整備されていましたが、雨でぬかるんだ急な下りは特に気を付けました。
北海道の短い登山シーズンということで、昨日羅臼岳を登っていた方に何人かお会いしました。
渡渉、沢登りで水と戯れ、アスレチックなコースは夏にぴったり。下山するときには頭から足までびしょ濡れになっていましたが、童心にかえってワクワクしながら歩けて、とっても楽しい山でした。
山頂や稜線からのクリアな展望も見てみたいし、この沢歩きは病みつきになりそう。ぜひまた天気の良い時に再訪したい山です。
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