るんるん気分で 長瀞アルプス お散歩なのだ!
- GPS
- --:--
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 975m
- 下り
- 931m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り 秩父鉄道長瀞駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
長瀞アルプスハイキングコース地図 西武鉄道HPより http://www.hikingmap.jp/hikingmap/pdf/course_hod.pdf これをダウンロードし、持って行った。 前半 波久礼駅→日本の里→葉原峠→野上駅 基本的によく整備されてるが、前半は川っぷちを通る。増水していたら通らない方が無難であろう。(車道もある) 日本の里から風布みかん山に向かう分岐がわかりにくい。道路をまっすぐ行くと日本名水百選の日本水にたどり着くが、それ以前に林道から軽トラック一台分しか登れないような急登に向かわなければならない。そしてみかん園の中を歩く。仕事をしている人は全くいなかったのでよかったが、本当にここは歩いてもよいルートなのだろうか。 ここからは、基本的にはアスファルトの林道歩き。雪が残っているところもあるがアイゼンはいらない。 後半 野上駅→萬福寺→野上峠→宝登山→宝登山神社→長瀞駅 こここそ「長瀞アルプス」と呼ばれているところである。クッションが効き非常に歩きやすいが、山頂近くに200段の大階段がある。ここは登りで使いたい、下りであれば膝に来るかもしれない。 山頂はものすごい人であった。 登山道、下山道ともに泥んこの道、霜柱が解けたものであろうと推察する。 |
その他周辺情報 | 熊谷駅でうどん。つるつるして美味しいうどんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
靴
ザック
昼ご飯
行動食
地図(地形図)
コンパス
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
長瀞アルプス、蝋梅が咲く頃来たいと昨年春より温めていたのである。西武鉄道のHPよりダウンロードした地図を見て、今年こそ行くぞと息巻いていたところであります。
先週雪が降り、また木曜日に天気が崩れた。私が住む三浦半島では木曜日は1日中雨が降っていた。こちらは雪になっているだろうか・・・もし雪が積もっていたら今シーズンも縁がなかったなあ・・・と思っていた。
気象庁のアメダスでは、寄居・秩父両方とも降水はなかったようだ。そして仕事が終わり帰宅してヤマレコを見てみると、6日のレポートが2つ上がっていた、雪はついているがアイゼンなどは必要ないという様子であった。私はこのタイミングでここに行くことにしたのである。
また、長瀞アルプスだけで終わらせるのはもったいないと思い、西武鉄道HPに載っていた「葉原峠を越え風布みかんの里へ」というコースと2つ行くことにしたのである。地図によると両方とも野上駅起点としているので、「葉原峠を越え風布みかんの里へ」を逆回りにすることで、波久礼駅→葉原峠→野上駅→長瀞アルプス→宝登山→長瀞駅という、地図上では20.2kmを1日で歩くことにしたのだ。
前日に熊谷のネットカフェで寝て、朝食は松屋の朝食セット。そうして秩父鉄道乗り場に行くとなんと3分前に行ってしまったではないか・・・。ここで25分待ち・・・7:09分初の電車で波久礼駅に向かう。電車の中では眠ってしまうが、駅到着アナウンスの度に起きる。乗り過ごすこともなく無事に波久礼駅で降車できた。
準備運動がてら歩き始める。荒川を超え最初は土の道だ、数か所川を渡るところもある。皇太子殿下も来たことがあるらしい。ここは気分よく歩く。
さすがこの地域はどこにも蝋梅がある。庭先、そんなのも撮影しながらのんびり歩く。
日本の里(やまとのさと)は蝋梅だらけであった。そしてここはバーベキューなどをする自然体験施設のようである。しかし、私一人・・・。この前半部分は本当に人に合わない、私を抜いていった人が1人と、この日本の里で話しかけられた地元のおばあちゃんである。地元のおばあちゃんに「どこから来たの?」と聞かれたんで「神奈川県の葉山です。」と答える。「ああ、葉山ね。御用邸の・・」流石御用邸、埼玉の人にも知られているようだ。
ここら辺はあまり道しるべが多くない。私はルートミスをして日本水方面に登って行ってしまう。三叉路分岐があり、そこでルートミスをしたと気づいた私は「たぶんここに違いない」と登った道を下り始める。そして、みかん畑に向かう急登に向かった。
日本最北のみかん畑、と表示してあった。確かにそうでしょうな。営業は終えているがまだまだ実が鈴なりとついている。ここを登り切ったら、野上駅までひたすらに林道歩きである。太陽の光と熱を一身に浴びてるんるん気分で歩き続ける、時々出てくる雪もご愛嬌である。たしかに、アイゼンはいらない。ダブルストックがあればそれだけでよい。
岩根山関係の観光地は今回はスルーした。つつじ園はもちろん季節外だし、神社に向かおうとは思わなかった、ただただ気分よく林道を下るのみである。
かくして県道を経由して野上駅にたどり着いた。本当に静かな山行だった。
しかし、のごみ駅は登山客にあふれていた、10パーティくらいいるだろうか、電車からぞろぞろ降りて準備を始めていた。私はトイレを済ませ長瀞アルプスに向かうことにする。
こちらも最初は林道歩きだが、たくさんの標識がついている。きっと人気のコースなのだろうな。トレイルに入っても登る人、すれ違う人、休憩する人、たくさんの人たちがいた。そんな中尾根道を光を浴びながらるんるん気分で登っていく。
今日は泥が多い、泥の中に霜柱がたくさん見えることから、朝は霜柱を踏む道だったのであろう。それが時間がたちどろどろになったのであろう。できるだけ泥が付きにくいところを登る。
私の前にはカップルと単独行の人がいた、ちょうど私と同じくらいのぺースでほぼ同じ距離を保ちながら登っていく。カップルさんは野上峠を超えたところで休憩するらしく座り込んだ。私は休憩なしで抜いていく。
小鳥峠を越えたところでまた林道になる、泥に悩まされることはしばらくなさそうだ・・・。快調に登っていくと、登山口である。200段の階段があると地図に書いてある、お茶を飲み覚悟を決めて登り始める。そして、ここからが関東ふれあいのみちである。
もうすでに15km程歩いているだろうか、足の疲れがたまってきているのがわかる、普通のみちであれば何ともないのであるが、200段(一つ一つ段の高さがけっこうある)の急登りである。休みながら一歩一歩登っていく、そうすると蝋梅が出てきたいよいよ頂上なのだろうな・・・。
頂上は人でごった返していました。山名票のみ撮影しおにぎりと大福を食べる。そしていよいよ蝋梅タイムである、夢中で撮影する、構図、光の当たり方、いろいろなヴァージョンで撮影する。撮影しながらロープウェー山頂駅方面に降りていく。何と、ロープウェー山頂駅の外かなりの長さまで人の列が伸びているじゃないか。足がだめだったらロープウェー下山でもいいかと思っていたけど、これはだめだ。下山道を通った方が早い。
そう心を決めた私は下山を始める、しかし、泥、泥、泥だ・・・。泥ゾーンを下ると砂利と土の下り道を下っていく、下る人も多いし、今から登る人もかなり多い。きっとあの泥ゾーンで悩むんだろうなあ、と思いながらも下り続ける。中には一度登って下る最中だが「もう一度登りたい」と子供が言いだし、子供とお父さんのみまた登ろうとしている家族もあった、お母さんは下で食べ物を食べたいらしい。そんな様子もほほえましく見て、宝登山神社にたどり着く、あと1kmもない。
アスファルトの上を歩いて長瀞駅へ。電車は行ったばっかりで何と、25分待ちだそうだ。そして、たくさんの人がホームにいた、当然座れない。私が座れたのは「小前田」からである。
「次は・・・おまえだ 次は・・・おまえだ」私は捕えられているのか?何か悪いことをしたのか?何か疑心暗鬼になってしまった。
そんなこんなで、熊谷駅にたどりつきうどんを食べる。つるつるで美味。こんな日は、グリーン車で熊谷→戸塚→逗子、と戻ってきた。
楽しい一日、るんるん気分でがっつり歩けた一日でした。
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